心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

第20回 蘭秀会書展のご案内 

2013-04-15 | 蘭秀会書展


愈々、蘭秀会書展が近づいてきまして。
ということで、再び~の告知です。

母と二人で主宰している書道教室の年に一度の習作展です。
最初の画像は、毎年会場の正面玄関に飾る、皆さまの寸松庵(小色紙)の作品。
今年は「飛」も一字を、それぞれの方が思い思いに書きました。

この作品の貼り込み作業の日、できた~と写真を撮ろうとカメラを構えたら電池切れ 
なので、私の旧式の携帯で撮った画像なので、小さいですが。。

地元町田市で始めた教室も今年で25年目、展覧会は20回目を迎えました。
当初からのお仲間はだいぶ少なくなりましたが、今年は22名と、日展参与であられた
中平南谿先生(故人)の作品と母、私の計25名、約80点の作品を展示します。



 会期:4月18日(木)~4月21日(日) 10時~5時
    初日の18日は11:30~ 最終日の21日は4時半まで


    20日(土)は、午前午後と、初心者のための体験教室「書道に親しむ」を開催します。
    
     午前11時~ 「点・画・線の書き方~楷書の基本」 by 母
     午後2時~ 「木簡」              by 沙於里

     参加費無料、当日先着順受付です。

 会場:東京都町田市民ホール  4階ギャラリー
            

お近くにお越しの機会がありましたら、ぜひお立ち寄りくださいませ~ 

私は、18日の午1時半頃~と、20日、21日は会場におります 
会場にお越し頂けましたら、どうぞお気軽にお声をかけてやってください。
首から名札をぶら下げてます 





 これまでの蘭秀会書展の様子は左バーのカテゴリーから、または →ここをクリック
  ずずいと下まで続いています。


 日頃より世話になっている、越智先生のブログ「忘己利他」と、
  多摩地域を中心に情報を発信している タウンズウェブ の「多摩のイベント情報欄」でも
  ご紹介下さいました   


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猫書家

2013-04-14 | 
                          ぷくぷく(♀)


4月18日から始まる蘭秀会展の準備が、まだあれこれと・・ですが、
愈々近づいてきまして、ちょっと緊張してきました。

ということで、今日は癒し系の我が家の猫さまたちにご登場いただきます

今回の蘭秀会展では「書道に親しむ」として、20日に体験教室を開催します。
午前11時~は母の「点・画・線の書き方」、午後2時~は、私の「木簡」。

その準備をしようと本を開いたら、ぷくぷくが、とっとっとと小走りにやってきて
本の前に、重たい体をずでんと投げ出し。

ちょっと~そこ邪魔なんですけど~って言ったら、反対側に回って一緒にお勉強。



やっぱり木簡はいいよね~と言うと、私の顔を見上げながら「にゃっ」と返事をするのでして。
今後もぷくぷくにご指南頂きながら、精進したいと思っております 

一方、みーにゃは最近甘えん坊になりまして。
頻繁に膝の上に乗ってきてくれて、ごろにゃん状態です。



ただ、この至福の時間は長くは続かず、ほんの3分位ですけどね 
何かの琴線に触れると、もういいっと言って自分の寝床へお帰りあそばすのでして。

それでも、猫さまたちに癒されつつの日々、ありがたや~です

今日で展覧会の準備も万端にしたいと思っています。


蘭秀会展は4月18日(木)~21日(日)まで、町田市民ホールギャラリーで開催です。

多摩地域を中心に情報を発信している タウンズウェブ の多摩のイベント情報欄で
ご紹介下さいました 

ありがとうございます 


こちらもよろしければ~ →インテリアの書

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ヨガを始めました

2013-04-13 | つれづれ


昨日は、ずっと行きたいと思っていた、ヨガの教室の体験に行ってきました。
2ヶ月前に申し込んで、子供の遠足のように楽しみにしていたのでして。
職場の友人Nさんも同じように、やってみたいと思っていたとのことで、一緒に

と言っても、スポーツクラブなどではなく、座禅会にも参加させて頂いたことがある
常福寺でやっている寺子屋でして。

ブログを振り返るといやはや、お寺にお邪魔するのは5年ぶり。
樹齢400年を超えるしばの木は、相変わらず見事な佇まいでしたが、
お庭はすっかり様変わりして、立派になっていました。

