ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

孫たちに残す言葉

2024-06-26 06:12:45 | 雑感

 私には5人の孫がいます。上は社会人から下は小学1年まで全員、男です。
ですから、私のY 染色体を確かに受け継いでくれています。

 嬉しいことに、彼らもときどき入院中の私を見舞いに来てくれています。
絶好の機会ですから、生きているうちに伝えておきたいことを話そうとするのです
が、改まった気持ちで話そうとするとなかなかうまくいきません。

「うまく話せないなら文にして残しておこう」そう考え、是非とも彼らに伝えて
おきたい言葉を、今回はブログに残すべく短い文で5つ挙げてみました。

 〇 他人はそれぞれが独立した人格、思い通りになるなんて思うな。

 〇 他人は変えられない。けど、自分自身なら変えられる。
   先ず行動から変えればよい。

 〇 悩みや問題は独りで抱え込むな。まわりを抱き込め。

 〇 一つのことを極めよ。そうすれば必ず知識もひろがる。

 〇 今日も一日、いい日にします。

 いちいち解説を付けませんが、どうでしょう、解説ナシでもわかってもらえるでしょうか?

 

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緩和ケア病棟に入院3週目

2024-06-19 06:15:52 | 食道がん

 緩和ケア病棟入院1週目は、塞がっている総胆管を再開通させようと内視鏡的
胆管ドレナージ(ERBD)の試みがあったりして  “寝て食っちゃ寝”、
ほとんど動かない毎日でした。

 が、総胆管再開通の試みが叶わず、入院生活にも大分慣れてきた入院2週目になって、このまま “寝て食っちゃ寝” を続けていてはフレイルになりかねないと反省。散歩を再開しようと思いつきました。

 このことを主治医 K 先生に相談したら幸い、病院敷地内だけなら散歩もOKと
許可が出たのですが、何やかやあって病院屋内に限って散歩することに。
なに、患者の安全に責任を負う病院側が、思わぬ異変が起きては大変と安全への
過剰な配慮から下された結論でした。

 かくて4階分の階段昇降を含む2000歩ぐらいの散歩が始まりました。

 こんな散歩とも言えない散歩ながら3日間ほど続けるうちに身体に思わぬ異変が。
何と、こんな軽い運動でも息が上がるは、フラフラするはでビックリ。
そんなときの血圧を測ってみたら最高血圧が100 mmHgを切った低血圧でした。

 普通、運動したら血圧は上がるはずなのに低血圧?! これにはさすがに空恐ろしさを感じています。

 こんなわけで入院3週目に入って急遽、散歩を諦め介助のつく軽いリハビリの方
に舵を切り
ました。

 ちなみに、体重の方は入院前に比べ2 kgほど、この1ヵ月で4kgほど落ちてい
ます。総ビリルビン値も15.8 mg/dLと基準値上限の10倍の高値になりました。
全身が痒くなったり、とかく転寝(うたたね)しがちなったりするのも近々だろう
と言われています。

 以上、終末期のがん患者は、こんなふうなプロセスを辿って身体が動けなく
なり、
衰弱が進んでいくのだと、妙に納得している最近の私です。

 

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緩和ケア病棟入院その後

2024-06-12 07:33:23 | 食道がん

 食道がん、多発肺転移、多発リンパ節転移、閉塞性黄疸、これが今の私につけられた病名です。

 その中の閉塞性黄疸は、総胆管近傍に転移したリンパ節腫大によって胆管が塞がったために起きたもの。その解決策として試みられた内視鏡的胆管ドレナージ(ERBD)ですが、残念ながら肝心のステントの留置は叶いませんでした。

 もう一つの解決策として挙げられた経皮経肝ドレナージ(PTCD:外から直接穿刺して胆汁を排出)については、私の方から実施をお断りしました。

「先生の身内なら実施しますか?」との相方の問いかけに
「もしも、身内が対象ならリスクが高くて実施しませんねぇ」と、施術担当の医師が正直に明かしてくれたと言うのです。当然と言えば当然です。

 というわけで私の入院生活は、閉塞性黄疸へは無処置のまま続くことに
なりました。

 ところで、この緩和ケア病棟での入院生活、私は結構気に入っています。

 第一に、南側にある私の病室からの眺望が実にすばらしいこと。
病院は六甲の山並みの中腹に位置していますが、眼下に市内の街並みや大阪湾の
青い海が広がり、その海を挟んだ対岸には(左から右に)、あべのハルカスや
大阪南港、泉南地域などが順に見渡せるのです。

 次に、私担当の病棟スタッフが明るく朗らかで自然に心が励まされること。
さすがに終末期がん患者を専門に受け入れている病棟だと感心しています。

 こんな見晴らしの良さと良きスタッフが傍にいるので、たとえ心が暗く落ち込ん
だとしても一転して晴々れするだろうというもの。
こんな居心地の良さは長期療養にはまさにうってつけなのです。

 最後、“おまけ” にもうひとつ。今回、内視鏡を入れたことで明らかになった
ことは、喉から胃にかけての食道に腫瘍などの塊は一切見られなかったとのこと。
必然的に、食道が塞がってしまうなどの心配は一切無用とのことでした。
いずれ食道が塞がるのではと怯えていただけに、これは朗報でした。
 以上、入院生活の近況をご報告まで。

 

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ついに緩和ケア病棟に入院しました

2024-06-05 09:03:16 | 食道がん

 今、私は市立病院の緩和ケア病棟に入院しています。

 新たに週1回通院することになった市立病院ですが、通院2回目の先週、受けた検査結果が驚くべき異常値を示していたので即入院となった次第。

 その驚くべき検査結果とは、AST 561 U/L、ALT >878 U/L、ALP 1045 U/L、
LD 329 U/L、γ‐GT 1047 U/L、総Bil 6.9 mg/dL、直接Bil 4.6 mg/dLと、肝胆道系が軒並み異常値だったのです。

 急遽、X線CTとMRI-CTを追加で検査したのですが、これらを総合した結果、おそらく膵頭部総胆管の十二指腸出口付近のリンパ節転移が腫大して胆汁排泄を阻害しているのでは(?)というものでした。

 これで、2週間ほど前から続いている白い大便や茶色の尿、1週間ほど前から時々ある食後のもたれ感・ムカムカ感の原因が何だったのか腑に落ちました。

 恐るべし食道がん、こんな意外な遠隔地のリンパ節にも転移しているよう
なのです。

 今、鏡に映っている私の顔は黄疸特有の少しどす黒い黄色です。愈々、最期のお迎えまでの秒読みが始まったのでしょうか? 全身にかゆみが出るも黄疸特有の症状だそうですが、まだ出ていません。

 さて、この閉塞した総胆管への対処法ですが、内視鏡的胆管ドレナージ(ERBD)か.経皮経肝ドレナージ(PTCD)の二つがあるそうで、私の場合は前者を本日やってもらえることに。

 内視鏡を担当する医師が豊富な経験の持ち主のようなので必ずや、晴れて黄疸が解消されるだろうと期待しています。
 以上、取り急ぎご報告まで。今回も、辛気臭い話で恐縮でした。

 

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