心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

いいんじゃないの~ってね

2009-01-21 | 禅語・般若心経
                        (半紙1/2)



禅語の「廓然無聖」(かくねんむしょう)

達磨さんと武帝の問答から。
廓然とは、広々として澄みきった様子のこと。

そして廓然無聖とは、ちっぽけな価値判断に捕らわれないで
聖だの凡だのと執着することのない「無」の境地に到達する世界のこと、とある。

年を重ねるごとに、なかなか他の意見を聞き入れにくくなるものらしく
自分が正しいのだ~という執着というか思い込みも強くなり。。

こだわりや執着も、にんげんだもの・・って思うけど、
それで苦しくなるのは自分なんだしなぁ・・って思ったり。

なるべくならば、いいんじゃな~いって心のゆとりを袂に置いて
過ごしたいものでごじゃいます


頭ん中にイライラ虫とか、ごちゃごちゃ虫がやってきたら、
この廓然無聖ってことばを呪文のように唱えてみておくんなさいましし~
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展覧会情報 1月~2月

2009-01-20 | 書展・展覧会情報
                      文字の力・書のチカラ



現在開催中の展覧会情報を3つ。

まずは、出光美術館 で開催中の「文字の力・書のチカラ~個展と現代の対話」展。

 *2月25日(日)まで。月曜休館。
 *1/29、2/12は10:30~、1/30、2/13は18:00~ 列品解説あり。

空海、西行、藤原定家、一休、本阿弥光悦、池大雅、仙崖、棟方志功、西川寧、
青山杉雨、安東聖光といった方々の、古代から現代までの書作品の比較展示。



そして、書道博物館で2月22日まで開催中の
「みんなが見たい優品展 パート6 中村不折コレクションから」
 
 *月曜休館。9:30~16:30まで。







それから、損保ジャパン東郷青児美術館 で2月22日まで開催中の
元永定正展。




この元永さん、大好きな作家さんの一人
絵本もたくさん描かれていたり、明るくてユーモアがあって楽しい作品です。

残念ながら、東京での開催・・遠方の方はごめんなさいです。
元永さんの作品は、ギャラリー ときの忘れものでご覧になれます
 

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受動でなくて能動で

2009-01-19 | つれづれ
                       「笑」  (半紙)



先週木曜日は、月1回の某カルチャー教室があり。

「心に響いたことばを書く」という講座で、
本当はそれぞれが一字なり、詩なりことばを、日々の生活の中で探して感じて
それを教室で書きましょうってことで始めたんだけど・・。

皆さんお忙しいのか ことばを探すのは面倒・・とおっしゃるううう

でもね、日々の生活の中で、感じることが大事なのに~って思うんです。

自分の心はどんなことばに反応するんだろうって、知りたくないですか?
知っているようで意外と知らない自分、家族、友達。

自分の心に響いてくるたった一字を探すことで、
知らなかった自分との新しい発見や、出会いがあったりするわけですよん。

そしてその一字への思いが、作品を書くときのイメージを広げてくれるんです。
感じないでただ形を書こうと思うから、ただの「字」になっちゃう。

まずは自分が何を感じているのか、感じたいのか、それを知ることが大事かと

何でも受動と能動では、ゼッタイ感激も違う!って思うんですけどね~。
次回は、書いた作品を裏打ちして、簡単手作りの軸作品に仕上げる予定です。



           皆さんの作品(一部) 「萌」「翔」



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毎日こつこつ

2009-01-18 | 木簡

                      木簡臨書  (半紙×2枚)



