
路面電車に乗って長崎駅に戻って来た一行。11時ごろに発車する485系特急「かもめ」を撮影に向かいます。
長崎でもやはりまったりとした撮影ができました。なんというか、やっぱり首都圏は人が多すぎるな・・・と。

さて、雨も丁度上がっていたのでキハ200系に乗ってひとつ隣の浦上駅でもう一度485系を狙います。

浦上駅にて。ばっちりでございます、ムフフフ。

後追いはまあぼちぼち。

浦上駅からは再び路面電車に乗車。電車を待っていると3000形がやって来ました。細かいところを見ていくとあんまり見ないデザイン?

大浦天主堂下電停で下車して、旧長崎税関下り松派出所を撮影。今は長崎市べっ甲工芸館として活用されています。

その隣にある1904年建築の旧香港上海銀行長崎支店。立派な石造りの建物でございます。今は警察署、民俗資料館として活用されています。

そして大浦天主堂へ。1864年に建造された日本でも早くに作られた教会でなんと国宝。坂を登ったところにあるというのが神聖らしくてまたいいですな。

マリア像(のはず)。中は撮影禁止だったので掲載できないです。本場もんよりは劣るそうですが、それでも私から見れば十分教会の雰囲気が出ていましたよ。

ここからはグラバー庭園を見学。旧グラバー邸をはじめ長崎の近代建築が移築・復元されている場所です。
まずは旧三菱第二ドックハウス。三菱重工長崎造船所第二ドックの建造に伴い建築された建物で、船が修理されている時に船員が宿泊するための建物です。
造船所からここへ移築され、保存されています。

旧長崎地方裁判所長官舎。1883年に建てられた明治官庁建築のひとつで当時の西欧化を反映した貴重な建物。

旧ウォーカー住宅。

旧リンガー邸。

旧オルト住宅。

室内の調度品はここが一番豪華でした。こういう所に住んでみたい・・・。

旧スチイル記念学校。

カメの上にカメが乗っておる。

旧自由亭。今は喫茶店になっています。

そして、旧グラバー邸。
今までは白っぽい建築が多かったですが、ここは青を基調としています。バンガロー風の外観も特徴的ですね。

室内は旧オルト亭と比べると質素でしたがそれでも豪華ですね~。

グラバーの像。
若者を海外に留学させ伊藤博文といった日本の指導者を続出させるなどして日本の発展に貢献しました。
さて、これでグラバー庭園の見学は終了。
この後出島の見学もしたかったのですが、降ったり止んだりの雨と所長さんとゼニガタさんについていくのに大量の体力を消耗・・・。
時間もなにやら中途半端だったのでグダグダと長崎へ戻ることにします。

・・・が、帰りの路面電車の車内から無理やり出島を撮影。
出島と言っても周りは全部埋め立てられてしまったので島の面影はすでにありません。

さて、お腹もすいたことですし駅にあるロイヤルホストで長崎限定メニューであるトルコライスを注文。
おいしいおいしい^^

アラウンド~ カラーになった885系特急「かもめ」で博多に戻ります。
が、強風の影響で特に急がない列車状態に。冗談抜きで。

遅れはしましたが何だかんだで帰りの飛行機には間に合いそうです。
ゼニガタさんとは博多駅でお別れし、地下鉄で福岡空港へ。ホームに入る103系を撮影してみましたが・・・まあこんなまんだよな。

帰りの飛行機にて能登の「しおサイダー」なるものを注文。どっかのラジオで紹介されていたような気がしたので。
名前だけ聞くとなにやら怪しげですが、飲んでみるとこれが深みとコクがあって実においしいです。スイカに塩を振るようなものでしょうか?

17時半に福岡空港を出て19時ごろに羽田空港へ到着。いやはや、技術の進歩というのはすごいですな。
こうして485系撮影と長崎観光は無事終了。皆さんありがとうございました。
ちなみに、これで九州は全権制覇したことになりますね。もっとも、鹿児島県は肥薩線でちょっとかすめただけですが・・・。