ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

行き着くところはやはり “餃子とラーメン”?!

2022-02-23 08:49:43 | 雑感

 先週のことです。冠動脈狭窄による心筋虚血があるか否かを調べるため、薬剤負荷心筋シンチグラム(負荷心筋シンチ)の検査を受けました。

 核医学検査と言ったら、今までPETしか経験してなかったのですが、負荷心筋シンチというのも大層、時間とお金がかかるものです。

 朝の10時少し過ぎから始まった心筋シンチ、検査を終えたのは14時頃でした。前夜18時半から検査終了までずっと絶食だったため、空腹を抱えたまま11570円の検査料を払って病院を出ました。

 病院近くにある食べ物屋と言ったら、うどん屋とCoCo一番のカレー屋しかありません。どちらも今一つそそるところがなかったので、何も食べずに阪神尼崎駅前へ歩いて移動することに。

 ところで、阪神尼崎駅へ向かう道は幹線道路でありながら、途中にこれはという食べ物屋はありません。いよいよ空腹感が頂点に達しました。

 さて、駅前に着いて辺りを見回したら、西側の中央商店街を少し西に入ったところに『王将』の看板が見えました。『王将』と言ったら “餃子” が定番、ついついその誘惑に引き込まれてしまいました。

 で、お店に入るや魅入られたように即、
「餃子一人前と醤油ラーメン!」と大声で注文。
かくしてやっと、空きっ腹に食べ物を入れることができました。

 が、・・・量的には今一つ物足りない感じで満腹感はありませんでした。この満腹感のない感覚は、抗がん剤治療後によく経験するようになった感覚です。

 餃子とラーメンだけなら量的にも軽いので、こうなることは一層容易に想像できたはず。もう少し腹にガツンとくる料理(まさか炒飯?!)を注文すべきだったのです。

 “餃子” の『王将』で餃子とラーメン。まさしく習慣的自動行動の為せる技、つくづく芸のない男だと痛感しました。

 そんな思いでいたとき、駅コンコース手前で目に止まったのが鯛焼き屋。小豆の餡子入りが1個70円(!)とあり、その安さにつられてつい2個も買い、即、2個とも食べました。

 ヤレヤレ、糖尿病なのに大丈夫?!

 

 

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“禍福は糾える縄の如し”

2022-02-16 07:53:23 | 老化現象

 以前、老けたと実感したのは67歳時と書いたことがあります。 “歯”、“腰”、“目” の異変が67歳時に集中して起きたことがきっかけでした。

 年寄りの身体に一旦、ガタが来始めたら次々連鎖するもののようです。71歳となった最近は、以前にも増してこのことを実感しています。

 食道がんが一先ず片付いてくれたと思ったら、今度は心臓が怪しくなっています。狭窄した冠動脈に起こる狭心痛が再び出始めたようなのです。

 歩き出して2、3分経つと現われる “胸焼け” のようなジワーッとした “圧迫感”/ “絞扼感” のことです。がん化学療法を受けた後から、はっきり自覚するようになりました。

 遙か昔、52歳時と61歳時の2回経験していた症状でありながら、今回は極めて微妙な症状でもあるので、がん化学療法以前にもあったのか否か判然としません。

 ステント留置を2回ともしてもらった尼崎の県立病院は、既に終診扱いになっています。グズグズしていても一向に埒が開かないのは自明の理です。

 今は新患扱いですから、近くのかかりつけ医 O 医院を通じて再度、尼崎の県立病院に予約を入れてもらえるよう早速行動に移しました。

 2月4日は私の71歳の誕生日。この日に予約が入ったので、久々に尼崎の県立病院に行ってきました。

 以前なら即、運動負荷心電図で虚血性変化を検知していたところですが、新型コロナ感染防止のため運動負荷心電図は実施不可だそうで、実施した安静心電図や心エコーでは異常なし。確定診断に至りませんでした。

 さて私には、造影剤アレルギーによるアナフィラキシーショックの恐れがあり、造影剤ナシでも確定診断に寄与できる負荷心筋シンチグラムも次回受けることになりました。

 まぁ、こんなわけで決定打となる心臓カテーテルも実施まで時間がかかりそうです。

 これで今回、糖尿病治療、歯科治療、食道がん消失後経過観察、脊柱管狭窄症術後経過観察、糖尿病合併症と白内障の経過観察など、それぞれの通院先に加え、尼崎の県立病院もその仲間入りとなりました。

 まだ現役だった若い頃、病院やクリニックをサロン代わりに集う大勢の年寄りを見ては、何と哀れで情けない人たちだと思ったものでした。今は、その考えを改めなければならないようです。

 確かに最近の私も、次から次へと現われる身体のガタに困惑させられっぱなしであり、それに伴い通院先も増えつつあります。

 それでもおもしろいもので、通院に赴くだけでも「(あぁ今、生きている!)」と実感できていますし、「(“キョウイクとキョウヨウ” 先がない)」などと嘆かなくても済んでいるのです。(※キョウイクとキョウヨウ:今日、用があって、行くところがあること。)

