コメント欄のご質問のお答えです。
L1の達成指標として何を用いればよいかですが、やはり短答の過去問題です。通年度版を用いて、時間を計りながら一気に解いて、その年の合格ラインを超える点が取れるかどうかです。何度やった問題でも構いません。まずは、「合格ラインを超えるだけの知識」を身に付けているといえるかどうかが問題だからです。
また、テキスト等の基本論点については、論点ごとに「問題の所在の指摘+規範の指摘+理由づけ」を何も見ないで言えるようになれるかが指標となります。
全科目L1を終えてからL2に入るかまたは、科目毎にL1→L2とたどるのが良いでしょうか、という点については、科目毎をお勧めしています。憲法L1→民法L1という流れの時、民法L1と同時進行的に憲法L2に着手する、そんな感じです。論文に早い段階で触れるかどうかが、短期合格できるかどうかの分かれ目です。先延ばしにして良いことは一つもありません。
秋にある行政書士試験はマイルストーンとして受験した方がよろしいでしょうか、については、試験慣れする、試験に間に合わせる勉強をする、という意味で意義があります。また、モチベーションの維持にも役立ちます。支障がなければ受けるのがいいと思います。