ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

警備員の兄(あん)ちゃんに教わった・・・

2023-08-30 08:54:38 | 雑感

 コープへ買物に行ったら久々に、警備員の兄(あん)ちゃんに会えました。

 このあんちゃん、息子というより孫に近い年の差がありながら、
不思議と気のおけない話し相手です。

 そんな気易さからつい、こんなことをボヤいてしまいました。

「熱中症を避けるため、“不要不急の外出” は控えろ”
という呼びかけをいいことに、
たった2、30分の散歩もサボりがちになって
冷房の効いた室内に安穏として籠もっていたら、
何をするにも億劫で億劫でしょうがないんだ。
これって “老人うつ” なのかなぁ?」と、私。

「同じようなこと、ウチのオバさんも言ってましたヨ」と、あんちゃん。
「オバさん、看護師をしていたんだけど、
このクソ暑さに堪らず、
クーラー点けっぱなしで家に籠もっていたんですって、・・・

そしたら、体調がオカシくなるばかりか頭の方も怪しくなってきたので、
『こりゃ、何か変だ』と、知り合いの医者に相談してみたそうなんです。
そのお医者さんに、こう言われたそうですよ。

『そりゃ、体温調節がうまくいってないからだよ!
できるだけ外気に触れるようにして、よく汗をかかないと・・・』と、ネ」

 “身体が涼しい室内に慣れきってしまうと、体温調節機能がサボりだす?”
やはりそうかと腑に落ち、モヤモヤが割り切れたような気がしました。

 この医者からの話を聞いて以来、心持ち涼しげに感じる午前中に限って、
窓を一斉に開け放ち、外気を目一杯入れるようにしています。

 たったの3、4時間、身体を外気温に慣らすだけでも
汗腺が体温調節にしっかり働きだすようです。
お陰で、頭ばかりか体調の方も少しばかりシャキッとしてきました。

 それにしても久々に間近で見たあんちゃん、まだ20代のはずなのに
早くも背中に中年男の貫禄が見てとれました。

 

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足に重りをつけたよう・・・

2023-08-23 10:35:44 | 老化現象

 現在、私が通っているAAのミーティング会場は1ヵ所だけ。
そこの参加者の最年長は Y 氏です。
私より5歳上だから今年77歳になるハズです。

 先日、ミーティング会場に向かう道の途中で Y 氏に出会いました。
正確に言うと、先を行く Y 氏の足がゆっくりなため、
はるか後ろを歩いていた私が自然に追い付けたという次第。

 コロナ前から耳が遠かったY 氏ですが最近は、
難聴に加えて足もとも覚束なくなってヨタヨタし、
歩き方が随分遅くなっているのです。

「Y さん! 足、重そうですねぇ!?
“歳を取ったら、足に重しを付けて歩くようなもの” と、
昔、NHKの番組で言ってましたが、
実は私も、まさしくその通りになりましてネ」と、
私の方から話しかけると、・・・

「おや、ヒゲジイさんもそうなったか?
わたしなんか、少しの段差でも怖くなって、
ほれこの通り、段差を避けて車椅子用のスロープを歩いている有様サ!」と Y 氏。
たとえ僅かな段差でも、それを避けるためなら多少距離が長くなっても、
敢えて、歩いて上り下りする方を選ぶのだそうです。

 実は私もこのところ、歩き始めて700歩もすると足が重たくなってきます。
休憩を取ったりすると、却ってその重たさがハッキリします。
まるで別途、足に重しをつけたような感覚ですが、痛むわけではありません。

そんな足のズッシリした重たさも、アキレス腱付近を左右30回ほどよく揉むと、
温かい血の巡りが足に戻って、重たい感覚からメデタク解放されます。

 そう言えば、5~6年前まではAAの仲間にこんな変人がいました。
足腰の老化を防ぐための鍛錬とか言って、ワザと両足首に1~2 kgの重りを付け、
これ見よがしに下駄履きで街中を闊歩してました。私より1つ年上の T 氏です。

 そんな T 氏も寄る年波には勝てず、コロナ禍直前の69歳の頃には
さすがにシンドくなったのか、足から重りを外して歩いていました。

 他のミーティング会場では今でも、T 氏が姿を見せているそうですが、
コロナ禍に入ってから以降、私は彼に会っていません。

 ところで、足の弱った Y 氏も、60代まで(?)は健脚だったそうです。
かくも足の老化は、否応なしに誰にでも忍び寄るもののようです。

 

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“甲子園球場=飲み放題”?

