我がマンションの掃除担当のおばさん、私より幾分年上のしっかりものです。
転んで腕を骨折して以降、しばらく仕事を休んでいました。
それでも意外に早く仕事に復帰したと思っていたのですが、案の定、
悪化したのか再びお休みらしく姿を見せなくなりました。
ところが先日、朝の散歩に出かける途中でのこと。
仕事を再開している彼女の姿が見えたので声をかけてみました。
「仕事の再開は早すぎと思いますよ。
ケガ、本当にもういいんですか?」と私。
「おはずかしい。腕がこんなに腫れあがってしまってねぇ」と、おばさん。
見て頂戴と言わんばかりに長袖の作業着をまくって、件の腕を見せてくれました。
それを見て私の方は紋切り型の、
「(“無理をしない” で、“ほどほどに” しないとネェ)」
という言葉が喉から出そうになったのですが、
寸前のところで飲み込んで、こう振ってみました。
「“無理をしない” とか “ほどほどに” って、
やってしまってからわかる結果論ですよネェ。
“無理をしない” でいるなんて実際、無理ですわ!」
「そう、まったくその通りよ! 無理したってわかるのは
やってしまった後なんですよねぇ~、残念ながら・・・(笑」と、おばさん。
咄嗟に言い換えた私の言葉にシッカリ共感してもらえました。
それでも、ケガ人を励ます言葉と言ったらやはり型どおりの言葉、
“無理をしない”、“ほどほどに” なんですがネェ!
こちらの記事もご参照ください。
“無理をしない” がわからない - ヒゲジイのアル中よもやま話 (goo.ne.jp)
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