2019/05/12のブログで紹介したヒオドシチョウの幼虫の群れは、2019/05/16には枝にぶら下がった数頭の死体を除いてはいなくなってしまっていました。薬剤散布によるものか、病気感染によるものか、わかりません。https://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/1d19cfb28157ed443559cac106101be7
その後も、そのエノキの傍を通るたびに気にしていると、2019/05/20に1頭のヒオドシチョウの終齢幼虫がエノキの幹を降りているのを見つけました。蛹化場所を探しているに違いありません(後日このエノキをよく見ると、ほかにもいくつか枝先の葉が食べられていたので、産み付けられた卵塊がほかにもあったのだと思います)。自宅に持ち帰って蛹化、羽化させることにしました。
自宅で飼育を始めたヒオドシチョウの終齢幼虫は、いっしょにいれておいたエノキの若葉を食べることなく、2019/05/21の午後3時ころに前蛹になっていることに気づきました。
翌日(2019/05/22)、妻が前蛹がしきりに動いているよと言ってくれたのに他のことをしていると、その1時間後、午後3時すぎに蛹化殻が落ちているのに気づきました。蛹化していたのです(前蛹になってから蛹化するまでほぼ1日でした)。せっかくの蛹化のダイナミックな瞬間を見逃してしまいました。
今度は、羽化の瞬間を見逃さないようにしようと蛹をときどき眺めています。
《薬剤散布?で死んでいたヒオドシチョウの幼虫 2019/05/16》
《エノキの幹を降りるヒオドシチョウの終齢幼虫 2019/05/20》
《エノキの幹を降りるヒオドシチョウの終齢幼虫 2019/05/20》
《前蛹となったヒオドシチョウ 2019/05/21》
《蛹化したヒオドシチョウ 2019/05/22》
《ヒオドシチョウの蛹化殻 2019/05/22》