黒鉄重工

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久々のJR浜松工場見学 後編 【2016/07/23】

2016-10-05 22:09:56 | 鉄道撮影記

新幹線の車体吊り上げ実演を見た後は、他の展示物を見て回ります。
まずは工場の入換機L9。どこ製だか知りませんが、北陸重機製だというウワサです。
新幹線の入換をするので連結器はそれ用の密着連結器です。かなり出っ張った位置にあるのが特徴。



こっちは新幹線の線路の保線車両。青と黄色の塗装はJR東海の保線車両では統一されたものです。
これはバラスト整理車のKVP-S形という車両。形式名の文字はKehren(掃く)、Verdichten(締め固める)、Planieren(整地する)、Stabilizieren(安定化する)の頭文字になっています。
マルタイことマルチプルタイタンパーと一緒になって作業します。マルタイの作業後に散らかった道床を掃除して整えるという役割を担っています。



そしてこれがマルチプルタイタンパー。保線車両の代表格のひとつといえます。
新幹線が走ることで生じる線路の歪みを直す車両です。レールを持ち上げてそしたら道床のバラストに爪を突き刺して振動させます。それによりバラストが敷き詰められてレールをしっかりと支えることが出来るというわけです。



SW形延線車。
新幹線の電気を供給している架線のトロリ線を張り替えるための車両です。トロリ線を延ばす、巻く、引っ張る、積み込むといったことができるのです。
これと組んで動くだろう作業車と装柱車が連結されているんですがこれらは省略。



衛星通信車。
新幹線で災害が起きた時に現地で情報収集し、その内容を東京の指令所へ送るための自動車です。パトカーや消防車と同じ緊急車両という扱いのようで、サイレンを鳴らせば優先して道路を走行できるのだそうな。



ボディ側面が新幹線の帯と同じなのが面白いです。



おなじみ923形ドクターイエロー。



話題のパワーワード、無人新幹線爆弾。この時はまだシン・ゴジラ公開前であったわけだけど。



治具に車体を乗っけているN700系。クレーンで運ばれてきたんだろうなぁ。
とまあこんな感じで浜松工場の見学はおしまい。ぼちぼち帰ります。



帰りもシャトルバス。遠鉄バス以外にも「浜松バス」という観光バスも動員されています。これは三菱ふそうエアロバスですな。



日野セレガHDに乗りました。観光バス車なのでアタリですね。



浜松駅に戻ってきた後は、もう一回遠鉄に乗って全線を往復してきます。ZBSが駅メモというゲームのために乗ったようなもんなので、駅メモやってない身からすれば特に面白くもなかったのでほとんど寝ていました。

その後は浜松で夕飯を食べて磐田のぞーなハウスに一泊させてもらいました。
というわけで翌日へ続く。


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