先週の敬老の日、久々に息子たち家族も一同に集まって、すき焼きパーティーをしました。もちろん、男の子ばかりの孫たちも一緒です。
食欲がほぼ満たされた頃を見計らって、誰にと言うわけでもなしに、思い切ってこう問いかけてみました。
「是非とも一度、聞いておきたかったんだが、・・・
この子たち、オチンチンの皮を剥いて、きれいにしてやってるか?」
これには見事な反応が一斉に返ってきました。何と、一番下の3歳の孫まで全員がやっていると言うのです。
もちろん、彼らの父親(我が息子)に有無を言わさずやらされたそうで、さすが我が息子だと褒めてやりました。この話題のお陰で、しばらく大いに盛り上がりました。
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大人への端境期にある10歳前後の男の子なら、誰でも悩むのが恥垢(ちこう)。この年頃ならではの深刻な問題のひとつです。
俗にチンカスと呼ばれるこの恥垢、カワカブリ(皮被り)と蔑まれる包茎と対の関係にあって、夢精の始まる時期に重なってやって来る厄介なシロモノなのです。
放っておけば、オチンチンの先が爛れて痛がゆくなり、黄白色に濁った膿のようなものが漏れ出て、アンモニア臭の混じった饐えた臭いも酷いので、その不潔なことと言ったら堪ったものではありません。
これを未然に防ぐには、思い切って包皮を剥いて洗うしかありません。
が、包皮を剥くのは痛いし、剥き身だと感じ過ぎて勃起するし、もしもそれを同世代の子に見られでもしたら声高に囃されるのがオチだし、・・・。かくも悩ましいジレンマに立たされるのです。
本人にとって、これは誰にも相談できない微妙な問題です。だからこそ、その年頃になるまでに誰かが実地で教えてあげなければいけません。
かく言う私は10歳前後の頃、父親が出稼ぎで家にいなかったので、恐るおそる独断で包皮を剥き(皮剥き)始めていました。そしてその皮剥きを、まだ小さかった頃の息子たちにも実地で伝授してきました。
その際男の子には、こう言うのが一番効くようです。
「オチンチンは、思い切って皮剥きをマメにしないと、
チンカスが溜まって、女の子に『不潔!』と言われてモテないよ!」と。
外国では、割礼という乱暴な儀式が強制されるそうです。それに比べたら、ナニが小さい内の皮剥きなどはまだチョロいもの。文字通り、子供だましなのです。
これを実地に伝授することこそ男親の果たすべき役目、ひょっとしたらこれ以上の出番はないかもしれません。男系文化の継承とは、実質こんなことにあるのでしょうネ。
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