数年前、建立より700年(650年だったかな・・)の記念に、整備されたそうで、
山門も美しく、広く清々しい石庭は心地よく 



以前伺った頃、お庭のそこここに静かに鎮座しておられたお地蔵様は、
お線香を焚く・・あれはなんと言うのでせうね、そこにまとまっておいででした。
ご住職のお母様が作られたもの、檀家さんが作られたものと、表情も様々で和みます。

ヨガは、赤根彰子先生との、楽しい会話に始まり、
1時間半位かな、体と心を解放するイメージで心地よかったです 

最後の数分間は、電気を消して穏やかな宇宙空間を感じるような音楽を聞きながら、仰向けのまま冥想。
その時、なぜだか涙が出ちゃいました。終わったあとは、なんだか体が軽くなった気がしました。

やっと、本当にやっと、やりたかったことの一つを始めることができて、
実は腰はかなり痛いのですが、新しい石庭のように清々しい気持ちです 

ちょうど近くで芝さくら祭りをやっているとのことだったので、ちょっと散策。
満開を過ぎていましたが、鮮やかなピンクの絨毯は眩しかった~。
朝採りの葱とジャガイモと玉葱を買って帰りましたとさ



午後からは蘭秀会展で展示するパネルに作品を貼り込み作業、準備も着々です。
今日は常福寺では、講演会と夜はライブもあるようです。詳細は常福寺HPへ~。



こちらも更新しましたのでよかったら~ →インテリアの書
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魂の旋律 音を失った作曲家~佐村河内 守

2013-04-12 | つれづれ


佐村河内 守 (さむらごうちまもる)と言う人をご存じでせうか。

先日、NHKスペシャルで「魂の旋律 ~音を失った作曲家~」という番組があり、
本当に魂に響くという感覚を体験しました。

完全に聴覚を失った闇の中で作曲をし、「現代のベートーヴェン」と評される方で、
交響曲第1番「HIROSHIMA」で、混迷する現代に生きる人々の共感と感動を与えたと。

17歳のとき、原因不明の偏頭痛や聴覚障害を発症、その後、映画『秋桜』、
ゲーム『バイオハザード』等の音楽を手掛け脚光を浴びる中、完全に聴力を失い全聾に。

そして、抑鬱神経症、不安神経症、常に轟音が頭に鳴り止まない頭鳴症、
耳鳴り発作、重度の腱鞘炎などに苦しみつつ、絶対音感を頼りに作曲を続ける、と。

「HIROSHIMA」は、初めは怒りや悲しみに始まり、最後は全てを受け入れ
希望へと導くという壮大な交響曲。

まさに命を削る姿に、強い衝撃と胸の傷みをしっかりと自分自身に刻み込みながら
これからの自分への勇気をもらったような気がしています。

大きく深呼吸をしたあとに、晴れ晴れと人生をもう一度考えてみたくなりました。
是非、順番に聴いてみてください。 (↓クリックでyou tube画面へ)

「交響曲第一番」より第3楽章①

「交響曲第一番」より第3楽章②

「交響曲第一番」より第3楽章③



無伴奏ヴァイオリンのためのシャコンヌ / 佐村河内守




 その他の You tube 佐村河内 守


その再放送が、4月13日(土)午後3時05分~ あるようです。
お時間ありましたら是非


★佐村河内 守 NHKスペシャル「魂の旋律 ~音を失った作曲家~」 再放送日時★
再放送の日時が、地域により異なります。

2013年4月13日(土)午後3時05分~

※徳島県域は、4月16日(火)午前1時25分~(15日深夜)の放送
※近畿地方、愛知、三重、岐阜県域は、4月18日(木)午前1時30分~(17日深夜)の放送
※大分県域は、4月21日(日)午後3時05分~の放送
放送日時は変更の可能性がありますので、番組ホームページをご確認ください。
⇒ NHKスペシャル


佐村河内 守

コンサート情報



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現日会代表書家展 Part 3 作品のご紹介

2013-04-11 | 書展・展覧会情報
                        越智麗川氏「我忘吾」



般若心経の作品のご紹介の前に、14日まで銀座鳩居堂で開催中の
現日会代表書家展 Part 3 での作品をご紹介します。

出品者のお一人、越智麗川氏のブログから写真を拝借しました 


 禅語の我忘吾(がぼうが)は、この世の我が煩悩をなくして悟った吾になる。
 自分を忘れるくらい思索にひたる。無念無想の境地の意 とのこと。


越智氏独特の、叫び、傷み、激しさの中の深い慈しみといった思いが滲み出ている線と、
正方形の中に三文字というのは難しそうなのに、この斬新な構成に唸ってしまいます。

躍動感の中の沈着、そこには、煩悩を抱えたこの世の我と、悟った吾のせめぎ合いを感じました。
作品をずっと眺めていると、私の中の我に気づいて、ため息が出てしまいました。

