風を紡いで

旅の記録と料理、暮らしの中で感じた事などを綴っています。自然の恵みに感謝しながら…。

雨の日はやっぱり紫陽花…

2005年07月06日 | 自然(花 虫 樹etc)
雨の日はことのほか紫陽花がきれいです。
ピンク系、ブルー系、パープル系、ホワイト系…
いろんな色の紫陽花があちこちに咲き乱れています。

土が酸性かアルカリかで、花色が違うといいますが…
場所によって咲き方が異なるのを見ていると
植物も人も同じように環境が大事なんだなー、としみじみ思います。

ひとつひとつの紫陽花でさえ、刻々と変化して…
少しずつ変わりながら、七色以上の花色を見せてくれます。
私たち人間のこころ模様は、一日に数万回変わるということを聞きました。

きれいな色模様でいられる時を少しでも多く持つ事が、
“しあわせ”に繋がるのでしょうね~。
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“我が家に勝る、家はなし”

2005年07月06日 | 暮らし
家に帰ると、こころの部屋の掃除ができます。
忙しい日々を駆けるように過ごしていくあいだに、いつのまにか部屋は埃をかぶって曇ってくる。なにやら荷物も増えてゆき、片付ける暇もなくどんどん積み重なって雑多に散らかってしまったり…。どこになにがあるのか、自分でも把握できなくなって“だいじなもの”の存在さえ忘れかけてしまう。

そんな部屋を抱えたまま、息を切らして列車に乗る。
夜の闇をまっすぐ、家路にたどるとき。
やっと部屋にやわらかな風が通り、しろい光に満ちてゆくのを感じます。散らかって重なった荷物がほどけて、ひとつひとつがちゃんとおさまるべき場所におさまると、部屋はこんなにもひろびろとするのです。
狭くて窮屈だった部屋が、ほぅ~と深呼吸するよう。
とても心地よい、やさしいきもちになれます。
すべてがいとおしく感じます。
こころの部屋いっぱいに、しあわせが満ちてゆきます。
ふしぎなことに、ただ、家に帰るというだけで、わたしのこころは満たされてしまうのです。

わたしの帰る場所は、ただひとつ。
“我が家に勝る、家はなし”

       ―6月27日 パン職人めざし修業中の末娘記―
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