(半紙)
金文による「萬光」。
極細面相筆で。
原本はこれ↓
光という文字には、祈りのポーズのようなものを感じる。
萬という文字は、宇宙人のような、なんとも愛嬌のあるお姿
これを縦に書こうと思うと、空間が平凡になりそうなので、横書きに。
「萬」を長く上下いっぱいに伸ばして、「光」は上の空間を残して
祈りと感じた印象をそのままに、書いてみたなり。
どうも私は、横書きの方が好きなのでして
ところで、今日は神奈川書家三十人展に行くつもりで、
その前にちょっと書作のアドバイスを・・と実家に寄ったら、
風邪気味もあって、断念してしまい。。
母が一人で初日に行って、図録を求めてきたというので、
今回はそれを眺めることでお許し頂くことに。。
明日図録の中から何点かご紹介しまする。
で、母が部屋を整理していたら出てきたという、分厚い篆隷字典を
あなたにあげるわと。 今日の原本はその字典から。
家も狭いからいらないのに・・と思ったけど、帰宅して開いて見たら
なかなか楽しい字典でして
出版社の記載がなく、赤井清美 編とあるので検索してみたら、書家でいらっしゃるよう。
字典の紹介から、ご本人の書作などもあるHPはこちら→赤井清美 文墨に楽しむ
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シャープで瀟洒な作品も興味深く拝見。
まだまだ知らない世界がたくさんあるなぁ・・と
母&父?に、素晴らしい字典をありがと