ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

続、“無理をしない” がわからない

2023-05-31 08:33:36 | 老化現象

 我がマンションの掃除担当のおばさん、私より幾分年上のしっかりものです。

 転んで腕を骨折して以降、しばらく仕事を休んでいました。
それでも意外に早く仕事に復帰したと思っていたのですが、案の定、
悪化したのか再びお休みらしく姿を見せなくなりました。

 ところが先日、朝の散歩に出かける途中でのこと。
仕事を再開している彼女の姿が見えたので声をかけてみました。

「仕事の再開は早すぎと思いますよ。
ケガ、本当にもういいんですか?」と私。

「おはずかしい。腕がこんなに腫れあがってしまってねぇ」と、おばさん。
見て頂戴と言わんばかりに長袖の作業着をまくって、件の腕を見せてくれました。

 それを見て私の方は紋切り型の、
「(“無理をしない” で、“ほどほどに” しないとネェ)」
という言葉が喉から出そうになったのですが、
寸前のところで飲み込んで、こう振ってみました。

「“無理をしない” とか “ほどほどに” って、
やってしまってからわかる結果論ですよネェ。
“無理をしない” でいるなんて実際、無理ですわ!」

「そう、まったくその通りよ! 無理したってわかるのは
やってしまった後なんですよねぇ~、残念ながら・・・(笑」と、おばさん。

 咄嗟に言い換えた私の言葉にシッカリ共感してもらえました。

 それでも、ケガ人を励ます言葉と言ったらやはり型どおりの言葉、
 “無理をしない”、“ほどほどに” なんですがネェ!

 こちらの記事もご参照ください。
 “無理をしない” がわからない - ヒゲジイのアル中よもやま話 (goo.ne.jp)

 

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まだまだ健在だった “認知のゆがみ”

2023-05-24 08:23:20 | 病状

 何かにつけ、私のやることなすことにケチを付け、
小言を言わないでは済まない相方です。

 先日も、こんなことがありました。

 コーヒーでも淹れようと、インスタントの顆粒をスプーンで掬って
それをマグカップに入れ、指でスプーンをチョイチョイと拭った後
食器棚に戻そうとしたのですが、・・・

 その一部始終を見ていた相方が、

「使ったスプーン、キッチャナイまま食器棚に戻しちゃダメ!」と、
エラい剣幕で怒鳴りつけてきました。

 まるで、拭った私の指が “キッチャナイ”=“不潔” とでも言ったような
ニュアンスに聞こえたので、
「あぁ、わたしぁ “不潔な” ばい菌そのものですヨ!」と、
私もムキになって言い返してやりました。

 ご存じのように、マグカップなどの内側についたコーヒーの汚れは、
塩で擦らなければ取れないほどのしつこさです。

 相方の剣幕に押されて、そのことをすっかり忘れていました。

 そんな折のアンガーマネジメントなんて何処へやら、
“6秒ルール” どころか、たったの1秒も待てませんでした。

 後から思えば、これこそ典型的な “認知のゆがみ”。

 久々に、的確な言葉をしっかり思い出してはみたものの
如何せん、“後の祭り” となった次第。
まさに、“後悔先立たず” の話でした。オソマツ。

 

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放置ゴミから犯人の手がかりを探す?

2023-05-17 08:21:13 | 雑感

 我が町内は、大雨が降っても道が冠水することはまずありません。

 一つだけ不都合なことを挙げれば、地下に埋設されたゴミ収集パイプ
ラインが浸水し、決まって1週間ほど運転停止となることです。

 もちろん、そうなったらゴミ収集車のお出ましですが、
“24時間ゴミ捨て自由” は当然、復旧までオアズケです。

 まぁ、パイプラインのゴミ投入口は普段でも、
ゴミで収容能力一杯となったら赤ランプが自動点灯して即閉鎖となり、
ゴミの真空移送が済んだら運転再開となります。

 こんな便利に慣れている住民にとって、1週間もの不自由は痛いのです。

 さて、今月7日夜から翌8日早朝にかけて、当地も大雨に見舞われました。

 案の定、ゴミ投入口には即赤ランプが点灯されました。しかし、
『ゴミパイプラインしばらく運転停止』の紙が貼り出されたのは、
今回は遅くて大雨の翌々日からでした。

 件の貼り紙が出た翌日のことです。
朝の散歩のため、ゴミ投入口の前を通りかかったところ、
ゴミの詰まったレジ袋がいくつか散乱していました。

 散歩を早めに切り上げて急遽、自宅に戻り、トングと手袋、
大小いくつかのレジ袋を持って、散乱していたゴミ処理に取りかかりました。

 カラスに食いちぎられたゴミ袋は、大型レジ袋1つと中小レジ袋3つほど。
この程度なら手慣れたもので、直ぐにそれらをサッサと取りまとめ、
ゴミの臨時仮置き場へと運び込みました。

 実は最近、この手のゴミ袋放置事件がチョクチョクありました。
今回と同様、カラスがそれら放置されたゴミ袋を食い散らかし、
目にした私がその都度、後始末を引き受けていました。

