2011年4月に始まった私のロングドライブ通勤は、昨年11月中旬で終了し、「いつも赤信号な交差点」シリーズの「四半期版」は、「2019年4Q」が最後
となりました。
その「2019年4Q」の文末に、
2012年10月末から2019年11月中旬までの「いつも赤信号な交差点」総集編は稿を改めます。
なんて書いてしまったものですから、その「総集編」を書きます。
そもそもの発端は、クルマ通勤を初めて2カ月を過ぎる頃、「いつも赤信号な交差点」(11/06/01)で書いたように、妙にいつも赤信号で停められる交差点やコンビネーションがあるような気がする
、というものでした。
そして通勤開始から1年半近く経ったころ、それまでの漠然とした勘で「『いつも赤信号な交差点』度を★で格付けしてみる」(2012/09/08)を書きました。
そして、単発的ながら、帰宅ルート中の「赤信号」をメモしてみたという記事が「きょうの帰り道はかなりスムーズ」(2012/10/22)でありまして、
しばらくこの「調査」を続けてみることにします。
さて、結果はいかに
と結んでいます。
そしてそして、その3日後の2012年10月25日から、この「いつも赤信号な交差点」のメモが本格的に始まり、そのまた約2ヶ月後の12月3日からは、R246、環八・笹目通りの3区間の走破時間
もメモ
するようになり、それが2019年11月15日までの約7年間
続きました。
この間に収集したデータ数は、1,299
結構な数だと思いますし、こんなことをしないと、約2時間の帰宅ドライブ
を約7年間も続けられませんって
ということかな
ということで、この約7年間、n=1,299のデータから編み出したランキングです。
最初は、元祖「いつも赤信号な交差点」
やはり御三家の土支田、千歳台、そして元祖「いつも赤信号な交差点」の世田谷清掃工場前が、飛び抜けていて、まさしく「十中八九赤信号」でした。
ここでいう「いつも赤信号」は、信号2回以上待ちになった「渋滞
」と、すんなり通過できたか停められた微妙なケース
は、分母からも分子からも除外しておりまして、渋滞ランキングはこんな具合。
なんともおぞましい交差点名が並んでいます…
「点」ではなく、「区間」として考えれば、環八の川南=南荻窪一丁目南=環八神明通り=人見街道の「旧・私の街の近く」の渋滞がとにかく酷かった(最悪
のときは中の橋も芦花公園前も超えて千歳台まで繋がる)。
ここで見過ごすことができないのは、7位にランクインした観蔵院入口です。
この交差点のことは「いつも赤信号な交差点 2018年1Q (後編)」(2018/04/10)でも取り上げましたが、ここはとにかく渋滞しがちな地点で、その手前、井荻トンネルの後半で左車線が詰まっていそうな場合は、迷わず笹目通りではなく環八を走り続けて帰宅していました。
その気配が、渋滞ランキングに載せた標本数(n)で察せられると思います。
Worst 10 のうち、唯一、「n<1000」ですから…。
そこで、観蔵院入口の渋滞を避けて環八に抜けたケースも観蔵院入口の「渋滞」とみなすとどうなるかを検討してみました。
すると、環八と笹目通りとの分岐点にもなっている井荻トンネルに入りながら、笹目通りではなく環八に抜けたケースは、246回(n=1,180)もありました
これが「渋滞」として渋滞ランキングを補正しますと、
観蔵院入口は7位から4位にランクアップ
「赤信号でも渋滞でも、とにかく停められた」交差点のランキングでは、観蔵院入口は Worst 10 圏外ですが、
同様の補正を施すと、
観蔵院入口は8位に割り込んできます
それにしても、この「赤信号+渋滞(補正後)」ランキングを眺めると、通勤ドライブ
のことがしみじみと思い出されます
そりゃそうです。これら難関交差点の風景を一番長い時間眺めてきた
のですからねぇ
ここで「渋滞」に話を戻すと、渋滞スポットにはいくつかのパターンが見いだせます。
三叉路がある
川南(環八神明通り~南荻窪一丁目南~人見街道~高井戸西交番前~~中の橋~名無し(ヴィクトリア)~芦花公園にも繋がる渋滞の先頭)
つくし野(東工大入口の隣)
車線数が減る
観蔵院入口
左折車が左車線を埋めてしまう江田駅前とつくし野(東工大入口の隣)
交差点の間隔が狭い
東工大入口<200m>つくし野
江田駅前<数十m>江田駅東<400m>新荏田団地入口<100m>荏田町<100m>荏田
川南<100m>南荻窪一丁目南<100m>環八神明通り
と、このくくりでWorst 10を網羅してしまいました。
なんとなくまとまりのない状態ですが、赤信号
と渋滞
についてのとりまとめはこの辺で完了
ということにさせていただきまして、総集編後半では、付随的にメモ
してきた、R246、環八、笹目通りの各区間走行時間(走行速度)について整理いたします。
つづき:2020/01/22 いつも赤信号な交差点 総集編 (後半)