そしてこちらも書TENでお世話になっています中谷翠泉氏の作品「衛(まもる)」。



越智氏のブログから、解説を拝借

 >「韋」は何かの周りを足が左右に進んでいる様を描いた文字です。
 >「行」に挟まれて、何かの周りを行きかうのは、中のものをまもるため。
 >よって、「まもる」と読むそうです。

こちらも正方形の中に、求心力と遠心力の強いエネルギーを感じます。

どちらも、それぞれの方のお人柄が出ているなぁ・・と、しみじみと 
私の作品はまだまだその域には到達できそうにありませぬが、刺激を頂いております。

きっと?明日はまた別の方の作品をアップして下さると思うので
こちらを是非ご覧くださいませ~ 
 越智氏ブログ → 忘己利他 

この展覧会は、4月14日(日)AM11:00~PM7:00まで (14日はPM5:00終了)
銀座鳩居堂画廊4階で開催中ですので、是非お出かけくださいませ。 



よろしければこちらも更新しましたのでどうぞ~  
⇒ インテリアの書
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般若心経を書く

2013-04-11 | 禅語・般若心経
                           倉科さんの作品 (半紙)


えっと、3月のインテリアの書の教室での皆様の作品をご紹介しま~す

まずは、倉科さんの作品。
始められた頃、筆を持つのは学生時代以来とおっしゃっていましたが、
毎回積極的に、ぐんぐんと作品を書かれて来られるのでして。

今回も、般若心経は読んだことがないとのことでしたが、一発勝負、一気に書かれたそうで。

左利きの倉科さん、書かれる様子を拝見していると、
うーん確かに左利きの方の書く線は、右利きのそれとは違うところがあるのですが
そんなことより、書くこと、作品に仕上げることを愉しんでいらっしゃるのが伝わってきます。

仏さまも画いたことがないって言ってらしたのに、なんともいえない表情で和みます



そして、こちらは安部さんの作品。



アップにするとこんな感じです。



文字のどこか一ヶ所を太く書くという法則によって、リズムよく伸びやかに書かれています。
面相筆の細い線で書かれていますが、どこか木簡を思わせる大らかさを感じます。

うーん、やっぱり、基本は木簡の臨書をしている所為かしらんと、嬉しくなります 

般若心経は、皆さまたくさん作品にしてこられて、まだまだたくさんあるのでして~。
順次ここと、インテリアの書のブログでもご紹介していきますので、お立ち寄り頂ければ幸いです 





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現日会代表書家展 Part3 と賀墨書展のご案内

2013-04-10 | 書展・展覧会情報

あ。。
既に会期が始まってしまいましたが、現日会代表作家展 Part3のご案内です。

書TENでご一緒させて頂いている越智麗川氏中谷翠泉氏、谷合双辰氏も出品されています。

14日まで、東京銀座鳩居堂画廊にて。

そして、こちらは現日会会長でいらっしゃる城所湖舟氏主宰の賀墨書展。
5月4日~5月7日まで、横須賀市民ギャラリーにて。
昨年お邪魔したときの模様は→こちらから





先日、インテリアの書での般若心経の作品をアップすると言いながら、まだできずに
う~ん、明日には明日には

来週からの蘭秀会展の作品制作していた時、悪い癖?で、集中すると食事が疎かになり、
結果、胃酸過多→胃腸炎で、空腹なのに食欲なく→なんとか食べると直後から全身倦怠感→
記憶がなくなる程の睡魔に襲われ→深夜起きて展覧会の準備~の最悪なスパイラル状態でして。

毎度のことながら、反省反省。。
でも薬は飲まず、からだに謝りながら、お粥と林檎とヨーグルトでぼちぼちと


皆さまも、季節の変わり目、ご自愛くださいませ。



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花まつりなので般若心経をば

2013-04-08 | 禅語・般若心経
                               (半紙)


