ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

これぞ男系文化の継承

2021-09-28 07:15:03 | 雑感

 先週の敬老の日、久々に息子たち家族も一同に集まって、すき焼きパーティーをしました。もちろん、男の子ばかりの孫たちも一緒です。

 食欲がほぼ満たされた頃を見計らって、誰にと言うわけでもなしに、思い切ってこう問いかけてみました。

「是非とも一度、聞いておきたかったんだが、・・・
 この子たち、オチンチンの皮を剥いて、きれいにしてやってるか?」

 これには見事な反応が一斉に返ってきました。何と、一番下の3歳の孫まで全員がやっていると言うのです。

 もちろん、彼らの父親(我が息子)に有無を言わさずやらされたそうで、さすが我が息子だと褒めてやりました。この話題のお陰で、しばらく大いに盛り上がりました。

  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

 大人への端境期にある10歳前後の男の子なら、誰でも悩むのが恥垢(ちこう)。この年頃ならではの深刻な問題のひとつです。

 俗にチンカスと呼ばれるこの恥垢、カワカブリ(皮被り)と蔑まれる包茎と対の関係にあって、夢精の始まる時期に重なってやって来る厄介なシロモノなのです。

 放っておけば、オチンチンの先が爛れて痛がゆくなり、黄白色に濁った膿のようなものが漏れ出て、アンモニア臭の混じった饐えた臭いも酷いので、その不潔なことと言ったら堪ったものではありません。

 これを未然に防ぐには、思い切って包皮を剥いて洗うしかありません。

 が、包皮を剥くのは痛いし、剥き身だと感じ過ぎて勃起するし、もしもそれを同世代の子に見られでもしたら声高に囃されるのがオチだし、・・・。かくも悩ましいジレンマに立たされるのです。

 本人にとって、これは誰にも相談できない微妙な問題です。だからこそ、その年頃になるまでに誰かが実地で教えてあげなければいけません。

 かく言う私は10歳前後の頃、父親が出稼ぎで家にいなかったので、恐るおそる独断で包皮を剥き(皮剥き)始めていました。そしてその皮剥きを、まだ小さかった頃の息子たちにも実地で伝授してきました。

 その際男の子には、こう言うのが一番効くようです。
「オチンチンは、思い切って皮剥きをマメにしないと、
 チンカスが溜まって、女の子に『不潔!』と言われてモテないよ!」と。

 外国では、割礼という乱暴な儀式が強制されるそうです。それに比べたら、ナニが小さい内の皮剥きなどはまだチョロいもの。文字通り、子供だましなのです。

 これを実地に伝授することこそ男親の果たすべき役目、ひょっとしたらこれ以上の出番はないかもしれません。男系文化の継承とは、実質こんなことにあるのでしょうネ。

 

 

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いつでも “笑い” が大切

2021-09-24 07:14:59 | 雑感

 今回も、術後9ヵ月検診に行った整形外科クリニックでの話です。

 診察を終えてクリニックを出た後、偶々帰りのエレベーターで年輩のおばさんと乗り合わせました。聞けば、やはり脊柱管狭窄症の術後検診に来たのだとか。

 丁度いい話し相手ができたと思ったらしく、話し好きの彼女は色々話をしてくれました。

 主治医は私と同じ K 院長ですが、何でも同じ手術を2回も受けたとかで、今でもシビレ感がまだ残っているそうです。

 それにもかかわらず、画像検査では何ら問題ないという診断らしく、彼女、これには少し不満を持っているようでした。

 ところが話の最後に、彼女はこう言い残して去っていきました。

「元気な頃に元通り戻れるわけないし、手術前よりは随分マシだし、
 あと何年生きられるかわからないし、・・・
 近所の年寄り仲間といつも話しているんですよ。
 たとえカラ元気でもいい、生きている内はいつでも笑って
 生きて行こうとネ(笑」と、最後まで屈託のない笑いがありました。

 不平・不満だらけの年寄りが多い中、身体の不調にもめげず、こんな潔い生き方もあるのです。さりげない言葉ながら、彼女の生き方には感動すら覚えました。

 鍵は、彼女の屈託のない “笑い” にありました。“笑い”、これこそ是非見習わなければならないもの。諦観して生きるとは、こんな “笑い” のある生き方を言うのでしょう。

 聞けば彼女、次の検査は半年後だとか。私と同じ時期なので再び会えるかもしれません。とは言っても恐らく、その頃にはきっと忘れ去られているでしょうがネ?!

