黒鉄重工

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北米project 4 ~Is the order a warbird? その102【2016/03/04~10】

2019-09-28 23:54:33 | 海外旅行記
USSミッドウェイの飛行甲板へ出てました。うーむ、空母の飛行甲板だ、感激ですね。
発艦と着艦の甲板を分けていて、屋外駐機も出来るような構造なので、まあ広いのです。
飛行甲板には航空機が展示されていて、空母の面目躍如といったところ。甲板がまた広いので下手な航空博物館よりも内容も充実しています。


ダグラスEKA-3Bスカイウォーリア(2日ぶり2機目・486機目)
アメリカ海軍の艦上核爆撃機です。1950年代だと核爆弾がまだ大型の時代なので必然的にそれを載せる爆撃機も大型化してしまうのです。艦上機としてはかなりの大型。
そこまでして核爆撃機を造らんでもという気もしますが、当時は核開発競争が盛んでしたし、核戦力を持っていない軍隊は存在意義が薄くなるし、空軍との予算獲得競争も激化してましたし・・・そんな事情があったのです。
1960年代頭になると後継機のA-5が就役したので核爆撃機としてはお役御免になりました。ただし大きな機体を活かして電子戦や空中給油に再活用することになりました。このEKA-3Bは電子戦と空中給油の両方に対応した機体です。


海軍も核攻撃できるんだよ!だから空軍にばっか予算回さないでこっちにも寄越してよね!というアピールのために造られたとしか思えず・・・。しらんけど。でもそう思うとちょっと哀れ。


グラマンF-14Aトムキャット(2日ぶり5機目・487機目)
もう見た。もう書くこともないでしょ・・・。


バルカン砲部分の外板が透けて見えるようになっています。
トップガンのバルカン砲のチープな描写を思い出す。


弾倉部分はこんな感じよ。


これを入れて今回5機のF-14を見てるわけですけど、フェニックスミサイルを見たことは一度もないな・・・。


マクドネル・ダグラスF/A-18Aホーネット(2日ぶり3機目・488機目)
アメリカ海軍の戦闘攻撃機。改良型のC/D型はまだ一部で現役ですけど、初期のA型はもう博物館入りするような機体になっているのです。


この機体は迷彩柄に塗られていて、垂直尾翼にはソ連の国籍章もあります。これはトップガンでの戦闘訓練の時に仮想敵役を務める機体なのです。一般にアグレッサー機と呼ばれますが、海軍ではアドバーサリーと呼んでいます。


主翼を折り畳んだ状態。
その脇にいるぴょん吉状態の彼はパイロットのヒル(仮名)です。


地面においてあるミサイル。たぶんハープーン空対艦ミサイル。


アメリカ海軍では所属に加えて機番と型番を書きます。現実でこうなんだから、ガンプラに型番のデカールを貼っても別に問題はないのだ。


マクドネル・ダグラスF-4SファントムII(2日ぶり7機目・489機目)
これも何回も見たファントムおじいちゃん。でもS型は初見です。
J型の近代化改修型で、アメリカ海軍のF-4の最終型と言っていいと思います。


グラマンF9F-3パンサー(2日ぶり3機目・490機目)
初期のジェット艦上戦闘機。風防に布が被されてますけど、何か整備中ですかね?


ノースアメリカンT-2Cバックアイ(2日ぶり3機目・491機目)
艦上練習機。結構好きな形よ。


ノースアメリカンRA-5Cビジランティ(2日ぶり2機目・492機目)
A-3の後継機の艦上核爆撃機。超音速飛行が要求されたので空力的に洗練されてかっこよくなってます。くさび形の空気取入口がいいですね。後のF-15やMiG-25にも同じような形が採用されてるわけですけど、A-5が元祖でしょうね。
就役した時は超音速爆撃機での核攻撃は時代遅れになっていたので、持ち前の高速性を活かした偵察機に活路を見出します。


偵察カメラっぽいの。



尾部。

グラマンF9F-8Pパンサー(2日ぶり3機目・493機目)
F9F戦闘機の写真偵察機版ですね。
機首の武装を取り払って、代わりに偵察用カメラを仕込んでいます。機首の左右にある四角いガラスの内側にカメラが入っています。
撮影する時は機体を左右に傾けてカメラを下に向けてから撮影します。戦闘機型の写真偵察機だとだいたいこんな撮影方法を取りますね。


ダグラスA-1Hスカイレイダー(2日ぶり4機目・494機目)
強い攻撃機。これも好きなんですよねぇ。


殺す気でいるよね、っていう搭載量です。

というところで今日はここまで。