臨書には形臨と意臨があり。
原本の形に忠実に学ぶ臨書が形臨、
書き手の情感や呼吸を自分なりに解釈して書くのが意臨。

まずは形臨で学んだ後、意臨までしていかないと、
本当の臨書にはならないっていうか、本当の書の楽しみは、そこからって思う

何度も何度も同じものを、上手くなってるのかな~って思いながら
淡々と黙々と書する作業は何とも地味で、
現代の何でもすぐできる~!っていう感覚とは逆行してて。

でもね・・何でもそう簡単にはできないわけで。

100円ショップみたいに、何となくそれ風で~っていうもの、
お手軽でそれなりに、日々を楽しくしてくれるものだけど
意外とすぐ飽きてしまうこともあるわけで。

毎日のちょっとづつでも、積み重ねが大事ってことさね。

スポーツにしても、楽器にしても、料理にしても、何にしても
きっと毎日続けることで、維持できたり閃いたりするわけで。

臨書しまひょ。
筆を変え、気持ちも変え、色んなイメージを持って。
いろんな自分を探しに。

何でもいい、毎日好きって思えることを続けたら
その次の世界がきっと広がってくるって信じて 



                真ん中は原本 






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今心に響くことば

2009-01-17 | つれづれ
                         「静黙」



去年の蘭秀会書展の時に作った、手作り軸の作品部分のみ取り替えて。

冬の冷たい空気を感じると、心静かに黙するのもいいなぁって思って 

秋までは寝る前にベランダで、何にも考えない時間があったのに、
冬は寒がりなのでストーブの前から離れられず・・

それでもお月さまがきれいな夜は、上着を着てベランダでぼ~っとしてみる。
ぷくぷく(猫)もたまにつき合ってくれて、足元で真ん丸くなって座ってる。

今の時代、スイッチを入れれば音が出たり、情報がぐんぐんやってくる。
あまりの多さに選択もできずに、時間ばかりが過ぎて行き 

なかなかいい年齢?にもなってきたことだし 
ここいらで静かに黙して自分とも向き合わないとなぁ・・と、ふと。

こうしてどこかに飾っておくと、毎日確認できそうでしょ。
皆さまも、今の心に響くことばを書いて、
どこかにそっと置いてみてはいかがでせう 



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「石井抱旦の世界展」 へ

2009-01-16 | 書展・展覧会情報
                  石井抱旦の世界展 DMはがきより
                        「阿吽」




いやぁ・・昨日は少々ハードな一日でした。。

あれこれこなして夜9時前に帰宅→軽く夕飯→猫たちとうたた寝(爆睡)
起きたら深夜0時過ぎ。眠いねむい・・と目をこすりながらブログ書き書き中。

昨日は午後から、石井抱旦先生の個展へ。
住宅街にひっそり佇むギャラリーFUKUTAは、ちょっとわかりにくく迷ってしまい・・

お電話をしたら、オーナーの方が近くに目印までお迎えに来て下さり。
ありがとうございました 

ギャラリーに入ると、墨と少しの色をつかった作品と、金箔や色を使った小品が数点
抱旦先生の作品は、某展覧会での大作と年賀状しか拝見したことがなかったけれど
線と空間、墨と邪魔をしない程度の色が、どこか雪国を思わせる作品の印象深く。
今日、ご出身が山形県の寒河江市と知り、なんだか納得。

そして初めて拝見した金箔や赤、青といった原色に近い色の紙や布、
貝細工の螺鈿(らでん)などを使った抽象作品が、繊細で細心でありながら
やはり書のリズム感を感じ、生き生きとしていてどれも素敵でした。

オーナーの女性の方もとても親切で、お邪魔したたときは私一人だったので
たくさんお話下さり、これまでの展覧会の作家さんのご紹介も頂き、大満足のひと時でした 

30日まで無休で開催とのことですので、お近くの方は是非お立ち寄り下さいませ~。
3階はフォトスタジオだそうです。(駐車場もあり)

ギャラリーFUKUTA さんのブログを、左ブックマークにリンクさせて頂きますので、
こちらもご覧くださいね。

福田さま。昨日はありがとうございました。
早速リンクさせて頂きます。またお邪魔致しま~す。




そして、その後職場にちょいと寄って、夜はカルチャー教室。
そのお話はまた後日にでも。



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やっぱり山頭火が好き

2009-01-15 | 山頭火・放哉・良寛
                         (はがき)



