昨日、銀座を後にしようと地下鉄改札まで行ったところで、
鳩居堂のにおい袋を頼まれていたことを思い出して、一人引き返しまして。
いつも何かしら書展などをやっているので、今日は何かしらんと掲示板を見たら
書一筋六十五年ということばに惹かれて会場へ。
入った瞬間、「ん? もしかして・・」
会場で目録を頂いて拝見したら、上田桑鳩直門の数少ないお一人、と書かれていて、
うーん、やっぱり
私にとっては居心地のいい世界が、そこにありました。
「囘心」(えしん)
「発無上心」(はつむじょうしん)
ヤマタのオロチ
梅木氏も会場にいらして、1点づつ解説をされておられましたが、
「技術で書いた書は心に響かない」とのお言葉が心に残りました。
それは技術を身につけた上の、その先のことであるということも
忘れてはいけないと思いつつ、勉強不足の私などはとてもとても道遠く。
けれども、そういう精神のもとに表現された書は、
私にとって、心を解放し預けられる、大事にしたい世界でありまして
思いがけず、のご縁に、しみじみと感謝です
お話を伺いたいと思いましたが私ごときが・・と遠くから。。今になってすごく後悔して中。。
でも、ご自宅が、私の実家もある町田市と伺い、またびっくり。
こんなにお近くに・・と感激しきり、いつかお目にかかってお話を伺えたらと
心がほんわかしています
展覧会は今日4月7日(PM5:00)まで、銀座鳩居堂画廊4階で開催中です。
写真もブログも了承を頂いて掲載させて頂きました。ありがとうございます