チャイコフスキー
ピアノ協奏曲第1番
ピアノ…トリフォノフ
指揮…ゲルギエフ
演奏…マリインスキー管
好み度…4.5(5点満点)
若き才能あるピアニストの表現意欲旺盛な独奏に、達者な指揮者とオケが表現力豊かにしっかりサポートした好演。
第1楽章冒頭から、ペダルも多用しての「こう弾きたい」という思いの乗ったピアノは、
それでも勢い余って弾き急ぐでもなく、こちらもゆったり柔らかく情緒豊かなオケの音に乗って、双方良い意味で演奏を楽しんでいるかのように、
全体としてゴージャスといえるような雰囲気を醸し出している。
第2楽章は少しテンポは速めの設定。
とはいえ第1楽章でもそうだが弱音部の音もしっかり美しく、この楽章のもつ清楚な雰囲気もしっかりつくりだしていて、
終楽章はどちらかといえば少しおとしめのテンポ。
慌てず、弾き急ぐことなく、ともすれば目まぐるしいだけで終わってしまうこの楽章を、表現豊かに、ときにダイナミックに弾ききっている。
ピアノの旺盛な表現力と、ピアノ、オケの柔らかくゴージャスな雰囲気はこの曲に合っていて、録音の多いこの曲の中でも、印象的な好盤である。
ピアノ協奏曲第1番
ピアノ…トリフォノフ
指揮…ゲルギエフ
演奏…マリインスキー管
好み度…4.5(5点満点)
若き才能あるピアニストの表現意欲旺盛な独奏に、達者な指揮者とオケが表現力豊かにしっかりサポートした好演。
第1楽章冒頭から、ペダルも多用しての「こう弾きたい」という思いの乗ったピアノは、
それでも勢い余って弾き急ぐでもなく、こちらもゆったり柔らかく情緒豊かなオケの音に乗って、双方良い意味で演奏を楽しんでいるかのように、
全体としてゴージャスといえるような雰囲気を醸し出している。
第2楽章は少しテンポは速めの設定。
とはいえ第1楽章でもそうだが弱音部の音もしっかり美しく、この楽章のもつ清楚な雰囲気もしっかりつくりだしていて、
終楽章はどちらかといえば少しおとしめのテンポ。
慌てず、弾き急ぐことなく、ともすれば目まぐるしいだけで終わってしまうこの楽章を、表現豊かに、ときにダイナミックに弾ききっている。
ピアノの旺盛な表現力と、ピアノ、オケの柔らかくゴージャスな雰囲気はこの曲に合っていて、録音の多いこの曲の中でも、印象的な好盤である。