Mercy, Mercy, Mercy!/Cannonball Adderley
(Capitol SM-2663)
(Capitol SM-2663)
60年代、ジャズはどんどん多様化しアヴァンギャルドな流れとマイナーかもしれないが8ビートを取り入れたジャズロックも一つの流れを作ったと思います。ジャズロックの名盤としてモーガンのサイドワインダーやラムゼイルイスのジインクラウドはとても有名ですが、本日アップのこのキャノンボールのアルバムも捨て難い魅力がありますよね。自分のコレクションの中でも早期のモノで、ない資金を何とか工面して石丸電気のサービス盤コーナーから拾い上げて来た一枚で、キャピトルの再発盤です。勿論、キャノンボールのアルバムでもブルーノートの”サムシンエルス”に次いで購入した盤で自分にとっては極めて思いで深いアルバムです。
メンバーはアダレー兄弟、ザビヌルのキーボード、ビクター・ガスキンのベース、ロイ・マッカーディーのドラムと言う五重奏団からなります。内容については皆さんご存知の通り!イントロダクションに始まり、"Fun", "Games"のファンキーな演奏、客の反応を確かめるかのようにエレピのイントロで始まるザビヌルの名曲、”Mercy, Mercy, Mercy!”の強烈なそしてコテコテとも思える後乗り、リフ! イヤー、いつ聴いても最高!B面もいいのでしょうが、”Mercy, Mercy, Mercy!”でもうお腹いっぱいと言ったところです。
確か、新品で1000円ちょいでした。この臨場感をそのクラブで味わった方、羨ましいなぁ・・・!!!