心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

藤澤重夫さんの器

2009-09-21 | つれづれ
                      うちにやってきた器
                        下のは墨架


29日まで銀座松屋で開催中の 器の四人展 にお邪魔して。


藤澤さん以外の方々は、九谷焼の伝統的な色合い、緻密な図柄の伝統的な作品。
その中で古伊万里のような、ベトナムの焼き物も意識されているという作品は異彩を放ち。

微妙に一つ一つ違う形、この点点・・のラフさが、私の中の何かに響き。
赤い点点・・がたくさんの蕎麦猪口も可愛かったなぁ。

昨秋より書を始められたという藤澤さん、その習作の半紙は作品の梱包材になるとか。
それは楽しそ~と思っていたら 




記念にと下さった墨架(墨を置く台。墨床ともいう)を包んでいた紙を開くと
拈華微笑(笑が先にきてるのはご愛嬌?)の文字が。
なんとも楽しや 

手仕事の話、焼き物の話などあれこれ話は尽きず。
藤澤さん。ありがとうございました。

帰宅後、早速器を使ってみる。
南瓜のスープとか入れてもいいんだよとおっしゃていたけど、昨日はこれ。
大根とホタテの缶詰をホタテの汁も一緒にマヨネーズで和えて
茗荷と香菜を添えたもの。簡単で美味しいの~。



煮物、酢の物、デザートを入れてもよし、あれこれ料理が浮かんでくる。

器一つで料理も食事も楽しく美味しくなるなぁと、ニマニマしながら頂く。
手仕事のものが何でもない日常を、心豊かにしてくれる 

私も生活が楽しくなるような作品が書きたいなぁと思いましたとさ 


展覧会に出品されている作品の一部はこちらから ご覧になれます。



コメント (4)
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