67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

ファイアストン ホワイトリボンタイヤ

2006-09-23 10:24:56 | Volkswagen

 先日、富山のVolkswagen Meeting 2006を前にして、スリップサインが発覚した我がデイリードライバー66bug用のバイアスタイヤが到着しました。

 US Royal, Firestoneで迷ったあげく、結局元と同じこのタイヤにしました。バイアスタイヤは履いてみないとわかりませんが、結構フラフラします。ホイールバランスが悪いのか、トーイン調整が拙いのか、タイヤの摩耗のせいなのか、はたまたバイアスならではの特性なのか、よくわかりません。現状では、仁淀川にかかる橋の上などでは、かなりハンドルがとられていました。とりあえずスリップサインのままでは長距離が走れませんので、結局新調しました。思わぬ出費で痛いです。

知的な女流ピアニスト、マリアン・マクパートランド

2006-09-23 01:08:11 | jazz & vocal
Marian McPartland at the Hickory House
(Capitol T574)


 英国出身のマリアン・マクパートランドは、秋吉氏、ユタ・ヒップなどとともに本場アメリカへ海外から進出し、最も成功した女流ピアノプレイヤーであります。渡米したのが1946年とありますから、秋吉氏よりは少し前になりますね。女性らしいチャーミングでインチメイトなプレイからビート感のあるダイナミックなプレイまでオールマイティにこなす実力を兼ね備えたピアニストと言えると思います。数々の教育事業やライナーノートの執筆など評論でも有名ですよね。

 50年代、ヒッコリーハウスでソロ、トリオフォーマットで活躍し、キャピトルに録音されたのが本アルバムです。ベースにはビル・クロウ、ドラムにジョー・モレロを擁してのすばらしいトリオ演奏が聴かれます。マリアンのダイナミックなピアノもさることながら、ビル・クロウの力強い乾いたピチカート、多彩なモレロのドラミングとどれをとっても素晴らしく、録音のよさもありモノカートリッジで力強いサウンドを提供してくれます。サイドAの"I Hear Music", "Tickle Toe"などのスウィンギーなプレイは涙ものですよ。他にも、"How Long Has This Been Going On", Lush Life", サイドBの"Mad About The Boy"や"Skylark"等のバラードプレイも選曲もよく申し分なしですね。

 キャピトル、ターコイスラベルのオリジナル、モノ盤です。中域の厚い録音で、DL102で再生してみて、こんなに録音よかったのかと改めて思わせてくれた愛すべきアルバムです。