もう八月、AAの夙川ミーティングが休止となって速くも5ヵ月経ちました。ボチボチ再開をと気運が高まってきたところに、早くも新型コロナ感染拡大の逆風が再び吹き荒れています。
実は7月下旬に、教会側から再開に当たっての条件が提示され、話し合いの場も設けられました。
最大の懸案は、参加者の連絡先確認と定員制限でしたが、こちらから具体的な対処法を提示し、教会側も納得できる形でうまく折り合いが付きました。
これからは、高濃度アルコールが会議室備品の消毒用に十分確保できさえすれば、何時でも再開可となったのですが、この情勢をみれば八月もお流れとなりそうです。
一方、M 氏と一緒にやっている “二人ミーティング”、こちらの方は7月下旬からチェアの Y 氏も加わって “三人ミーティング” となりました。三人寄ればなんとやらで、たとえ雑談でもその分話題が広がり助かっています。
その “三人ミーティング” で前回、ひょんなことからスリップ(SLIP:再飲酒)が話題になりました。全員揃ってスリップ経験ナシの3人でしたが、断酒を始めた年齢も全員揃ってほぼ定年退職年齢でした。
これはある意味、至極当たり前のことだと思いました。なぜなら、引退世代の方が、若い現役世代よりも仕事のない現実を受け入れやすいからだと思います。
半強制的に断酒させられるときというのは、大抵が既に無職か、無職に近い立場に追い込まれているものです。
それがまだ現役の若い頃なら、バリバリ仕事をしている同世代を見て、やるべき仕事のない心細さに焦りと不安、屈辱感に囚われるもの、何の不思議もありません。
そんな情況で、どうにもならない “空白の時間” に襲われでもしたらアブナイ、つい酒に手が出てスリップするのも無理からぬこと、酒ナシで大人しくジッとしてなどいられないのです。私自身の経験からしても、そう考えざるを得ません。
では、引退世代は “空白の時間” に耐えられる? そんなことはあり得ません。
それならどんなふうにして、引退世代の3人が3人とも、スリップせずに今まで来れたのでしょうか? その話については、また別の機会に。
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これはある意味、至極当たり前のことだと思いました。なぜなら、引退世代の方が、若い現役世代よりも仕事のない現実を受け入れやすいからだと思います。
半強制的に断酒させられるときというのは、大抵が既に無職か、無職に近い立場に追い込まれているものです。
それがまだ現役の若い頃なら、バリバリ仕事をしている同世代を見て、やるべき仕事のない心細さに焦りと不安、屈辱感に囚われるもの、何の不思議もありません。
そんな情況で、どうにもならない “空白の時間” に襲われでもしたらアブナイ、つい酒に手が出てスリップするのも無理からぬこと、酒ナシで大人しくジッとしてなどいられないのです。私自身の経験からしても、そう考えざるを得ません。
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