2023-08-16 08:54:27 | 雑感

 お盆で会社が休みになる丁度今頃、かつての私は甲子園球場に連日通って
いました。

 球場内で間近に見る者しか味わえない特権を行使するため、
というのが表向きの動機。

 その特権というのは、白球を追う球児の懸命なプレーや、
緊迫した試合が醸し出す引き締まった空気感を楽しむ権利のことです。
こんな希少な特権を地元住民として行使しない手はない
・・・というのが表向きですが、実は、秘かな楽しみが別にあってのことでした。

 甲子園球場に午前6時前に着くよう、5時前には徒歩で家を出て、
球場に着いたら球場北側の阪神高速下の通路に行儀よく並び、
7時の入場券発売・開門を辛抱強く待っていたものでした。

 球場内の観客席は、内野も含めて全てが自由席でした。
いざ開門となったら、一目散に向かったのはNHK放送席に隣接した席。
バックネット裏でかつ銀傘下の日陰にあって、
ファウルボールが飛んで来ることは滅多にない、
常連客なら知らない者のない特等席でした。

 目指した特等席を確保するなり、早速飲み始めたのはお茶代わりの・・・?
持参していた保冷剤入りアイスボックスには、
予め、球場外で買っておいた発泡酒のロング缶を6本も潜ませていたのです。

 球場内で買うビールは高く付くし、酔うだけなら安い発泡酒で十分。
これが球場通いの定石であって、私の秘かな楽しみでもあったのです。

 かくて、着席即飲み始めと相成ったわけですが、
第一試合までの1時間半でほぼ出来上がった状態でもう止まりません。
第二試合の途中からは、早くも売り子を呼んでビールを買い求める始末。
そんなふうに買い求めたビールを2、3杯も飲んだら最後、
第三試合は酔いつぶれて爆睡となるのも必然でした。

 球場へのビン・カン持ち込みが、甲子園球場でも禁止となったのは
一体何時のことだったかはっきり覚えていませんが、
私がまだ50代の頃からだったのでは(?)と思います。
以来、私の甲子園球場通いも終わりとなりました。

 高校野球をダシに酔いつぶれるまで楽しんだ甲子園球場での野球観戦。
思い出は、“甲子園球場=飲み放題” のイメージで心に引っかかったまま、
今ではさらに踏み込んで、“野球観戦=再飲酒” という強迫観念に変貌。
こうなっては、もはや球場に足を運ぶ気にもなれません。

 夏の高校野球。思えば、独りぼっちの暇つぶしにはもってこいの夏の風物詩。

 球場へのビン・カン持ち込み禁止となった今となっては、
こんなバチ当たりな観客なんてもういないでしょう。

♪ 雲は湧き、光 溢れて~ 天高く、純白の玉 今日ぞ飛ぶ~

 大会最終日の閉会式で、この大会歌『栄冠は君に輝く』を聞くのが好きでした。

 

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連日の暑さにバテて怠け癖が・・・

2023-08-09 08:34:20 | 雑感

 最近は、一晩中冷房を点けたまま寝ている私ですが、
実はこのところ、朝の起床時間が遅くなっています。

 暑さにバテたのか、起き上がるのが億劫で、
ついグズグズして時間だけが無為に過ぎていきます。

 起きるのが遅くなると当然、そのしわ寄せが生じます。
朝のルーティンからTV連ドラまでの空き時間がそれだけ短くなり、
そのしわ寄せを受けて散歩に当てる時間が短くなるのです。

