(半紙)
千里同風 せんりどうふう
四字熟語としての意味は、「千里離れた遠いところにも同じ風が吹いている」。
もともとは世の中どこへ行っても天下太平という意味だけど
その逆(天下乱世)の時にも使われるらしい。
でも禅語だと少し意味合いが違って「ことばは通じなくても心は通じる」
「離れていてもつながっている」という意味で使われる、とな。
今日は久々に母と銀座での書展巡りへ。
一通り拝見してから、歩行者天国を歩く人々を眺めながらケーキセットで休憩
ここは平和だなぁ・・
今この時にも、実はまだ改善されていない過酷な状況の中、
原発で作業をされている方々がいらっしゃるということを、ふと思う。
さっき某番組で、原発の初動についての検証をやっていて。
この世界でも最悪の状態に陥った理由のひとつは、危機管理の甘さだったと。
平和ボケしている私たちの現実は、あらゆる場面での危機管理が薄いのかも。
今この国の危機を、私を含めて、どれくらい実感として捉えているのか・・
千里同風。
今日は書展レポートをと思ったけど、ちょっとお疲れモードなのでまた近々