9.23シン・王道基礎講座で合格する!
0.「前提を覆す時代」に備える
(1)
・「年金支給は80歳から?」
・「解雇自由の原則に変更する?」
・「被災地の復興はできない?」
(2)
・75歳以上の人口 1934万人(22年10月)
・20歳未満人口 2000万人(22年10月)
・年間出生数75万8631人(23年)
・2035年問題
団塊の世代ジュニアが全員60歳以上になる
2040年には高齢者の割合が35%を超える見込み
「このような国で何が起きるか」を想像する事がサバイバルの為には必要。
(3)
・自分の身は「自分で守る」
平均年齢84.5歳の時代=セカンドステージをどう過ごすのか?
・「大きなリターン」の為には、「先行投資」が必要。
=自分の未来のために、「時間」と「お金」を「投資」する
1.社会人の立ち位置
(1)社会人の利点
①経済的安定性がある
②キャリアの断絶が生じない
③合格後に経験や人脈を生かせる
④仮に落ちても「現状維持」(マイナスにはならない)
⑤合格後にモノを言うのは、人脈とコミュニケーション能力
(2)社会人が不利な点
①時間不足
②情報収集面
2.社会人受験生が意識すべきこと
①短答全振りが多い
=短答は強い
=「知識」はある
②「知識」で解こうとする
=「知識の囚われ人」が多い
=「論文を意識した勉強ができていない」という事でもある。
➂学習上の注意点
・1日の中に勉強を組み込む=「習慣化」する
・細切れ時間の有効活用
・常に論文を意識する
・言語化を意識する
・まとめノートは作らない(二度手間)
・手を広げない(選択と集中)
・「できないことはできない」と割り切る
・「締め切り効果」を日々の学習に組み込む
3.攻略法
①基礎力
②事案把握能力
➂論点抽出・選別能力
④事案分析能力
⑤答案作成能力
①基礎力
・条文・定義・制度趣旨・要件・効果・基本論点・重要判例(事案と規範と評価部分)の「正確」な「理解」と「記憶」。
・条文は普段から引くこと(当たり前)
・普段から「理由」を考えるクセをつけること(法律の世界では「何故?」に答える「説明能力」が問われる)
・「暗記」の時間をたっぷりとること。
・王道基礎講座のテキストは、「合格に必要な知識を網羅的にカバー」「圧倒的な具体例の 数」「判例を活用しつくす講義」「論点は論証形式で説明」と言う強みがある。ただの「辞書的なテキスト」ではない。
*講師に必要なスキル
「自分の言葉に置き換えて」法律知識を説明できる。
「理由を丁寧に説明する」
「後で読んでおいてくださいの濫用はご法度」
「時間の長さを感じさせない」
②事案把握能力
・スピーディーに問題文を読みきり、事案を把握する能力。
→ 「文字情報のビジュアル化能力」
= 自分で図を描く作業をする。
・「誰が」「誰に対して」「何を要求しているのか」を整理する(生の事実)
「要求」→「法的な効力」→「法律構成を考える」
ex「この話はなかった事にする」=「契約をなしにしたい」=「解除、取消し、無効」
・「問題文の生の事実」から「行為」を切り出す→法的な評価を加える。
③論点抽出・選別能力
・検討すべき論点に気付き(抽出)、論点毎のメリハリ(選別)をつける能力。
→ 論点抽出は、前提として「主要論点が頭に入っていないと駄目」。
→ 論点は条文の文言との関係性が強いので、何条の問題鴨意識する
→ 「こういう制度の問題かな」→「条文見てもない」→「結論の座りが悪い」→「論点化(類推適用、規範を立てる」、と言うパターンもある。
→ 結論を出すうえで「判断基準」を示さないといけない=「判例の規範の問題」
・ 「Aランクだから厚く書く」わけではない
・ 「規範部分を厚く論じるのか、軽く書くのか」
・ 「問題文の読み方」スキル
④事案分析能力
・「本件事案の特殊性」に気がつく能力=論文試験最大の山場。
→ 事実の「抽出」と「評価」
・「基準となる定規」は「主要判例」。判例の「事案」と「理由付け」を「丁寧に」抑え る。これができていない人が非常に多い。「王道基礎講座の強み」はここ。
⑤答案作成能力
2時間で形式・実質両面で問いに応えた答案を書き切る能力。
<司法試験は>
→ 道具の「数を競う」試験ではない。
→ 道具の「使い方を競う」試験。
→ 「思考力」=「考える力」が問われる。
→ 「思考力を鍛える講義」、それが王道基礎講座。
→ 「考える素材」として圧倒的な数の具体例を紹介している
復習の際に、「自分で説明」してみる
→ 講義中に「考える機会」を多く取り入れている。
→ 「一方的に説明するだけの講義」ではない
結論:「テキスト」×「講義」=「合格」。「車の両輪」。