真夜中のひとりごと・・・・・☆

ちょっと元気なリラックスタイムに心動いた事など・・気まぐれに色々と できれば画像も加えて書きたいと思いま~す。

アイナメ父さんとの出会い@函館の海

2020-11-09 | ダイビング


すっかり冬支度が始まった北海道の函館の海に潜ってきました

  冷たい海は苦手・・・・ですが まだ15~16℃あるので 大丈夫  で

     この時期限定の 貴重な生態を見せてもらってきました

 トップの画像 アイナメのオス 60cmはある 大きくて威厳のある姿で しっかりと卵の山を守っています

   北海道に限らず 日本の太平洋沿岸の浅い岩場に生息しているようです

    

  函館の太平洋側 臼尻のダイビングポイントに入って まず驚いたのは 海藻が長く伸び 昆布と共に美しく繁茂していること

   細長くて まるでススキの葉のように びっしりと束になり 少しうねりの強い浅い海中で ゆ~らゆ~ら~~~~~~

       見ていると 酔いそうになる ヤバいシーン    <スガモ>という海藻です

          そして 付近の漁協では 昆布を水揚げしているくらいなので 昆布がたくさん!!

    海中で昆布を見たのは初めてだと思います



  初日は絶好の秋晴れで 浅い海には 日が差し込み海藻の緑とのコントラストが 素晴らしくキレイでした

 下を見ると 黒いとげとげと とげっぽくない平たいウニが そこら中に 




   ウニが好きな人なら きっと涎モノなんだろうなぁ。。。。。と 刺さらないように気をつけながら 

     あまり見かけない 青いヒトデや ムラサキのヒトデに目を奪われていました

  ウニたちは 昆布を食して美味しくなっているそうです

 たくさんいる ヒトデは 魚卵も好物で アイナメのオスは 海底から そして泳いでくる敵たちから 大切な卵を

     必死に守っている様子 しっかりと観察してきました

 

  大きなカメラを持って 近づきすぎて 左手をパクッとやられるアクシデントは 嬉しい洗礼だった気もします  

   ちょっと許してもらえたのか 卵から離れている隙に 失礼して 卵の接写 させてもらいました

 

 産み付けられて それほど日が経っていない卵




  卵に目がはっきりと見えて 孵化が近いのではないかというもの

 卵は 例の細長い海藻 スガモ に産み付けられています

  アイナメの大きな目と目が合い ”ごめんね! ちょっと撮らせてね! 卵 採らないから~”と念じると

    応えてくれているような気もしました




  こちらも アイナメ科の クジメ  アイナメの半分もない大きさですが 可愛らしい感じ 

     同じく 父さんクジメも 必死に卵を守っていました

   自然の営みと 生命を引き継ぐ生物の力強さに あらためて 心動かされてしまいました


     他にも 小さくて素敵なウミウシや 激レア甲殻類を見せて頂いた続編 後日アップします 




  


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