心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

書の心地よさの理由

2011-06-02 | 書の話

                      (半紙)

 

 

山頭火の句 「寝ておれば花瓶の花ひらき」 

 

今日も雨降り、肌寒い一日。午前中は書道教室。

 

母組は蘭亭、顔真卿、かな等、それぞれの臨書を、

沙於里組は、木簡、金文、曹全碑の臨書のお稽古を終えてから、

宿題の山頭火を、皆さんと鑑賞会。

 

だんだん名前が書いていなくても、どなたの作品かわかるようになってきて 

今日はK野さんの作品(これ↓)をお借りして、書いてみたなり。

 

 

 

私はどうも筆を持つと、左から右へと流れるのが苦手。

書の横書きは、本来右から左への流れなんだけど、

K野さんは、いつも構図を工夫、試行錯誤されていらはるのでして 

 

で、私が思う「書の心地よさ」の理由のひとつは「流れが自然であること」かな、と 

 

本来、書は縦書きで、上の文字から次の文字へ受け渡す時の間合い、呼吸が

その作品の個性だったり、魅力のひとつにもなる・・と思ったり。

 

横書きにした場合も同じで、ま、今日のは完全な横書きではないけど

奇をてらうのではなくて、自然な流れを意識するだけで、

自ずと空間も生きてくるような 

 

な~んて、偉そうに。 

でも、空間の意味というか、味というか、温度、やわらかさみたいなのが

伝わるといいなぁと思いますが、いかがでせう 

それぞれの作品からヒントを頂きながら、勉強になりますです

 

 で、先週の教室で、写真を撮り損ねたK地さんの素敵な作品、今日お持ち下さり。

素敵でしょ♪ K地さん、ありがとうございました~。 

 

 

 

今日は曇り空で部屋が暗くて、画像がどれも暗いなぁ・・すんません。

あ、カメラを使いこなせてないだけです

 

Nikon COOLPIX なんだけどなぁ・・

みのりさんがご近所だったら教わりに行きたいでありんす

 

コメント (4)
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