
砕氷船「しらせ」の船室を見たら、船内見学はおしまいで下船します。
雲の上から上半分だけ姿を見せる夏富士と清水港が美しかったです。

来た時は行列に並んでいて見れなかった船体を観察します。船首は尖っているものですが「しらせ」のそれはかなり潰れた形状をしています。砕氷船だから?だと思います。

ベージュと朱色の船体は「宗谷」以来の伝統的な塗装です。この色を見るとやはり南極観測船という認識です。

なおさっきから写り込んでいるonちゃんみたいな着ぐるみは、自衛隊静岡地本のキャラクター「しずぽん」です。胴体はみかん、手足は茶っ葉でできています。
こっちに目線くれたりポーズ取ってくれるので「しらせ」と一緒に写す被写体としてはむしろアリです。


とはいえしずぽん抜きの「しらせ」も抑えておきたいところ。代わりに富士山を入れてみます。

駿河湾フェリー「富士」が出港するところにも出くわしました。

「しらせ」と「富士」です。

南極海の分厚い氷を砕きながら進むのでやたら頑丈にできている船首です。ここが砕氷船のキモです。
船首に丸い穴がいくつも開いていますが、あの穴からは海水が放出されます。海水を使って氷を溶かすのです。

艦橋構造物は大きくて、貨物船のような雰囲気もあります。

日本から遠く離れた南極へ隊員たちを送り届けてまた無事戻ってくる、頼もしいすがたです。

最後に客船ターミナルビルの展望台から。

「富士」が出港していきました。

入れ違いで東海大学の実習船「望星丸」も入港してきました。
これで今日はおしまいです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます