クソ暑かったり、長雨に祟られたり、再びクソ暑さが戻ったりした今年の8月。その8月も今日でお終いです。
私にとって、8月の花と言ったらタカサゴユリ。テッポウユリに似た清楚で凜々しい白いユリ、毎年8月になると直ぐに咲き始めます。
(タカサゴユリ画像o0800060010687958226.jpg (800×600) (ameba.jp) )
実は、我がマンションの敷地内にも、タカサゴユリが群生している一画があります。誰かが植えたわけでもなく野生種が自生したもののようで、気がついたらその一画だけ毎年花を咲かせるようになりました。
例年なら、旧盆が過ぎた頃には萎れて散ってしまうタカサゴユリですが、丁度その頃の長雨が功を奏したのか、今年は咲き残っているのがまだ3,4輪あります。
咲いている花が残り少なくなったので、そばで草取り作業をしていた掃除のおばさんに、挨拶代わりに声をかけてみました。
「タカサゴユリ、愈々、今年もお終いですかねぇ!」
「えっ、タカサゴ?・・・あぁ、ユリね。実が弾けたら種が飛び散って、
また、そこらじゅうに生えるから早めに刈り取らなきゃねぇ!」
「えっ、刈り取る? 楽しみにしている人、結構いるようですよ!」
少し非難めいた私のこの言葉に、掃除のおばさんは少しギョッとしたようでした。
敷地内の掃除を担当している彼女にしてみたら、タカサゴユリも只の野草。そこらに生えている雑草と何ら変わりないのです。
人の、ものの見方・考え方は立ち場によって違うもの。この当たり前のことに改めて気づかされた出来事でした。
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