 

 

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脊柱管狭窄症の術後9ヵ月検診で・・・

2021-09-21 07:11:51 | 老化現象

 歩くのにもシンドイ思いをしていた座骨神経痛。その原因だった脊柱管狭窄症の手術を受けて早、9ヵ月が過ぎました。

 先週、その術後9ヵ月検診でX線CT検査を受けてきました。

 腰の調子は、術後5,6ヵ月頃から今ひとつでした。凝ったような重苦しい感じが腰に溜まりがちだったのです。

 その原因には心当たりがあります。その頃から新たに使い始めた座椅子(?)です。

 普通の椅子より少し脚の短めの椅子で、座面が低いので座り心地が頗る悪いのです。少し長く座っていると覿面に腰に来るようになりました。

 術後6ヶ月検診のMRI検査では、順調な経過だとお墨付きを得ていたので一先ず安心していたのですが、今回の検査では何か異変が見つかるのではと正直、ヒヤヒヤしていました。

 さて、診察室で相対した主治医ですが、・・・

「順調に生着してますよ。問題ありません。・・・次は半年後に、ネ!」どうやら、椎骨の病変部位に装着した矯正器具の経過のことらしいのです。

 これで即、診察が終わりとなりそうだったので思い切って、気になっていたことを訴えてみました。
「実は、座り心地の悪い椅子に長く座っていると、腰が凝ってですね、
 重苦しい感じになる上、左股関節も少し硬くなるようなんですが・・・?」

「あっ、そんな椅子には長く座らないように! 経過は順調ですから、
 あまり気にしなくていいですよ。じゃ~、また次回。お大事に~!」
これで診察はチョンとなりました。

 たとえ、患者に多少の自覚症状が残っていても、検査画像が診断には一番の頼り。その一方で、痛みは患者本人にしかわからないのも事実なので、検査画像に問題がなければ後は薬漬けかリハビリ漬けの治療となるのでしょう。

 根治治療の臨床経験が豊富な主治医にしてもこうなのですから、他の整形外科医など推して知るべし、です。かくて、痛みの依然残る患者大集合で、整形外科の外来は大賑わいなのでしょう、ネ?!

 

 

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もの忘れも愈々、漫画レベルに

2021-09-17 06:45:28 | 老化現象

 もの忘れが常習となったこの頃、滅多なことでは慌てなくなりました。それでも先日、県立病院でやらかしたポカミスには、久々に冷や汗をかいてしまいました。

 県立病院へ行ったのは、終診通告を受けた去年の10月以来のこと。年1回は大腸内視鏡検査を続けるべきと、去年の内に既に予約が取れていたのです。

 先ず、病院に着くなり受けた先制パンチは診察券を忘れてきたこと。これは再診受付で難なく対処してもらえたのでセーフ。内科窓口でA4の受診受付票を受取って、後は呼び出しを待つだけとなりました。

 呼び出しまで優に30分以上あったので、患者のいる待合ロビーを避けて外をブラブラ。その帰り、用を足しに入った院内トイレでハッとしました。受診受付票がないのです。

 どこかで落としたに違いないと、慌てて内科窓口へと向かいました。窓口にいた看護師は幸い、受診受付票を手渡してくれた人でした。

「どうやら、受診受付票をなくしたらしいんです。
 確か、A4クリアファイルに入れて渡してくれたんですよネ?
 それがどこにもなくて・・・。」

「クリアファイル? いや、“四つ折りに小さく畳んで”、
 そのままお渡ししましたよ! 再発行しましょうか?」

 看護師の “四つ折りに・・・畳んで” と言った言葉が決め手となって、ハッキリ記憶が蘇りました。受診受付票を受取るや直ぐに、その日着ていた襟付き半袖シャツの胸ポケットに入れていたのです。

「あっ、ありました。胸ポケットのここに!
 どうもお騒がせしました。」

これで冷や汗ジットリの私、見ていた看護師は呆れて笑っていました。

 件の胸ポケット、以前はタバコ入れとしてよく使っていました。が、最近は全く使っていません。

 畳んだ受診受付票の大きさが胸ポケットにピッタリだったので、その具合のよさについ魔が差し、思わず自動行動に走ってしまったのだと思います。(自動行動:無意識にやる習慣的行動のこと;ヒゲジイの造語)

 このドタバタで思い出したのは、メガネを外して額(おでこ)に掛け、メガネがナイナイと大騒ぎしているオッチャンの姿。漫画のコントによくある光景です。

 その場は照れ笑いで凌げましたが、私のボケも愈々、耄碌の域に入ったかもと思ったら、冷や汗がスッと引いてゆくのがわかりました。

 

 

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ときに、時間稼ぎの記事もアリ?

