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地上展示区画の奥の方へ進んでいくにつれてまだ見慣れぬ機体も出てきます。これはタイ空軍のサーブJAS-39Dグリペンです。これも、まさかここで見られるとは思わなかった戦闘機です。
スウェーデンのサーブ製の小型戦闘機です。アメリカやソ連の戦闘機とは異なる独自の思想を持って開発された戦闘機で、ニッチな需要を掴んで輸出の実績もあります。そうは言っても中小国での採用が主ですからそうお目にかかれるもんじゃないと思っていました。博物館入りするにもまだまだ早いしね。
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ヨーロッパでよく見られる無尾翼デルタ戦闘機は個人的にはあんまり好きな形じゃあないんですが、グリペンとラファールは例外。かっこよい。
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カナード翼。これがF-16でいうところのLERXの役割を果たしているとかなんとか。
空気取り入れ口はなんだか古臭い形状しとります。
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エンジンはアメリカのF/A-18の搭載エンジンと同じF404を単発。ノズルの形状に見覚えがあります。
サーブは戦闘機の部品で最も重要なエンジンは自主開発せずに輸入に頼っています。
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尾部。フラップの形状が凝っているのな。
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シンガポールのF-15SG。
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焼け野原にでもする気かっていう量の爆弾。
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ではここで、シンガポールエアショーの屋内展示を見てみましょう。いい加減クソ暑いものでして。
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シンガポールエアショーは本来航空宇宙産業と軍事産業の見本市なので、屋内展示はそこに出展している各企業の宣伝と商談の場になっています。で、企業にとっては業者日の方が大事大事ですんで、業者日が終わってしまうと企業はとっとと撤収してしまうところが多く、一般公開日にはもぬけの殻になっているところ多数。なのであんまり見どころがないのんなー。
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ボーイングのブース。軍事兵器も色々やってまっせ!というアッピル。でもボーイングくんは吸収合併した他者が開発した遺産をこねくり回しているだけな気もするし、なんだかこう・・・。
展示ブースはこのように薄暗くて係員もいなけりゃ見物客もおらず、やる気ゼロです。ボーイングですらこれなんだから他の中小企業なんてお察し・・・。
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STエンジニアリングというシンガポールの企業。正直よう知らん。地元枠参加だからか一般日でも熱の入った展示をしています。
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エアショーに戦車を展示するという離れ業をやってのける会社のようです。
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自動運転バスだって飾ります。どうして・・・。
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機関銃の展示。子供が触って射撃のマネもできるぞ。日本で自衛隊がこんなのやったら某勢力に目を付けられて怒られ案件になるやつですが、そんなの日本だけです。こういうのは欧米に追随しろと言わないので、連中の言うことは信用できません。
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エアバスのブースです。これはたぶん「点が」のニューモデル。あるいは弾丸の展示かもしれません。
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エアバスもまあやる気ないです。
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サフランという航空宇宙、軍事、通信の複合企業。旅客機用のカーボンブレーキを展示しているのが目立つものでした。左が787用、右がA350用だそうな。
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日本からは日通のブースがあるのを見ました。日通なのでやはり航空貨物輸送の展示です。日本人はやはりクソ真面目というべきか、一般日でもちゃんとブース運営してくれていました。
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次はこのシンガポール空軍の建物へ。
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シンガポール空軍とはなんぞやというのを説明してくれます。外国人向けには良い宣伝になるし、自国民向けにはこういう役割があるからちゃんと納税してちょ、ということになるんだと思います。
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ただほぼ素通りでしたがね・・・。人気の展示には家族連れが列を作っているので入りにくいし。
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貴重な冷房の効く屋内なので床に座り込んで休憩している人たちもいますし。
というところで今日はここまで。
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