おとといの絵手紙教室でのお題。
Kさんが書いてこられた作品を参考に、私なりに書いてみたもの。

「ゆらいで梢もふくらんできたやうな」   by 山頭火


相変わらず、山頭火が好き 

新年明けてからは急に冬日の毎日で、
この辺はまだ、雪こそお目にかかっていないけれど、おお寒こ寒。

でも昨日ベランダのガザニアが、たくさん蕾をつけているのを発見!
植物たちは着々と春に向けて、準備が始まっているんですね。

 ←ガザニア


今日は午前中、新年最初の書道教室。
4月にある展覧会に向けての作品つくりが、愈々本格的に始まります
私もあれこれ構想を練って中。

午後からは、今日初日を迎える大好きな石井抱旦氏の個展会場へ。
「石井抱旦の世界」展は→ こちらのブログ でご紹介されています。

その後、ちょっとだけ職場に寄って、夜は月に一度のカルチャー教室。
今日のテーマは「心に響く一字を書く」
それぞれに、どんな文字を選ぶのか楽しみ

ではでは行ってきま~す。
今日も元気に! 






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ねがい

2009-01-14 | 山頭火・放哉・良寛
                         (半紙)



なんという空がなごやかな柚子の二つ三つ    by 山頭火


時々、自分がいるのは現実というところなのか
それとも非現実な場所なのかわからなくなる・・っていうか。

私の日常は日常であっていいのか・・っていうか。

運がいいとか悪いとか
時代がどうとか国がどうとか

そんなことをひっくるめて
なんというなごやかな空・・って思えたらいいのになぁ・・って 

寂しいときも
悔しい時も
怒りに震える日も
うれしいときも
しあわせだなぁって思える日も

それぞれにどこかで見上げる空は
いつも同じように和やかであってほしいなぁ 






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心を打つ作品って・・

2009-01-13 | 木簡

                      臨書「木簡集字千字文」



昨日は一日、木簡の臨書。
書き終わってから、以前、師に書いて頂いたものを拝見する。

自分なりの表現に、これでよ~しって思っていたのに、ガ~ン・・ となる。

緊張感が全然違う。

閉じていたお手本のファイルを開けた瞬間
半紙の中の四文字が、それぞれに意思を持って凛として
「存在」の意味を問いかけてくる。

私のは全然生ぬるいなぁ。。

師の臨書は、自分にはない、違う世界・・って思いながらも
やっぱりいいものはいい。

好みとか好みじゃないとか、そういうことで安易に選択するんじゃなくて
作品に魂のあるものは、人の心を打つんだ・・と、改めて感じた。


私なぞ、まだまだ・・まだまだだなぁ。。。。



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自分を大事にするってことは

2009-01-12 | つれづれ
                     「六人六色」 (半紙1/2×6枚)



人間は特別な生き物と思いがちだけど
よくよくいろんな生命を見てみると
おんなじなんだなぁって思う 

いい人でありたい
やさしい人でありたい
憎しみや怒りも持たず争わず・・

そんな呪縛に囚われているのは 
人間だけのような気がしてくる。

生きるものの本能には
自分を守るっていう 基本的なプログラムがあるわけで。

うちの2匹の猫たちは 実はあまり仲がよくなくて
それぞれ個性の違いもあり それぞれに自己主張もあり。

お互い適度な距離感を持ちつつ ちゃんと自分の居場所は確保してる。
そう・・自分を抑えることも 隠すことも 媚びることもあまりせず。
必要以上に比べず、求めず、追わず。

きっと人間もおんなじ。
どんな自分も そのまんまでいいんだよね・・って思う

ただ、自分を大事にするってことは
相手も大事にするってことだけを忘れなければ




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