 散歩する時間(距離)が短くなればなるほど身体がそれに慣れ、
益々、動くのが億劫になってくるのも自然の流れ。

 ひとたび動けばそれだけ身体が軽くなるのがわかっているのに、
根が なまけもの の所為か、身体を動かさずに横着するという楽な方を
つい選んでしまいます。
まぁ、少しでも楽をしようという “サボリ心” ですネ。

 この “サボリ心” を後押ししてくれるのが、
連日盛んに聞こえてくる例の呼びかけです。
「危険な暑さです。できるだけ屋外での行動はお控え下さい!」

 この呼びかけをいい言い訳に、散歩を少なめに済まそうとする
“怠け癖” が俄然幅を利かせてくるのです。

 さらに、連日続く猛烈な暑さが、
知らずしらず身体にダメージとなっているのか、
夜、よく足がつったりもします。
その強烈な痛みが “サボリ心” を加勢する側面もあるようです。

 以上、アル中の人が得意とする “言い訳” をグダグダ書いてきました。

 “水は低きに流れ、人は易きに流れる”

 かくも、グダグダ “言い訳” しつつ、嬉々として易きに流れ、
身体を動かさずに楽に過ごす日々を続けることになると、
コロナ・フレイルならぬ猛暑(日)フレイルになるのでは・・・?!
これはマジ、ヤバイですよネ。

 

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夜間でも熱中症?

2023-08-02 09:07:54 | 雑感

 梅雨明けの大暑は一年で一番暑い時期と言われますが、
いたる所で昼間は猛暑日、
夜間は熱帯夜の日々が続いています。

 “年寄りが暑さをなめてかかったら、やはり危険この上ない”
このこと、身を以て実感しました。

 大暑に入って直ぐの先週の月曜日、
朝起きてトイレに入ったら珍しく胃がムカムカしました。
夜中に2回もトイレに起きていたので、寝不足の所為かとも思いました。

 久々に感じた気持ちの悪さに、少し横になって様子をみることにしたのですが、
横になったらなったで今度は一向に起き上がろうとする気になれません。

 そのままウツラウツラして起きたのは7時半過ぎ。
いつもより2時間も遅れての起床でした。

 かつて、深酒をした翌朝決まって何度も経験したことのある、
身体が芯から重々しく感じる怠さ、・・・内臓由来のとはちょっと違うような、
身体を動かすのが億劫なぐらい気が重くて仕方ないという感じの怠さで、
言ってみれば、気怠さよりもちょっとシンドイ感じでしょうか?

 “暑気中り” と言ったら、食欲不振と身体の怠さが定番ですが、
このときの怠さも “暑気中り” だったのかもしれません。

 なかなか起きてこない私を見て相方は、
「危険な暑さと言われるほど暑いし、熱帯夜続きなんだから、
ひょっとして “熱中症” になったのでは?
年寄りは暑さに鈍感だから、やはりクーラーを点けて寝なきゃねぇ・・・」と、
半ば命令口調の言い方でした。

 昔 “暑気中り”、今 “熱中症”、それが長引くと “夏バテ”?
言い方が違うだけで実質同じことでしょう。

 元来、私は冷房が嫌いで、昼間でも冷房ナシで過ごすことが多いのですが、
ましてや夜間に冷房を点けて寝たことなどありません。

 さほど暑いと感じていないのが実感で、やせ我慢しているわけではありません。
相方はそこを突いてきたのです。

 思えば、このところ続いていた寝足りない感じや気怠さもこの暑さの所為?
さすがの私も相方の指摘に納得し、夜間を含めて冷房嫌いは当面封印することに。

 結局、その日朝の日課は、大事を取って15分間の筋トレだけに留め、
最短でも20分以上と決めている散歩の方も渋々取り止めました。

 この日以来、夜間も冷房を点けたまま寝ていますが、
お陰で今のところ快調な目覚めが続いています。

 ただし、毛布やタオルケットを足元までシッカリ被って
決して身体を冷やし過ぎないようにするのが必須条件のようです。
以上、夏バテ防止のご参考までに。

 

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