(半紙)
山頭火の句 「寝ておれば花瓶の花ひらき」
今日も雨降り、肌寒い一日。午前中は書道教室。
母組は蘭亭、顔真卿、かな等、それぞれの臨書を、
沙於里組は、木簡、金文、曹全碑の臨書のお稽古を終えてから、
宿題の山頭火を、皆さんと鑑賞会。
だんだん名前が書いていなくても、どなたの作品かわかるようになってきて
今日はK野さんの作品(これ↓)をお借りして、書いてみたなり。
私はどうも筆を持つと、左から右へと流れるのが苦手。
書の横書きは、本来右から左への流れなんだけど、
K野さんは、いつも構図を工夫、試行錯誤されていらはるのでして
で、私が思う「書の心地よさ」の理由のひとつは「流れが自然であること」かな、と
本来、書は縦書きで、上の文字から次の文字へ受け渡す時の間合い、呼吸が
その作品の個性だったり、魅力のひとつにもなる・・と思ったり。
横書きにした場合も同じで、ま、今日のは完全な横書きではないけど
奇をてらうのではなくて、自然な流れを意識するだけで、
自ずと空間も生きてくるような
な~んて、偉そうに。
でも、空間の意味というか、味というか、温度、やわらかさみたいなのが
伝わるといいなぁと思いますが、いかがでせう
それぞれの作品からヒントを頂きながら、勉強になりますです
で、先週の教室で、写真を撮り損ねたK地さんの素敵な作品、今日お持ち下さり。
素敵でしょ♪ K地さん、ありがとうございました~。
今日は曇り空で部屋が暗くて、画像がどれも暗いなぁ・・すんません。
あ、カメラを使いこなせてないだけです
Nikon COOLPIX なんだけどなぁ・・
みのりさんがご近所だったら教わりに行きたいでありんす