ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

マリリン・モンローが通じない

2020-08-28 05:53:22 | 世相
 地下鉄の排気口から吹き上がる風に、スカートがフワッとめくり上がって、慌てて両手で前を抑える。マリリン・モンローは、この場面で超有名な女優でした。

 彼女の命日(8月4日)後のある日、スーパーで買物した帰り道で、30 m程先の石段を降りてくる二人連れの女子生徒が見えました。制服からして、近くの中・高一貫校の生徒と直ぐにわかりました。

 そのとき一瞬だけ下から風が吹き上がり、内一人のスカートがフワッとめくり上がって、・・・何と下に履いていた白いハーフパンツまで丸見えになりました。

 私の方は、一瞬胸をときめかせたものの、直ぐに興醒めしてしまいました。当人はというと、慌てて手でスカートを抑えるでもなく堂々としたものでした。恐らく彼女にしてみたら、想定内のことだったのでしょう。

 私のイタズラ心がむくむく頭をもたげ、止せばいいのに彼女らとすれ違うとき、こう声をかけてみました。
「マリリン・モンローみたいだったねぇ?!」

 どうやらキモワル爺と見做されたようです。彼女らは、ガン無視を決め込んでいました。

 無視されるのも無理はありません。モンローが亡くなったのは、今から58年前のこと。彼女らの親もまだ生まれていないのです。

 マリリン・モンローをもじって小川ローザが演じた「Oh! モーレツ」のCM。一世を風靡したあのCMも51年前のことです。

 スカートが、風でまくり上がっただけでも胸をときめかせたあの頃。ディープな昭和そのものでした。モンローと言っても通じない令和、“昭和は遠くなりにけり” ですかネ?!



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県立病院院内薬局でもレジ袋は有料?

2020-08-25 06:33:43 | 世相
 私にとってはある意味、大腸内視鏡検査・施術は年中行事となった感があります。検査のみが1年に1回、ポリープ摘除術も併せて実施が2年に1回といった按排です。

 今年はポリープ摘除術の番で、その予約にと先日、県立病院に行って来ました。施術が1ヵ月後と決まり、会計を済ました後、院内薬局へ検査用下剤を受取りに行きました。

 当日に飲む下剤の容器は、水溶液だけに500 mL用ペットボトルと大きく、それが丸ごとドンと出されてきました。

 幸い、レジ袋を持参していたので、私には別段問題なかったのですが、ついこう尋ねてみました。

「レジ袋はないんですか?」
「生憎ないんです。決まりなんですよ~」と係の女性薬剤師。

「あっそうか、レジ袋有料化のせいで?
 しかし、(院内だけが相手のハズの)薬剤部まで適用されるなんて、
 この国って、いい加減でいいことまで極端に走り過ぎるんだから・・・」私のこの言葉に、薬剤師も大笑いしていました。

 後で調べてみたら、この7月から始まったレジ袋の有料化は、一部でも小売業を営む事業所なら全てが対象の制度だとか。院内薬局が対象に含まれても当然なのです。今や、どこへ行くにもレジ袋・マイバッグが必需品になっています。

 これも後になって思いついたことですが、こんな意地悪なことも考えてしまいました。

「(あのとき、もう一歩踏み込んで、レジ袋を持っていないと言ったらどうなっていた? やっぱり有料で、再び会計に戻って代金を精算する? それとも黙ってレジ袋をくれる?)」

 ひょっとしたら、有り難いお目溢しがあったのかもしれないのです。それを確かめる絶好の機会をみすみす逃してしまいました。
  “後悔先に立たず”、 またまた後の祭りでした。



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自己満足で上等!

2020-08-21 06:27:17 | 雑感
 近頃は、らちもない無駄話ができるだけでも価値があります。床屋は、数少ないそんな機会を提供してくれる場、どう見ても “三密” 状態そのものなのに、ついついハメを外してしまいがちです。

 大腸内視鏡検査・処置の予約のため、お盆前に県立病院へ行った序でのこと。1ヵ月振りに馴染みの床屋に行ってきました。

 お店とはほぼ20年来の付き合いですから、係の兄ちゃんとも際どい話ができる気の置けない仲になっています。その日もこんな話になりました。

「最近オレ、ただ歩いているだけじゃ面白くないから、退屈凌ぎに歩測をやっているんだ。ちなみに、県立病院からここまで1500歩ぐらい。今日は、自宅から県立病院までも歩測してみたんだけど、5300歩ぐらいだったかなぁ~。」

