休止を知らずにやって来る人に備えての “立ち番” 役というのは実は口実で、
生活リズムを保つためというのが正直なところです。
今回の記事は、前回投稿した記事の “つづき” みたいなものです。
私と同じように、3月第2週から3回連続で教会に通って来た人がいました。断酒歴4年のM 氏です。先週も、私に少し遅れてやって来ました。
その M 氏、最初は夙川の桜がどんな開き具合か見に来たなどと言っていたのですが、そのうちこう胸の内を明かしてくれました。
「いや実はね、ミーティングでいつも会っていた人の顔を見ると、なぜかホッとするんですよ。
それで今日も、誰か来ているんじゃないかと思って・・・」。
仲間の顔を見るだけで安心するというのは私も同じ、これは事実です。
AAには、“仲間と共に” という言葉があります。“言いっぱなし 聞きっぱなし” のルールの下、“仲間と共に” ミーティングを続けていれば酒が止まるという経験則を表わした言葉のようです。
元々見ず知らずの赤の他人同士が集まるミーティング。そのミーティングで語る体験談というのは何のことはない、身の上話です。
断片的な身の上話でも、何度か聞いているうちに知らずしらず親近感が湧いて来るもの、これは自然の成り行きです。そんな中で互いに仲間意識が醸成され、そのうち顔を見るだけでも安心できるというのは尤もなのです。
「私なんかは、定年退職した人が退職後も未練がましく会社の周りをうろつくみたいなものですよ。
身に染みついた習慣は、なかなか変えられるものじゃない。
現役時代は、そんなバカなと笑っていたんですがね。今はその気持、よくわかりますよ。」
私がこんなしょうもないことを言っていたら、そこにチェアの Y 氏もやって来ました。自然に、ミーティングの再開時期をいつにするかという話題に移りました。
“密閉・密集・密接” の3密を守ってミーティングを開くなどとても無理、感染者が出たら教会にも迷惑をかける。今の新型コロナの状況からみても、4月中の再開は、まず無理だろうということで意見が一致しました。
後は教会側の判断次第、3月一杯のつもりが4月一杯? それとも5月一杯? やれやれ先は長いようです。
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