今日4月8日は花まつり~お釈迦様の生誕をお祝いする日でもあり。

でもって、お釈迦様が生まれた時「天上天下唯我独尊」と言われたそうで、
私たち一人一人のかけがえのない生命の尊さを思う日でもあるそうで。


思えば、広島に住んでいた頃の幼稚園で花まつりがあったような記憶が。
両親が特に仏教の幼稚園をと選んだとは思えないのだけれど、
今度会ったら聞いてみようかな。

と言うのも、国立の小学校時代は毎週末、教会の礼拝に行って
聖書の文言を覚えるともらえるカードを集めていたし、
高校も一応控えめな?クリスチャンで、礼拝堂もあって、大学でも礼拝の授業がありましたわ~。

そして今はまた、禅の世界に心を寄せているのですが 

ということで、今日は般若心経をば。
先日の書道教室で書いたものと、インテリアの書の教室で参考に書いてみたもの。
こちらも↓半紙。 周りのかすれた線は竹筆で、滲んだところは指で水を垂らして。


一ヶ所間違えてます・・さてどこでしょう

インテリアの書の教室では、ちょうど般若心経をテーマに作品が完成、どれも魅力的でした
作品がたくさんあって、アップが遅れていますが、今日中にはご紹介したいと思っていますので
どうぞお楽しみに~


「天上天下唯我独尊」
皆さまどうぞ、今週もお健やかにお過ごし下さいませ~

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梅木仙隆個展─黒と白の世界にこだわる

2013-04-07 | 書展・展覧会情報


昨日、銀座を後にしようと地下鉄改札まで行ったところで、
鳩居堂のにおい袋を頼まれていたことを思い出して、一人引き返しまして。

いつも何かしら書展などをやっているので、今日は何かしらんと掲示板を見たら
書一筋六十五年ということばに惹かれて会場へ。




入った瞬間、「ん? もしかして・・」

会場で目録を頂いて拝見したら、上田桑鳩直門の数少ないお一人、と書かれていて、
うーん、やっぱり 
私にとっては居心地のいい世界が、そこにありました。


「囘心」(えしん)


「発無上心」(はつむじょうしん)


ヤマタのオロチ




梅木氏も会場にいらして、1点づつ解説をされておられましたが、
「技術で書いた書は心に響かない」とのお言葉が心に残りました。

それは技術を身につけた上の、その先のことであるということも
忘れてはいけないと思いつつ、勉強不足の私などはとてもとても道遠く。

けれども、そういう精神のもとに表現された書は、
私にとって、心を解放し預けられる、大事にしたい世界でありまして

思いがけず、のご縁に、しみじみと感謝です
お話を伺いたいと思いましたが私ごときが・・と遠くから。。今になってすごく後悔して中。。

でも、ご自宅が、私の実家もある町田市と伺い、またびっくり。
こんなにお近くに・・と感激しきり、いつかお目にかかってお話を伺えたらと
心がほんわかしています 

展覧会は今日4月7日(PM5:00)まで、銀座鳩居堂画廊4階で開催中です。






写真もブログも了承を頂いて掲載させて頂きました。ありがとうございます
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しあわせ~なひと時

2013-04-06 | つれづれ


今日は、銀座でのランチにお誘いを頂きまして。

銀座は書展などで時々行きますが、いつも展覧会のはしごで駆け足状態、
どこにどんなお店があるのかなんて、全然知らなくて

今日伺ったのは、銀座に行くと必ず寄る鳩居堂の前のビルの10階にある
中華料理の楼蘭というお店。
エレベーターを降りると、落ちついた大人の雰囲気の高級感漂う素敵なお店でした


(画像はお店HPから拝借


えっと、メニューはですね~
前菜に冷製くらげ、ピータン、チャーシュー、野菜の盛り合わせ、
写真の蟹の卵入りふかひれのスープ、ミネラル野菜の炒め、和牛のステーキ蒸しパン添え、
ハタの・・あれはたぶん蒸し煮と、杏仁豆腐と胡麻団子あん入り。


蟹の卵入りふかひれのスープは、濃厚なのにさっぱりしていてコラーゲンたっぷりな感じでした
ミネラル野菜の炒めは彩り美しく~
和牛のステーキは添えてある蒸しパンに挟んでたれをかけて頂きます。
青魚が苦手な私ですが、この白身のハタはやわらかくて香りもよくて、
どれもこれも上品なお味で、美味しかったですう。

私が行く中華と言えば、中華街の狭くてテーブルもちょっと脂ぎってって~なお店なので、
今まで食べたことも、見たこともないお料理ばかりで感激でした

楽しいお話もたくさん伺えて、お腹も気分も、しあわせ~なひと時でした
ありがとうございました 


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