「おやおや、ゴルフのグリーン周りじゃあるまいし! そりゃ~、歩いて何分かかったと言われるよりは面白いですよ。けど、聞いてる側にしてみたら、歩測で何歩なんて何の役にも立たないっすよ。単なる自己満足じゃないですか?」と、バッサリ切って捨てられました。

「そうかなぁ? ただボンヤリ前を見て、のんべんだらりと歩いているよりも、よっぽど意味のあることだと思うんだが、・・・ 一歩々々が一秒々々、数えるだけでも結構、無心になれるんだよネ?!」

 新型コロナ感染の影に怯える昨今、こんなときこそ無心になれる時間は貴重です。何か単調な動作をしながらの方が、ただボーッとしているよりもよっぽど無心になれるようなのです。

 屁理屈を捏ねて無駄な抵抗をしているように見られたかもしれませんが、これが私の本音、開き直りでもあります。

 地震の揺れのまっ最中や、残り5分と終了時刻が迫っている試験の最中など、置かれた環境次第で長くも短くも感じるのが時間。“今を大切に!” とは言われますが、切迫したとき以外は、ほとんど意識せずにボーッと過ごしているのが時間ではないでしょうか。

 ゴミ拾いをしていたときもそうでしたが、一歩々々歩測しながら歩いていても不思議に無心になれます。万歩計など便利なだけの邪道です。騙されたと思って、是非、お試しあれ。



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マスク顔からもオマケを貰う

2020-08-18 06:48:43 | 世相
 今回も前々々回からの続きです。
 この9月から半年間始まるマイナポイント制度。消費額2万円を上限として、その25%分(5千円)のオマケが付くと聞いています。現金な私は早速、市役所へ行って申し込み手続きを済ませました。

 その市役所では、もう一つオマケがありました。マスクを着けた若い女性職員が15分ほど応対してくれたのですが、これが親切でキレイな目元をしていたのです。

 このところ皆さんマスクを着けていますから、どうしても目元に意識が行ってしまうのは仕方のないこと。間に掛かっていた透明なビニール・カーテンのせいか、あるいは他に何か(?)など、ショウムナイことを色々考えてしまいました。

 因みに、額、顎、頤(おとがい)という外枠の中に、目、鼻、口唇のパーツが寄り集まったものが顔。部分々々を見ればそれぞれが左右対称ですから、皆キレイに見えるのは当たり前。たとえブサイクと思える顔といっても、精々ほんの1、2 mmズレているだけで美醜を分けているようです。

 美人顔には黄金比率というものがあるそうですが、美醜を分けるもう一つのからくり(要因)はパーツ同士の調和、特に動きのあるときの調和だろうと考えています。

 動きのない “おすまし顔” なら大抵はキレイなもの、見るに耐えない顔なんて滅多にないのです。

 そんな対称性と調和をワザと崩す遊びが “福笑い”、昔の人はよく観察しています。今さらながら、“福笑い” のからくりにも気づかされた次第でした。(“福笑い” という言葉が出て来なくて往生しましたが・・・)

 こんなバカバカしいことを考えながら、改めてマスク顔の人を見てみると、男女を問わず皆さんそれなりにキレイな目元をしていました。これが、今回得られた大きなオマケでした。



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続、スリップの話

2020-08-14 06:13:30 | 自助会
 前々々回から続く話です。
 チェアのY 氏も加わっての “三人ミーティング”。ひょんなことからスリップ(SLIP:再飲酒)が話題となりました。そのときわかったのは、3人揃ってスリップ経験ナシということでした。
 はて、引退世代の3人が3人とも、どんなふうにしてスリップせずに今まで来れたのでしょうか?

 断酒歴4年のM 氏は、アルコール専門病院に入院して初めて、アルコール依存症(アル症)とは何かを学んだそうです。以来、依存中枢?(報酬系回路では?)を刺激する炭酸飲料には一切手を出さなくなったそうなのです。

 一方 、断酒歴19年のY 氏の方は簡単、ただひたすら “今日一日、飲まない生活” を念じていただけと言っていました。

 このY 氏の話に私はすかさず、こうツッコミを入れてみました。

「Yさん、以前、アルコールが脳から抜け切った感覚を経験したと
 話していましたよね? AAのミーティングの帰り道、
 どこかの河原で、電車が灯りを点して通り過ぎるのを
 ボーッと見ていて、フッと正気に戻った気がしたとか?
 そんな経験をしたお陰で、スリップしないで済んだのでは?」

