
ボーイングP-8Aポセイドンというアメリカ海軍の対潜哨戒機。同社の小型旅客機737-800を原型にしています。
今見たRQ-4の海軍版であるMQ-4C無人哨戒機との連携が前提の機体で、哨戒任務はMQ-4Cがやって、それがアヤシイ目標を発見したらP-8Aが現場に急行して対応するというのが基本だそうな。なので従来のアメリカや日本で長年働いているP-3や日本が最近開発したP-1とは運用思想が異なるのです。

見た目は窓のない737です。屋根にアンテナがやたら付いているのが目に付きますかね。

下部にもいろいろな機器のフェアリングが出ています。

C-17。遠くからでも目立つのなぁ。

C-130。

これは人の居ない状態で撮れていいですね。

航空自衛隊の練習機、ビーチクラフトT-400。空自の練習機はT-7が一番最近の機種ですが、T-8からT-399まではどこにいるのよ?というのはたぶんお決まりのジョークだと思います。
実際は、ビーチクラフトのビジネスジェット、モデル400を原型にした練習機だからその番号をそのまま使った、という単純な理由。命名規則から外す理由ってなんだったんだろうか。

航空自衛隊のふそうキャンター。電源車ですかね?

ビーチクラフト・ボナンザE33。これは軍用機ではなくて民間機です。登録記号がJAナンバーなので所有者は日本人でしょうか?
ボナンザといえば尾翼がV字のアレです(RQ-4のような配置の尾翼)。アレは35型という機種ですが、これは普通の尾翼をしているんで33型なのです。

セスナ172。いわゆるセスナ機です。
なんかこの派手な塗装は前にも写真で見たことがあるんで、友好祭の常連かなんかでしょう。

ここからは軍事オタクが持ち寄った軍用車両の展示。やっていることは本物の電車を持っている鉄道オタクと変わらん。
日野の73式1トン半トラックの救急車仕様。

オートカー(という会社)のM3ハーフトラックというやつ。後輪はキャタピラになっているんだね。ケッテンクラートの大きい版みたいな、そんなかんじかしら。

ダッジWC-52 3/4トントラック。ダッジのボンネットは見分けが付きやすいのだ。

M1026という汎用輸送車。ハンビーと呼ばれとるやつですね。

ウィリスM38。いわゆる出目金ジープ。
軍用車については軽くこんなところで。

腹も減ったので、横田基地名物ステーキを食べます。大人気で行列もできているので、そこそこ待ちます。

ステーキ肉とコストコで売ってそうなパン、焼きとうもろこしのセット。
うまいうまい。

おじさんビールも付けちゃうぞ~。
なんで容器がこんなに背が高いのよ。この容器も横田基地名物だそうな。

見るもんを見たので、出国して日本に帰国します。
ところで帰りのゲートの地面で見たこれですが、これって逆走車両絶対通さないマンですよね。
作動状態だとそこの櫛状の穴からトゲが出ていて、逆走してくる(あるいは不法侵入しようとする)車両のタイヤに穴を開けてパンクさせてしまうのです。従走時はトゲを踏んでもトゲが穴の中に沈むのでパンクしません、という作り。
横田基地友好祭は以上です。
直前の横槍で展示機の大半は欠席したので満足はできませんでしたが、基地の中に漂うアメリカの雰囲気を感じて少し懐かしくなりました。また再挑戦したいところです。
出国後もまだ続きがありますが今日はここまで。