ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

患者側が切るべき医者への仁義(下)

2022-09-28 08:43:02 | 雑感

 先々週の週末、微熱を伴う発疹が全身に突然出ました。
少し痒みはあったものの、ピリピリした痛みはなかったので、帯状疱疹とは違うと私でもわかりました。

 休日でも急遽、県立病院に頼み込んで食道がんの治療を担ってもらっている消化器外科の診療を受けることに。

 ここまではよかったのですが、院内に皮膚科がないためどこか別の皮膚科に診てもらうように言われたのが事の発端です。

 週明けの月曜日に早速、市内の皮膚科クリニックを受診し、内服薬の処方を受けました。実は、この皮膚科探しでもしっかり手順を踏んでいます。

 紹介を受けたのは、糖尿病で通院中の内科クリニックから。この内科クリニックも県立病院から逆紹介されたところで、私の独断ではありません。

 翌日(火)になっても微熱が依然続いていたので念のため、発熱外来クリニックも別途受診しました。時間外に行ったため、PCR検査を受けたのは翌々日(水)。幸い、コロナ陰性の診断でした。

 翌木曜日には、皮膚科クリニックの再診にも行きコロナ陰性の件も報告しました。

そのとき皮膚科医から言われた言葉です。
「このまま改善がみられなかったらステロイドの内服も考えましょう」
ステロイドの怖さを知っているだけに、この言葉には危機感を覚えました。

 この事態を受けて翌日の金曜日には、検査予約をしていた県立病院で急遽、消化器外科医とも予約外で面談。皮膚科クリニックの治療方針を報告し、基本的に了解を得ました。

 さらにその足で皮膚科クリニックを2日続いて訪れ、消化器外科の了解を得た旨報告して置きました。

 かくも “仁義” を切るのに大忙しの私でした。これが医師たちから大いに評価されたようで、皮膚科医からは今後の治療の進め方について一層、懇切丁寧な説明もありました。

 医者の世界は想像以上に横の繋がりが強く、たとえ専門が違ってもお互い評判を気にするのも医者。

 危険から自分の身の安全を守るためなら、患者はそのネットワークの “報連相” 役を進んで引き受け、信頼関係を密にするぐらいの気構えがなければなりません。(報連相:報告、連絡、相談)

 皮膚科処方の治療薬のお陰でしょうか、あるいは単に日にち薬が効いたのか、今週の日曜日からは微熱が引いて、発疹の方も一転、快方に向かっています。先ずはメデタシ、メデタシ?!

 

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患者が切るべき医者への仁義(上)

2022-09-21 08:34:00 | 雑感

 医者の世界に患者として関わる場合、患者が切るべき “仁義” があります。

 現役時代、製薬会社の若手社員だった頃の私は、この切るべき “仁義” に疎かったため、二度とその医者に相手してもらえなかった苦い経験があります。

 その苦い経験のお陰で、骨の髄までそれを叩き込まれたのですが、・・・。その切るべき “仁義” とはこんなこと、です。

 一旦、病気の治療を主治医にお任せしたら、主治医との “報連相” をとことん密に保つこと、これです。(報連相:報告、連絡、相談)

 新たに身体に異変が起きたとし、やむを得ず別の医者に急遽かかることになったとしても、主治医への “仁義” は必ず切っておくべきです。

 これを内密にしておくなどはもっての外、下手したら主治医と最悪の関係となること必定。以後、おざなりにしか相手してもらえないことも覚悟しなければなりません。

 なぜなら、安全性が担保できないからです。新たな治療で加わった治療薬と、今受けている治療薬との間の交互作用から、とんでもない悪影響が出かねないのがその理由です。

 『お薬手帳』は、薬剤交互作用から患者の安全性を担保するため導入された制度・仕組みですが、この手帳に加えて患者本人からの “報連相” あれば、これ以上の担保はありません。

 医者の世界は想像以上に横の繋がりが強く、たとえ専門が違ってもお互い評判を気にするもの。

 そんな世界で患者自身の身の安全を確保するためならば、そのネットワークの “報連相” 役を進んで引き受けることなんて、患者にとってはお安い御用のはずなのです。

 ところで先週の私は、この “仁義” を切るのに大忙しでした。
なぜなら、・・・                   以下、次回に続きます。

 

