今日まで開催中だった神奈川書家三十人展、今年は逃してしまい・・。
初日に一人で行った母が、石川先生と、中原先生にサインまで頂いた図録を
私にも1冊くれたので、拝読。
メンバーは毎年少しづづ変わるようですが、伝統書、現代書、篆刻、刻字、かなと
様々な書風が楽しめたようです。
ところで、いつだったか、師がこんな感じのお話を。細かい文言は定かではないけど。
作家というのは、それぞれに「色」があって、見る人はそれを求めにくるから
それを変えずに「顔」として、裏切らないようにしなければならないこともある。
一方、私など未熟者には、
「いつも同じものを作っていてはだめだ、常に変化し続けなければならない。」と。
なんとなくわかるような、わからないような疑問を残したままなのだけど
何事も、こうあらねばならない、なんてものはないんだ、と思いたい方でして。
ピカソにしたって、若い頃と晩年、出会った出来事や感情によって、
作品はどんどん変化しているわけで・・。
なんて、凡人は余計なことを考える暇があったら、勉強勉強・・
大好きな茅秋先生の作品も図録より拝借。。
左:「我心如秤」右:七言二句
さて。今日も書作で、部屋はすんごいことになっとりますが、
作品は書けたと思うことにして、これから自分で裏打ち、パネル張り工作に移ります。
はてさて、経費節約とはいえ、うまくできるのやら・・
途中でめげてしまうかもぉ・・なんてたって、全部で50枚・・