(半紙)
禅語の「はくばろかにいる」
蘆花とは、白い小さな花をたくさんつける芦の花のこと。
でもって、その中に白馬が入ると、見分けがつかなくなる様子のこと。
つまり、一見ひとつの白いものに見えたとしても、蘆花と白馬は別々のもの。
ひとつに見えても別のもの、別のものだけどひとつのもの、
その両方をそのまま受け入れようとするのが、禅の教えと。
参考:「ふっと心がかるくなる 禅の言葉」 永井政之監修 永岡書店
私はどうも「普通は」「みんなが」ってことばに反応してしまうようで
普通が悪いって言うんじゃなくて、ひとくくりの中に入らないと
普通じゃないと言われて別枠を作られたり、同じ枠に入るよう諭されたり。
普通だからよし、普通じゃないのはだめ、そんなこと全然考えない。
その逆もまた同じく。
だいたい人の「普通」ってのは、情報に支配されることも多いわけで。
人それぞれ、同じように見えても違うのでありんすから
「普通」であることばかりに気を取られてるのは
蘆花と白馬は同じものだと思い込むに似たり・・?
そんなことより、もっと心は自由におおらかに伸び伸びと
想像力を楽しもうなのだ~
なんて思ってたら岡本太郎に会いたくなって、You tubeで探したら面白いのめっけ。
お楽しみあれ~