「そうだったかなぁ? 確か、断酒して3年ぐらいのとき、
 そんな経験をしたけど・・・」とY 氏。

「私も断酒して10ヵ月のとき、同じような感覚を経験したので、
 とても印象深かったんですよ。
 正直、私も正気に戻ったと思いました。
 酒への囚われ、つまり断酒しなければという強迫観念や、
 飲酒欲求が全く消えてしまったんです。」

「早くも回復したと思った、違う?」

「ズバリそうなんです。ところが、皮肉なことにその直ぐ後で、
 ドライドランク特有の自信過剰にもなったんですが(笑い)」 

「そうなんだよね。自分はアル症じゃないのでは(?)と
 自信過剰になったりもするわなぁ、それが一番アブナイ!
 勘違いは、いくら断酒歴が長くてもいつまでも続く。
 だからミーティングなんだよねぇ。」

 さすがに断酒歴19年の大ヴェテラン Y 氏。彼なりに、微妙なところを正直に語った言葉でした。

 かく言う私はというと、次の3つが、その後の回復の鍵を握っていたのではと考えています。

 ○ 週2回、ブログへ投稿を続けたこと
 ○ 週2回、AAのミーティングにほぼ欠かさず参加したこと
 ○ ほぼ毎日、道のゴミ拾いをやったこと

 さらに加え、これら3つの実践を通して同時に続けてきたのが “言語化”。これら3つと “言語化” が、苦手な “空白の時間” をうまく逸らしてくれたのだろうと思えてなりません。

 もちろん、毎日の早寝早起きなど健全な生活リズムがそのベースにあって、これら全部のお陰で6年9ヵ月の間スリップせずに過ごせたのだろう、そう私は考えています。


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読点と修飾語の語順、少年に伝えそびれた話

2020-08-11 06:32:23 | 雑感
 自分の日本語の下手さ加減を棚に上げ、身の程知らずにも今回は、表題について述べてみます。そのきっかけとなったのは最近、こんな出来事があったからです。

 まず話は、まだ道でゴミ拾いをしていた頃に遡ります。朝の登校時に、ある1人の男子生徒を道でよく見かけていました。いつも独りぽっちで、いつもイアホンを耳にしている子でした。

 彼の通う学校は、自宅近くにある “国際” を冠した中学・高校一貫校の中学の方です。米英系のインターナショナル・スクールではなく、れっきとした公立の学校です。だからでしょうか、校内での公用語は日本語のようです。

 生徒のほとんどは日本人ですが、中には外国人を親に持つ子もいて、肌の色が白い子や黒い子もいます。登下校時の彼らのおしゃべりを聞いていると、皆バリバリの関西弁を話しています。

 彼とはいつの間にか、二言三言、言葉を交す仲になりました。父親は白人のチリ人、母親は日本人だそうですが、日本語が少し覚束ないようです。一、二度、父親と一緒のところを見かけたのですが、白人にしては背丈の低い父親で、彼の小柄な体格は父親譲りだと思いました。

 さて、夏休みに入ったばかりの先週のこと。いつもとは違った狭い裏道で、下校途中の彼とバッタリ出会いました。三月に休校となって以来のことですから、久々に声を掛けてみました。

 何でも彼、補講を受けているそうで、それを「“日本語” の補講なんです」と、照れくさそうに言っていました。

 彼が、国語と言わずに “日本語” と言ったことが印象的で、ついお節介からこう講釈を垂れてしまいました。

「書き言葉を勉強することは大切なことだよ。
 今は、LINEメールでおしゃべりすることが多いと思うけど、
 書き言葉は言い直しが利かないから、
 ちょっとした不注意で誤解を招くことが多いそうだ。
 ほんのちょっとした書き言葉の誤りで仲違いになったとしても、
 もはや取り返しが付かないからねぇ!・・・」
ざっと一方的に、こんなエラそうなことを言って彼とは別れました。

 自分の言葉足らずにハッと気づいたのは彼と別れてからのことです。

 書き言葉で一番の課題は、読点の打ち方と修飾語の語順。この二つが、普通の日本人でも最も苦手とするところなのです。

 なぜ、この二つをもっと具体的に言って上げなかったのかと悔やみました。

 “後悔先に立たず” で、気づいたときは後の祭り。これもいつものことですが、まぁ、ザッとこんな締まらない話でした。

 ご参考までに、読点の打ち方と修飾語の語順についての留意点を挙げておきます。これは、『日本語の作文技術』(本多勝一 著)から抜粋したものです。



 ※【事例】 「渡辺刑事は血まみれになって逃げた賊を追いかけた。」
   この一文は、文中に読点を打っていなかったため、二通りの解釈が成り立つという悪文例です。





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マイナポイント申請でオマケが

2020-08-07 06:11:52 | 世相
 買物したときのオマケ、私は子どもの頃から好きでした。だからでしょうか、今もお買い物ポイントをせっせと貯め込んでいます。

