刻字篆書千字文 (部分)
先週末出かけた日本書道学院展の入り口すぐに展示されていた刻字の千字文。
清水路石先生の作品。
近くに寄って拝見すると、あ・・! 刻字なんだ!・・と。
しかも 篆書 !
あまりにしつこく眺めていたら、たまたま近くにいらした書の光(確か・・)の
編集長さんがお声をかけて下さり
その作品の作家さんが今こちらにいらっしゃいますよと。
母は随分前から存じ上げていたようで、いくつになってもおきゃんな女学生のように
清水先生に話しかける。 あ・・また始まったとばかりに

一方先生は淡々とお話になり。
「僕は、刻字というのは彫る事に重きを置いてばかりでは駄目。
本当は、書としての作品がきちんとしたものでなければ駄目だと思うんです。」
そうおっしゃり、まずは篆書の千字文の一字一字を調べる所から始め、
そして半紙に何度も練習をし、書としての文字を体に覚えさせてから刻するのだと。
仕上がるまでは何年もの年月を要されたそう。
ベニヤの合板のため、うっかりすると不本意にめくれてしまうとのことで、
それはそれはもう・・細心の注意力と集中力が必要ってこと
私なぞ一生かかっても無理そう。。。
何かひとつこと・・。
それがなかなかできないんだけど、なんか気持ちの中にビビビっとくるものがありました。
清水先生に、心から敬意を表しつつ。
←清水先生と作品
先週末出かけた日本書道学院展の入り口すぐに展示されていた刻字の千字文。
清水路石先生の作品。
近くに寄って拝見すると、あ・・! 刻字なんだ!・・と。
しかも 篆書 !
あまりにしつこく眺めていたら、たまたま近くにいらした書の光(確か・・)の
編集長さんがお声をかけて下さり

その作品の作家さんが今こちらにいらっしゃいますよと。
母は随分前から存じ上げていたようで、いくつになってもおきゃんな女学生のように
清水先生に話しかける。 あ・・また始まったとばかりに


一方先生は淡々とお話になり。
「僕は、刻字というのは彫る事に重きを置いてばかりでは駄目。
本当は、書としての作品がきちんとしたものでなければ駄目だと思うんです。」
そうおっしゃり、まずは篆書の千字文の一字一字を調べる所から始め、
そして半紙に何度も練習をし、書としての文字を体に覚えさせてから刻するのだと。
仕上がるまでは何年もの年月を要されたそう。
ベニヤの合板のため、うっかりすると不本意にめくれてしまうとのことで、
それはそれはもう・・細心の注意力と集中力が必要ってこと

私なぞ一生かかっても無理そう。。。
何かひとつこと・・。
それがなかなかできないんだけど、なんか気持ちの中にビビビっとくるものがありました。
清水先生に、心から敬意を表しつつ。
