心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

神奈川書家三十人展より

2011-11-06 | 書展・展覧会情報

 

 

 

今日まで開催中だった神奈川書家三十人展、今年は逃してしまい・・。

初日に一人で行った母が、石川先生と、中原先生にサインまで頂いた図録を

私にも1冊くれたので、拝読。

 

メンバーは毎年少しづづ変わるようですが、伝統書、現代書、篆刻、刻字、かなと

様々な書風が楽しめたようです。

 

ところで、いつだったか、師がこんな感じのお話を。細かい文言は定かではないけど。

 

作家というのは、それぞれに「色」があって、見る人はそれを求めにくるから

それを変えずに「顔」として、裏切らないようにしなければならないこともある。

 

一方、私など未熟者には、

「いつも同じものを作っていてはだめだ、常に変化し続けなければならない。」と。

 

なんとなくわかるような、わからないような疑問を残したままなのだけど 

 

何事も、こうあらねばならない、なんてものはないんだ、と思いたい方でして。

ピカソにしたって、若い頃と晩年、出会った出来事や感情によって、

作品はどんどん変化しているわけで・・。

  

なんて、凡人は余計なことを考える暇があったら、勉強勉強・・

大好きな茅秋先生の作品も図録より拝借。。 

 

 

 

左:「我心如秤」右:七言二句

 

 

 

さて。今日も書作で、部屋はすんごいことになっとりますが、

作品は書けたと思うことにして、これから自分で裏打ち、パネル張り工作に移ります。

 

はてさて、経費節約とはいえ、うまくできるのやら・・

途中でめげてしまうかもぉ・・なんてたって、全部で50枚・・

 

 

コメント (6)
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