心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

風洗蒸

2007-08-12 | 漢詩

風、蒸すを洗う。
風が蒸し暑さを洗い消すという意味です。
しか~し。今日も風サンはさぼっている様で、蒸し暑さは倍増

でも夏の暑さをしのぐ知恵や方法は、色々ありますよね。

日本の夏といえば・・
風鈴、団扇、すだれ、かき氷、金魚、蚊取り線香、朝顔、風船かずら、
メダカ、スイカ、枝豆、谷中生姜、とうもろこし、冷奴、そうめん、
水羊羹、向日葵、芍薬、浴衣、虫かご、お祭り、花火、打ち水・・・

そしてなんと言っても、目を閉じて五感で感じたいのがヒグラシの声。
癒されます。ほんとに癒されます。
一年中聞いていたい気もするけれど、夏の暑い盛りの夕暮れ時に聞くからこそ、
五感に響くのかもしれませんね。

ガラスや白い器、鉄瓶や籠にグリーンを活けて、植物で涼を演出し、
窓には簾をかけて涼やかな光と風を作り、麻や藍の布をあしらい色で涼を感じ、
風鈴、竹鈴の音から涼を楽しみ・・
そして、こんなことばをちょこっと飾ってみるわけです。

風洗蒸。

この夏からさりげなく~「書のある暮らし」始めませんか~?









コメント (1)
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