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新たな “キョウイクとキョウヨウ” 先のご報告

2022-09-14 07:03:51 | 雑感

 前回の記事で述べたように、もの忘れが徐々に進んで半ボケ爺になりかかっている私です。

 先月下旬には、食道がんの放射線治療が目的で励んでいた毎日通院も終わり、以前同様  “キョウイクとキョウヨウ” 先探しに難儀する日々に逆戻り。(キョウイクとキョウヨウ:今日、用があって行くところがあること。)

 こんな状態のままでいたら、単なる無駄飯食いの老いぼれ爺でお終いでしょう。少しでも世の役に立ちたいし、人の役に立つようでなければならないと、心中穏やかではいられません。

 そんな中で、報告しておきたいことが二つ出来ました。

 その一つはご近所のゴミ拾い、3年ぶりに再開しました。6月から始めてほぼ3ヵ月。週1回、原則、毎週土曜日に約1時間だけやっています。

 私には、ジンクスがあって、自慢げに口外しようものなら、せっかく築きつつある大切な物事が口外した途端、崩れて台無しになるというジンクスです。

 ゴミ拾いも、一昨年一時的に再開したのですが、新型コロナ感染の再々燃やゴミ処理パイプラインの運転休止などもあって “三日坊主” で終わっています。

 “三日坊主” はあっても “三ヵ月坊主” など未だ聞いたことがありません。行動が習慣化するには3ヵ月はかかります。逆に言えば、3ヵ月以上も続いた行動は習慣化できたものと安心して口外できるのです。

 それからもう一つ、先週末から全身に発疹と微熱(37 . 1~37 . 4 ℃)が出ています。日が経つにつれ痒みもそれなりに。さすがに新型コロナの発症も覚悟しました。

 休日でも急遽、診療してくれた県立病院では、新型コロナに発疹の報告は聞いたことがなく、熱も大したことないので、諸検査・点滴をした上で皮膚科に行くよう勧めてくれました。

 とまぁ、年老いた身体には彼方此方ガタきているらしく、新たに皮膚科にも通うことになりました。かように医療機関との繋がりだけは、年齢に比例してドンドン増えていきます。

 と言うわけで、“キョウイクとキョウヨウ” 先に、新たに皮膚科通いが加わり、ゴミ拾いも再び仲間入りしました。以上、近況報告まで。

 

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是非もなく、他人を巻き込むボケ進む

2022-09-07 08:33:24 | 老化現象

 昭和の色が濃く残る我が家には、依然として対外的な連絡先用にと固定電話を置いています。

 先日の昼下がり、久々にその固定電話に着信音が鳴り、側にいた相方がそれを受けました。

 電話に応対しながらも途中でチラチラ、こちらに目線を寄越していました。ですから、私絡みの良からぬことと容易に察しがつきました。

 そして案の定、電話が終わると早速こう言ってきたのです。

「今の電話はスーパーから。あなたのWAONカード(プリペイドカード)
 セルフレジに置き忘れていたってヨ!
 身分証明書を持って、受け取りに来てくださいって!」

「えぇー、そりゃ助かった! ありがたいねぇ!
 恥ずかしながら今の今まで、まったく気づいていなかったヨ!」と私。

 相方はさらに続けて、
「ボケ老人の尻拭いもしなきゃならないんだから、
 お店の人も大変よねぇ?!

 最初、オレオレ詐欺かと思って危なく切るところだったわ。」

 特殊詐欺が横行している昨今、お店のサービス行為に対する顧客の受け止め方も様変わりしたものです。

 お店からの電話がなければプリペイドカードを無くしたことにも気づくことなく、次に買物に行ったときいきなりパニックになるのがオチ。正直、救われました。

 さて、セルフレジでの置き忘れは今回で何回目になるでしょう?
 現金チャージ後のお釣りの取り忘れはしょっちゅうで、以前1回だけプリペイドカードの置き忘れもしています。何と、トイレにセカンドバックを置き忘れたこともあるんですヨ。

 幸い今の今まで、置き忘れに自分で気づき、他人様の手を借りずに自分で始末できていたのでどうにか涼しい顔をしていられたのです。

 が、愈々、他人様の手を煩わせるまでボケが進んだのでしょうか。どうにもならない自分の不甲斐なさに複雑な気分でいます。

 

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