2021-09-14 07:34:57 | 雑感

 先週は久々に刺激的な週でした。5日間の週日全部に “キョウイクとキョウヨウ” 先があったからです。

 もちろん、“キョウイクとキョウヨウ” とは “今日事があって、行くところがある” という意味です。

 出かけた先は、月曜日には新規オープンしたショッピングモール、火曜日には歯科クリニック、水曜日には県立病院、木曜日には整形外科クリニック、金曜日には再び歯科クリニック。ざっと、こんな具合です。

 この間連日歩いた距離も、歩測でおおよそ一日平均7000歩強と、格段に増えました。

 やはり、外に用事があって人と会うのはいいものですねぇ~! もう、堪えられなかったです。

 交わす会話が新鮮であったり、刺激を一杯受けることができたりして、一遍にネタ不足が解消されました。

 当たり前のことですが、ネタ不足の原因は、やはり外部の人との会話不足。このことを再認識させられました。

 お陰で、2、3回分の記事ネタを仕入れたのですが、頭の整理にもう少し時間が必要です。今暫くお時間を下さい。 それじゃまた、次回をお楽しみに!

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老いて認知症になったら?

2021-09-10 07:37:26 | 雑感

 高齢者にとって、誰もが共通に持つ懸念材料と言ったら認知症。これ以上怖いものはないかもしれません。

 もし、私が認知症になったら? 戸惑ったりイライラしたりは最初だけ、症状が進んだら何もかもわからなくなるでしょう。

 ですから、自分の認知症に対し私自身はこんなふうに考えています。

 自分ではどうにもならないことなら、自分一人で徒に恐れたり心配したりしても無駄。10年も遅蒔きながら、“耳順う” だけです。

 それよりむしろ、私が認知症になって迷惑を被るのは間違いなく周りの人たち。特に、一番身近に暮らす人がトバッチリを喰らうと思います。

 ですから、私が今のうちにやっておくべきことは、私の世話をやむを得ず請け負う人にお金の工面で煩わせることのないようしておくこと。正直、そう思うに至りました。

 逆の意味で私が心配しているのは、70歳になってもなお会社勤めを続けている相方のことです。

 会社勤めはほぼ30年。さすがにその内仕事を辞めるでしょうが、退職した後が怖いのです。

 退職後の怖さは私自身が身を以て知っています。退職後は生活リズムが一変し、何もすることのない “空白の時間” に苛まれて “うつ” にもなります。

 この “空白の時間” がどんなに辛く危険なものかは、実際に退職してみなければわかりません。私自身、これが気にならなくなるのにほぼ4,5年要しました。

 主婦業も兼業している相方ですから、こんなことにはならないと思いますが、もしも相方が認知症になるとしたら、その引き金はこの “空白の時間” ではないかと恐れているのです。

 聞くところによると、認知症になったら性格が一変すると言われています。恐らくそれは、素の性格が前面に出て来るだけのことではないでしょうか。

 相方が素の性格に戻ったら、今に輪をかけて “自分のやることは全部正しい” の一点張り、先ず間違いなく私の言うことなど一切聞かなくなるでしょう。

 そうなったら最早 “山姥”(?)みたいなもの。誰の手にも負えなくなるのは必定なのです。

 私には認知症となった相方を老々介護で世話をし続ける覚悟も忍耐力もありません。何と薄情な(!)と思われるかもしれませんが、ではどうするか?

 キレイゴトだけでは済まないのがこの世の中。長年一つ屋根に暮らしてきた相方ながら、介護施設に早めに入ってもらうことが事を穏便に収める落としどころ? そんなことを考えています。

 もし、そうなったらなったで先立つものはお金。“地獄の沙汰も金次第” とは、昔の人はうまく言ったものです。いつの世も終活はナマナマしい(?!)ものらしい、あ~ぁ。 

 

 

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ブログ開設から丸7年経ちました

2021-09-07 07:20:56 | 雑感

 写真など一切なく文章だけの拙ブログ、昨日をもって開設から丸7年経ちました。これも読んで下さっている皆様の応援があってのこと、心から感謝しております。

 さて唐突ながら、今私を悩ませているのが怠け癖です。老いたせいもあってか、このところ身体も頭もダレ気味なのです。

 “水は低きに流れ、人は易きに流れる”

