67camper's Blog

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バディ・チルダーズのワンホーンアルバム

2006-09-16 23:35:31 | jazz & vocal
Buddy Childers Quartet
(Liberty LJH6013)


 リバティレコードはウエストコーストを代表するレーベルですが、LPRではじまるポピュラーアルバムシリーズが最も知られていますよね。ジュリー・ロンドン等はその代表ですよね。あまり知られてないかも知れませんが、LJH6001からはじまるジャズ路線のラインアップがあります。このシリーズにもなかなか渋いウエストコーストジャズのアルバムが目白押しです。本日は、ケントンやハーマンのビッグバンドで活躍したトランぺッター、バディ・チルダーズのリバティ2作目のワンホーンアルバムをアップしましょう。

チルダースのトランペットはやや線が細い感じは否めませんが、美しい音色とリリカルなプレイで聞かせますよ!特にA-1の”You Call It Madness”やB-2の“You Go To My Head"の美しいバラードプレイには脱帽です。また、ここでのArnold Rossの絶妙のピアノも捨て難いですね。B-1の"It's Gotta be Happy"はこのRossのオリジナルで自身のスウィンギーなソロがいいですね。ベースのハリー・ババシンを交えたチェースも聞き物です。最後のバーニーズチューンはチャーリーバーネット楽団でバハマ楽旅中にリクエストされたものでラテンフレーバーを入れて演奏したところ好評をはくし、それをスタジオ録音に持ち込んだものでアレンジの良さが光ります。

 リバティのブルーレーベル、シルバーロゴでおそらくオリジと思います。