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B.B.KINGのフェイバリットギタリスト

2006-09-21 23:38:35 | jazz & vocal
Glide On/Bill Jennings with Jack McDuff
(Prestige 7177 Staus reissue)


 インディアナ出身のギタリスト、ビル・ジェニングスはB.B.KINGのfavorite guitaristとsて知られていますが、ジャズファンには後に参加したウィリス・ジャクソン5重奏団でのプレイで知られているのではないでしょうか。彼は、フェイバリットギタリストとしてレス・ポールを挙げていますが、他のギター奏者の演奏を聴くのがあまり好きでなかったと言います。むしろサックスプレーヤーからの影響を強く受けたと語っていたようで、Bird, Willis Jackson, James MoodyそしてSonny Stitttをfavoriteとして挙げています。

 ここでは、弟のアル・ジェニングスのバイブとマクダフ御大のハモンドオルガンを交えた5重奏団での演奏が聴かれます(ベースはWendell Marshall, ドラムはAlvin Johnson)。Wiillis Jackson盤でのプレイに比べれば、やや地味な感じがしますがR&B系のギタープレイが楽しめます。サイドAではジェニングス兄弟の息のあったユニゾンではじまる冒頭のタイトル曲も良いですが、珍しいマクダフのピアノが聴ける"Billin' And Bluin'"が聞き物です。サイドBでは何と言ってもジャズ批評のコテコテデラックスでも紹介されたビルのブルージーなギターとアルのバイブが活躍する"Miss Jones"がいいですね。

 所有盤はプレステッジの再発専門レーンベル、Statusのモノです。このレーベルがオリジナルのモノもあるようですので注意したいですね。