鈍いというのか頭が固いというのか、咄嗟に気の利いた言葉が出ないのが私の長年の引け目です。
市役所前を通る43号線の交差点でのことです。中央分離帯の歩道にポイ捨てされていた吸い殻をつい素手で拾っていたら、自転車に乗った女性（40代？）が停まって声をかけて来ました。
「いつもいつも、ありがとうございます。」
「いやぁ、単なる趣味ですから。」
「趣味？ ･･･が食べたりするので助かります。」
車の騒音で聞き取れなかったので聞き返しました。
「食べる？」
「イヌのことですよ。」
「あぁ、なるほど。大丈夫、私は食べたりしませんから（笑）。他にこれと言って趣味がないので、こんな趣味でもいいのではと思っているだけで･･･。」
「（笑）とってもいい趣味ですよ！ それじゃ失礼します。」
そう言って彼女は去って行きました。
“腹ふくるる業なり” とはこんな時のこんな気分のことを言うのでしょうか。咄嗟に出たにしては、結構捻りが利いていたとは思うのですが、もっと気の利いた言葉が出なかったのか？ 何かスッキリしない気分でした。
ここぞというときに頓智の利いた受け答えで笑いを誘いたい、こんな望みは身の程知らずというのでしょうネ？ まぁ、まだまだ欲が枯れていない証拠です。
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市役所前を通る43号線の交差点でのことです。中央分離帯の歩道にポイ捨てされていた吸い殻をつい素手で拾っていたら、自転車に乗った女性（40代？）が停まって声をかけて来ました。
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「いやぁ、単なる趣味ですから。」
「趣味？ ･･･が食べたりするので助かります。」
車の騒音で聞き取れなかったので聞き返しました。
「食べる？」
「イヌのことですよ。」
「あぁ、なるほど。大丈夫、私は食べたりしませんから（笑）。他にこれと言って趣味がないので、こんな趣味でもいいのではと思っているだけで･･･。」
「（笑）とってもいい趣味ですよ！ それじゃ失礼します。」
そう言って彼女は去って行きました。
“腹ふくるる業なり” とはこんな時のこんな気分のことを言うのでしょうか。咄嗟に出たにしては、結構捻りが利いていたとは思うのですが、もっと気の利いた言葉が出なかったのか？ 何かスッキリしない気分でした。
ここぞというときに頓智の利いた受け答えで笑いを誘いたい、こんな望みは身の程知らずというのでしょうネ？ まぁ、まだまだ欲が枯れていない証拠です。
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ありがとうございます。
頭の回転が鈍いのは加齢のせい？
それもあるでしょうが、
やはり生い立ちが影響しているのでは、と思っています。
東北地方の生まれなので、元々口が重い土地柄、
つまり幼少からの訓練不足ではないかと。
まぁ、これも言い訳ですが･･･。
＞私はコーヒー依存症･･･
カフェイン依存症というのはないでしょうし、
むしろ良薬の部類に入っているようなので
思う存分補給したらいかがでしょう。
一つの事柄に極力真面目に取り組む姿勢が
言葉に滲んでいるように思えて
文章の骨格が丈夫で確かな感じがあるからです。
その二つの要素は
長年のしっかりした習慣や効率のある仕事力量など
知性を基盤とする土台がないと
運べない事柄でもあるので、
それらを緩やかに表現している筆者様の人格の豊かさが
文章に醸し出されている、それを感じ取る瞬間が
割と好きだからでもあります。
咄嗟的なレスポンスができないと感じるのは
まあ、加齢の副作用でしょうかね？
私もその傾向現著ですが、
夫は私より6歳上なのに
咄嗟的な反応が機敏なので
これは彼がアルコールを飲む機会が少ないからでしょうかね？
私はコーヒー依存症なので、
コーヒーが切れると頭がぼーっとする感じもあるし、
一体、何なんでしょうね。