67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

アンジーに始まりアンジーに終わる。

2006-09-29 05:35:04 | アコギ

   丁度1年5ヶ月になります。憧れのビンテージギターを手にして以来、”こんなローテクではお話にならない”と思って始めたアコギスクールでしたが、今回、勤務体制が代わりこれ以上続ける事が出来なくなりました。月3回、高知市のスクールに通うのは、同僚にも負担をかけましたし、結構大変でしたが自分なりにそれなりに成果があったと思っています。簡単なコードストローク、アルペジオ、スリーフィンガーしか出来なかった自分にソロギターの魅力を教えていただき優しく手ほどきしてくれましたN先生、本当にありがとうございました。

   スクールに通いだしたきっかけは、サイモン&ガーファンクルの、正確にはポール・サイモンのAngieでした。アコギを少しでもかじった方は、この曲に一度はチャレンジしているかも知れません。哀愁のメロディをもったとてもブルージーな良い曲ですが、ポール・サイモンに憧れ続け何とかこの難曲を自分なりに納得がいくプレイをしたいと始めたスクールでした。昨年のクリスマスライブで披露できた事、とても楽しい想い出です。 スクールではいろんな曲が題材になり、自分なりに練習もしました。クラプトンのブルースやジャズ、ボッサまでいろいろ教えていただき少しはレパートリが増えた気がしています。”枯葉”、“テイクファイブ”、“いそしぎ”、”マシュケナダ”、”A列車で行こう”、”インザムード”などなど、こんな曲までそれなりに弾けるようになった事は自分にとっても驚きです!

   そして奇しくも最後の題材になったのが、ローリングストーンズの”悲しみのアンジー”でした。9月に入り練習してきましたが、まさに”アンジーに始まりアンジーに終わる”で、何とかこの美しいメロディを奏でる事が出来るようになり嬉しく思います。これからもアコギとは長く拘っていきたいと思っています。レコード音楽も良いですが、自分でプレイする喜びって絶対ありますよね。両手使うギターはひょっとしたらボケ防止にも良いかも・・・今後も趣味としても長く続ければと思います。

NEWPORTのEDDIE COSTA、そしてBILL EVANS

2006-09-29 04:44:19 | jazz & vocal
Eddie Costa Trio, Mat Mathews & Don Elliott at Newport
(Verve MGV-8237)

 Verve御得意のニューポートジャズフェスティバルのライブ録音です。粋なMCが聴けて、演奏もリラックスしており、いつも意外な組み合わせのセッションが楽しめる好企画だと思います。この企画には、多くのメジャーアーチストが録音されており国内盤再発でも何枚かのリリースがありますよね。

 久々にジャズを聴こうと言う気になったので、レコード棚から何とか取り出して来たのがこれです。サイドAはピアノ、バイブの両楽器で独特のプレイスタイルを持つEddie Costa Trio【Ernie Furtado(b), Al Beldini(ds)】の演奏です。ここではEddieはピアノに専念しています。1957の録音なのですが、この年、両楽器でダウンビート誌のnew starとして取り上げられたEddieのパーカッシブなピアノスタイルを聴く事が出来ます。トリオで"Taking A Chance On Love"を演奏した後、フロントが紹介され、ドイツ出身のクラリネット奏者Rolf Kuhn、そしてアルトのDick Johnsonが紹介され、"There will Never Be Another You", "I'll Remember You"が演奏されていきます。Dickのアルバムではリバーサイド盤が知られていますがこれもコレクターズアイテムですよね。ロルフのクラリネットと音色が似ており聞き分けが少し難しく思えるのは自分だけでしょうか? サイドBはオランダ出身のアコーディオン奏者、マット・マシューズの演奏が聴けます。アコーディオンのジャズは珍しい音色で、たまに聴くと結構いいモノです。"Windmill Blues"のハンク・ジョーンズのソツのないブルースプレイもいいですね。そして最後を締めくくるのが、マルチ楽器奏者のドン・エリオットのグループです。何と行っても、若きビル・エヴァンスの参加が貴重です。彼のピアノをフィーチャーした"I Love You"のプレイはエヴァンスファンは見逃せないですよね!

 アルバムはVerve Clef Seriesでトランぺッターロゴです。やや雨降り盤なのですが、このアルバムを含めNEWPORTのライブシリーズは秀逸なカバーも魅力ですね。