 そんな私ですが、消費税増税分の払い戻しがあると聞いていたキャッシュレス決済、結局、クレジット・カードを使用せずに終わりました。

 3ヵ月後に銀行引き落としとなるクレジット・カード、使っても手持ちの現金の目減りが実感できないので元々嫌いです。これに加え、後になっての払い戻しなら手続きが面倒そうで有難味も薄れると思ったからです。

 ところで、この9月から半年間始まるマイナポイント制度。消費額2万円を上限として、その25%分(5千円)のオマケが付くと聞いて、現金な私は早速、市役所へ行ってみました。

 マイナンバー・カードは、制度発足時に既に発行してもらっていますが、カードリーダーを持っていないので市役所で申請手続きすることにしたのです。

 気がかりはただ一つ、クレジット・カード以外のキャッシュレスカード、例えばWAONカードが使えるか否かでした。

 そんなわけで、持参したのはマイナンバー・カードとWAONカードだけでしたが、・・・結果、WAONカードでもOKでした。

 しかも何と、ハンコなしで役所に申請できたのです。これには感動しました。

 政府は、着々とマイナンバー・カード活用法を広げつつあります。申請手続きを済ませたことで次年度から、健康保険証代わりにもなり、医療費控除申請にも使えることになりました。

 ところで、せっかくの特別給付金ですが、旧態依然とした役所仕事で遅れがちだと聞いています。

 政府が、マイナンバー・カードを普及させるためにオマケで付けた今回のマイナポイント。これがきっかけで役所仕事にIT化が進んでくれたら政府としたら万々歳、こんな遅滞もなくなることでしょう。国民にとっても、その方が大きなオマケになります。

 市役所では、これとは別にもう一つオマケがありました。その話については、また別の機会に。
 


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AAミーティングの再開とスリップの話

2020-08-04 05:49:28 | 自助会
 もう八月、AAの夙川ミーティングが休止となって速くも5ヵ月経ちました。ボチボチ再開をと気運が高まってきたところに、早くも新型コロナ感染拡大の逆風が再び吹き荒れています。

 実は7月下旬に、教会側から再開に当たっての条件が提示され、話し合いの場も設けられました。

 最大の懸案は、参加者の連絡先確認と定員制限でしたが、こちらから具体的な対処法を提示し、教会側も納得できる形でうまく折り合いが付きました。

 これからは、高濃度アルコールが会議室備品の消毒用に十分確保できさえすれば、何時でも再開可となったのですが、この情勢をみれば八月もお流れとなりそうです。

 一方、M 氏と一緒にやっている “二人ミーティング”、こちらの方は7月下旬からチェアの Y 氏も加わって “三人ミーティング” となりました。三人寄ればなんとやらで、たとえ雑談でもその分話題が広がり助かっています。

 その “三人ミーティング” で前回、ひょんなことからスリップ(SLIP:再飲酒)が話題になりました。全員揃ってスリップ経験ナシの3人でしたが、断酒を始めた年齢も全員揃ってほぼ定年退職年齢でした。

 これはある意味、至極当たり前のことだと思いました。なぜなら、引退世代の方が、若い現役世代よりも仕事のない現実を受け入れやすいからだと思います。

 半強制的に断酒させられるときというのは、大抵が既に無職か、無職に近い立場に追い込まれているものです。

 それがまだ現役の若い頃なら、バリバリ仕事をしている同世代を見て、やるべき仕事のない心細さに焦りと不安、屈辱感に囚われるもの、何の不思議もありません。

 そんな情況で、どうにもならない “空白の時間” に襲われでもしたらアブナイ、つい酒に手が出てスリップするのも無理からぬこと、酒ナシで大人しくジッとしてなどいられないのです。私自身の経験からしても、そう考えざるを得ません。

 では、引退世代は “空白の時間” に耐えられる? そんなことはあり得ません。

 それならどんなふうにして、引退世代の3人が3人とも、スリップせずに今まで来れたのでしょうか? その話については、また別の機会に。



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