 ですから、不届き者はマンション住民の中にいるらしいと
私は訝っていたのです。

 そんなときに目にした今回のゴミ袋放置事件です。

「貼り紙で、ゴミパイプライン運転停止は周知されてたはず。
なのに、このマナーの悪い輩は一体何者?」私は心底腹を立てていました。

 散乱ゴミの処理作業中、放置した犯人の手がかりを探してみました。
辛うじて見つかったのは宛名の書かれた出票1枚のみ。が、残念なことに、
書いてあった名前は崩し字のため私には判読不能でした。

 そのとき偶々、近くに掃除担当のおばさんがいたので事の次第を話し、
崩し字の判読を頼んでみました。が、やはり彼女もお手上げでした。

 ただ、この掃除担当のおばさんは、
「この伝票、しっかり管理人に渡しておきますネ」と、快く後事を請け負ってくれました。

 刑事ドラマではよく、廃棄ゴミの中から犯人や犯行に至る手がかりを探す場面があります。まさかこの私が、刑事まがいのことをするハメになろうとは・・・。

 ゴミを外に出す際は、個人情報が漏れ出ないか十分注意すべき事、
よ~くわかりました。

 

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子連れで参加できるAA ミーティング

2023-05-10 07:47:33 | 自助会

 先週は、西宮北口のAA ミーティングが休会だったので急遽、初めての会場・夙川東のミーティングに出ることにしました。

 ミーティング会場は公民館の2階突き当たりの会議室、左隣に調理実習室がありました。

 まったく初めての会場で、往路歩きの時間配分を多めにみたものですから、随分早めに着いてしまいました。

 やむなく会場の会議室前で1時間ほど待っていたのですが、14時少し前になって突然、子どもの甲高い声がしました。見ると、やって来たのは子連れの女性でした。

 声の主は年の頃5歳ぐらいの女の子。最初、隣の調理実習室の方に用がある親子だろうと思っていました。

 が、閉まっていたミーティング会場の扉を、その女の子が開けようとしたのでAA参加者だとわかった次第。私自身、子連れの参加者を見たのは初めてです。

 その女の子、世話役が現われ会場を開けると、いかにも場馴れしているかのように即室内へ。お菓子を貰ったり、坐席を決めたりとハチャハチャ動き回っていました。

 ところが、それも開会前の一時だけ。参加者が順次坐席を占め、司会者が開会の言葉を発すると、その後は塗り絵などをしてお利口さんにしていました。

 いざミーティングが始まったらそれも当然、発言者の声以外はしんと静まり返るので、幼い身ながら身の処し方を十分にわきまえているようでした。

 つい先週、西宮北口で断酒13年のバースディのお祝いがあったのですが、祝福を受けた女性も最初の頃は5歳の娘を連れてミーティングに参加していたと語っていました。

 そんな話を聞いたばかりだったので、子連れ参加には多少の違和感はあったものの、結構すんなり受け入れることができました。

 この日の参加者は16名。内女性は7名で、まったくのAA 初参加の男性もいました。

 子連れの女性を含め多数の女性参加者を見たAA 初参加の方は、AAが誰でも気楽に参加できる会と理解したのではないでしょうか。

 なお、AAは会員の寄付金で賄われていますが、その寄付金も無理強いされることはありません。ちなみに、この日のテーマは “無理をしない行動” でした。

 

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孫の子守もできないなんて・・・

2023-05-03 08:28:09 | 雑感

 次男のところには、男の子ばかり3人の孫がいます。その孫たちとうまく遊べなくて嘆かわしい思いをしています。

 長男のところにも、同じく2人の男孫がいますが、彼らとは将棋が仲を取り持ってくれました。

 先ず、お兄ちゃんに将棋を教え、うまいこと将棋好きになったら、弟も見倣って将棋を差せるようになったのです。

 今をときめく藤井聡太人気から、次男のところの年長の孫 H 君が将棋をしてみたいと言い出したとき、この成功体験があったのでこれ幸いと教えに取りかかりました。

 残念ながら、“柳の下に二匹目の泥鰌” はいませんでした。

 将棋を知っていると言ってもヘボな将棋差しの私です。将棋を教えると言っても、精々駒の動かし方ぐらいだけ、定跡や詰め方をやさしく教えるなんてできません。

 年長の孫 H 君は負けず嫌い。あーだこーだ講釈されてもよくわからず、負けると悔しくて泣き出す始末でした。
 パッタリ将棋をやろうとしなくなった兄ちゃんを見て2人の弟たちも習え右、将棋から離れていきました。

 それに比べ、さすが息子2人を育てた相方です。一番下の孫に対しても手慣れたもので、辛抱強く楽しげに遊んであげています。

 ゴチャゴチャ言わずに、うまいこと勝たして上げればよかったのでしょう。が、今となっては “後の祭り” です。

 孫の子守もできない爺さんなんて、悔しいやら情けないやら、あ~ぁ嘆かわしい!
 せめてこどもの日には、新聞で折り紙の兜を折ってあげようか?!

 

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