 幸と不幸は背中合わせの関係で、互いに離れられないもののようです。 “禍福は糾える縄の如し” とは、昔の人はうまく言ったものですネ。

 

 

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医者のムンテラが効いた

2022-02-09 10:33:55 | 老化現象

 寿命と諦めかけていた食道がんが一先ず片付いてくれたので、もう一つの宿題として残されていた大腸ポリープの方も切除術を受けることにしました。

 今回で3回目となる大腸ポリープ切除術、大腸内視鏡の挿入ということでは8回目です。

 いつものごとく術前に、腸内洗浄用下剤:ムーブ配合内用液2 Lを内服したのですが、それでもまだ濁った水様便状態だったため、更に2 Lを追加服用することに。

 それでやっと、合格点の澄んだ水様便となってくれたのですが、濁りがこんなにしつこく残り続けたのは初めてでした。

 この辺りのことが影響したのか施術の翌日、下剤の残液らしき水様便がチョロチョロッと出たきりで、一転して術後はウンの音沙汰がまったくなくなりました。

 たま~に便意を催しても、出口手前で中栓が邪魔しているような感覚まで。結局は不発のまま沙汰止みでした。

 合計4 Lもの下剤でことごとく洗い流されたことへの反作用(?)なのでしょうか、常用している緩下剤にもまったく反応してくれません。

 幸い、ガスだけは辛うじて出ていたので何とか凌げていたのですが、便秘が4日間も続くとさすがに不安になって、近所のかかりつけ医 O 医院に泣きついてしまいました。

「ある程度、腸内に便が溜まらないと・・・、
 歳も歳だから、腸がまともに働くまで時間がかかっているのかも
 しれないしねぇ・・・?!」と O 先生。念のため、頓服用にと強い下剤を出してくれました。

 医者のこの一言ですっかり安心したらしく、翌朝めでたくご開通となった次第。何とも現金なご老体なのです。

 医者のムンテラって、効くときはよく効きますね。ムンテラなどあまり信用していなかった私ですが、さすがに身を以て見直さざるを得なくなりました。

 お陰で、せっかく処方してもらった強い下剤も使わずに済みました。先ずはメデタシ、メデタシ、ですね?!

 

 

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愈々ヤバくなった “もの忘れ”?

2022-02-02 09:02:47 | 老化現象

 表題の “ヤバい” は、従来通り “危ない・危うい” という意味。今どきの若い人たちが “かっこいい” と同義で使うことのある “ヤバい” ではありません。

 電子マネーで精算するセルフレジでは、今までも2~3度プリペイド仕様のポイントカードを置き忘れたことがありました。原因は私の老人ボケ、つまり “もの忘れ” ですが、それでも幸いなことに、今まで実害を被ったことはありません。

 ポイントカードを置き忘れた場合はその都度、カードがそのままの状態で残されていたので、他人に使われるようことにはならなかったからです。これも幸いなことですが、お金をチャージした後のお釣りの取り忘れもありませんでした。

 そんな私ですが、お金をチャージした後でのお釣りの取り忘れを遂にやらかしてしまいました。

 取り忘れなどあるはずのない現ナマを取り忘れるなんて、私の老人ボケも愈々末期症状を来たしたかと、そのときはさすがに落ち込みました。

 が、事情がわかってきたら、どうもそうだけではなさそうなのです。その事情というのは、セルフレジ機の構造と仕組みです。

 セルフレジ機での精算では、最小単位の1000円を高額紙幣でチャージした場合、お釣りは精算が完了した直後まで出て来ません。レシートの発行と “同時に”、お釣りは “別の出口から” 出て来るのです。

 この “同時に” と “別の出口から” は機械を設計した人には当たり前のことでしょうが、どうやらこれらが曲者のようなのです。

 レシートはセルフレジ機の上の方から出、釣りのお札は同じ機械の下の方から出て来ます。当然、上から出て来るレシートの方が目に付きやすく、逆にその分、お釣りの方は見落されがちです。

 困ったことに近頃の私は、複数の事柄が “同時に” 起こった場合、対応できるのはその中の一つだけ。全部に一々対応などまったくできなくなっています。

 つまり、たとえレシートだけでも受取れたならもうこれで十分と、満足してしまう困った半ボケ爺さんなのです。

 実はその後も、前回とまったく同じように、危うく釣りのお札を取り忘れそうになったことがありました。前回のヒヤリ・ハットを咄嗟に思い出したことで、どうにか難を逃れることができました。

 私のしでかしたこの手の “もの忘れ” は、間違いなくセルフレジ機の構造も影響しているものとおわかり頂けたと思います。

 なので、半ボケ老人の行動パターンに警鐘を鳴らして徒労に終わるよりは、機械に時間差や警告を仕組んで改良を進めた方が無難なようですが、・・・。皆さん、どう思いますか?

 

 

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