Solo Piano/Dave McKenna
(abc paramount ABC-104)
先日、blog仲間のazuminoさんも、デイブ・マッケンナのエピック盤をアップしておられましたが、彼のスィンギーなプレイはホーンプレイヤーのバックに回っても抜群のサポートぶりを発揮しますよね。一番有名なのは、ベツレへムのZoot Sims, "Down Home"でしょう。この他にもマックス・べネット、ルビー・ブラフなどのアルバムで快活なスィンギーなピアノで盛り上げている様子は皆さんご存知のとおりです。本日アップのマッケンナのアルバムはソロ・アルバムで以前にエピックのトリオ盤をアップしたときにコメント欄で話題になった一枚です。NOTサンが2種類のカバーがあると指摘を受けていたものです。
内容的にはマッケンナのソロピアノ、トリオで聴かれるスウィンギーなスタイルをソロにそのまま持って来た、左手を駆使してのノリのいいスタイルはラグタイム風でもありソロならではの魅力に溢れています。A面の"Why Was I Born"のミディアムテンポのノリの良さにアッといい筈です。続く"Smoke Gets In Your Eyes"の美しいバラードソロも魅力的ですよね。そして白眉と言えるのが”Blues Up"のソロピアノです。ブルースフィーリング溢れる左手がやはり肝ですね。B面の"S'Wonerful", "My Shining Hour"そして”Like Someone In Love"のスタンダードもいいですね。
Solo Piano/Dave McKenna
(Nippon Columbia YW-850-AB jp.reissue)
トップにかかげたのがabcのモノラル盤です。abc盤の音色のクリアさに驚いてしまいます。直ぐ上が国内盤の再発です。おそらくこのカバーのabc盤も存在するのでしょうね。