 クソ暑かったときは暑さを言い訳に、長雨に祟られたときは雨降りを言い訳に、コロナ禍の余計なオマケまで付いて、外を出歩くことが時間的にも距離的にも短くなっています。

 外を出歩くのを怠けだすと、身体がダレて歩こうとする気力も薄れ、頭もこれに右習えで怠け癖がつくという悪循環に陥っています。結果、ブログ用に原稿を書こうとする意欲も気力も湧きづらくなっています。

 このブログでは、記事ネタは専ら日常茶飯の事。たとえ些細なことでも、なぜか心に引っかかったことを取り上げるようにしています。

 ところが最近、アンテナの感度が劣化して、心に引っかかるはずの出来事を見過ごすことが多くなりました。これも恐らく、怠け癖がついて頭がボーッとしているせいだと思います。

 怠け癖の遠因が老化による体力の衰えにあるとすれば、その進行抑止には外を出歩くことが一番のはず。外を出歩くことさえ怠らなければ、記事ネタの取材ぐらいで手詰まりになることなどないはず、ですが・・・。

 まぁ、ついつい弱気になってぼやいてみたのですが、ブログ開設8年目に入って黄信号が点滅し始めているのは事実です。

 私にとって、人に読んでもらえるように書くのがブログ記事。ブログに記事を書くのは、日記をつけるのとは気の遣い様が違います。

 先ずは、最適そうな言葉を思い起こすことから始め、修飾語・被修飾語の語順を決まり通りに並べ替えるなど、頭の体操としてはかなり重い部類に入ります。

 この点から言っても、老人ボケの進行防止にはブログ記事を書くのが一番のはずですが、如何せん、想像力ばかりか構想力にも乏しい頭では応えようがありません。

 7年間続けてきた週2回の定期投稿ですが、従前通りに今後もとはいかないかもしれません。かと言って、ここで一切止めてしまったらボケの進行は必定です。

 たとえ週1回でも、ブログへの投稿は細々と続けるつもりです。ですからどうぞ、これからも引き続き応援下さるよう、よろしくお願いします。

 

 

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中古品買い取り業者が飛び込み営業を・・・

2021-09-03 06:58:35 | 世相

「中古品を買い取りま~す。不用な家電製品とか、ないですか~?」
玄関のインターホンが鳴ったので、受話器をあげると出たのは中古品買い取り業者でした。

 よせばいいのに、そのときふと頭に浮かんだのは、つい最近使えなくなった古い家庭血圧計。ACコンバーターの接続ケーブルが切れただけなので、電池でならまだゝゞ動くオムロン製です。

 冷やかし半分でその旨を業者に告げると、とにかく見せて欲しいと来ました。ならばとドアを開けると、直ぐにスマフォで型式番号を写して早速、会社に転送したようでした。

「ちょっと電話に出てもらえますか?
 ただ声を出してくれればいいだけなので・・・。」と業者。

 言われるままに出てみたら単に挨拶されただけ。モノが余りにも古い型なので、「ナメルナヨ!」と凄まれるかもしれないと身構えていたのですが、ちょっと拍子抜けしてしまいました。

 結局、古い型を理由に家庭血圧計の買い取りはナシ。さすが飛び込み営業だけあって、それからが本番でした。

「ご主人、カメラとか貴金属とかないですかねぇ?
 記念切手とか碁盤なんかでもいいですよ。」

 飛び込み営業の場合、業者を不用意に家に入れたら強盗に豹変することがあるとか。そのときになってはたと、このことに思い当たりました。

「いや~、離婚騒動の時に全部処分されちゃってねぇ。
 私には、残念ながら金目のモノなど何もないのよ!」

 この私の言葉に、まだ20代の若い業者はすごすご引き下がってくれました。

 こんなことになったのは、面倒くさがりの貧乏くさい私のスケベ心が原因です。

 不用になった家庭血圧計を単に不燃ゴミとして処分できるのか、もし有料ならゴミ処理券の金額なども早めに市に問い合わせるべきだったのです。

 その内に・・・と、先延ばしにしていたところに業者が来たのでこれ幸いと、つい心に魔が差したのだと思います。

 今振り返ってみると冷や汗ものでした。歳が若くて経験の浅い業者だったこと、ドアを開けても中には入れなかったことが効を奏したようです。

 なお、古い家庭血圧計は単なる不燃ゴミとして出せるとか。以上、飛び込み営業されても事なきを得てほっとした次第でした。

 

 

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