約7年間にわたる職場からの帰宅ドライブの走行記録をふり返る「いつも赤信号な交差点 総集編 (前半)」のつづきです。
本題に入る前に、2014年8月に書いた記事「事実、練馬は暑い」を紹介させてください。
この記事は、真夏の帰宅ドライブの中で、
勤務先から横浜市内の区間(町田市も含む)が一番気温が低くて、川崎市に入るとちょいと上がり、都内は北上するに従ってどんどん暑くなり
、荒川を渡って埼玉県内に入るとちょっとだけ気温が下がる
。
というイメージを抱き、実際はどうなのだろうか? と、いつもの赤信号のメモ
に加えて、クルマの車内に表示される外気温もメモ
して整理した「力作
」です。
その結果は、私のイメージを裏付けるものとなったのですが、それにしても、夜の21:00頃
だというのに34℃
にもなる東京の暑さに辟易
したものです。
さて、私は、帰宅ルートのうち、R246区間(東名入口~瀬田:20km)、環八区間(瀬田~観蔵院入口:13.4km)、笹目通り区間(観蔵院入口~笹目橋:8.0km)のそれぞれの走行に要した時間もメモ
していました。
そして、各区間の平均値からの分布具合をグラフにしてみたところ、
R246と笹目通りはいわゆる「釣り鐘状」ですが、環八はかなりいびつ…
要は、R246と笹目通りの走破時間はある程度読めるけれど、環八はまったく読めない
ということです。
でも、このグラフを見るだけでは、具体的なイメージが沸きづらいと思いますので、データを載せておきましょう。
また、走破時間から平均速度も算出してみました。
予期しない事故や工事
があると、迂回する余地もなく渋滞
に嵌まってしまうものですが、25分程度
で通過できると見込んでいた環八で、40~50分
かかるのはザラ
、1時間半以上
かかった2017年3月17日には、川南を先頭にした自然渋滞
が環八船橋まで5km以上
続いておりました
こんなときは首都高速も大渋滞になっているのが常ですので、こちらとしては、高井戸からR20⇒環七ルートに抜けるか、渋滞に身を委ねる
か、迷ったものでした。
「いつも赤信号な交差点」シリーズでは、走破時間に季節変動はあるのか? と四半期ベースで何度か検討しました(例えば2019年3Q)。
その総括として、四半期ではなく、月別で走破時間と平均速度を見てみよう と「分析」してみました。
まず3区間それぞれに、毎月の平均速度をグラフにしてみたのですが、例えば環八の場合は、
なんとなく3月と8月の凹みが判りますが、R246はまだしも、
笹目通りは、もうグチャグチャで、かえって判りづらい…
そこで、年別はやめて、毎年同月の平均値でグラフを作ってみました。
おぉ
情報量は減ったけれど、逆に
、笹目通りには季節変動がほとんどないこと、R246と環八には季節変動があって、環八はそれが極端
なことがよく見えます
更に、3区間の平均走破時間をたしあげて、月毎の違いを見てみますと、
おぉ (2回目
)
年末や年度末よりも夏休み渋滞が酷いことがよく判ります
そして、意外なことに、12月より11月の方が時間がかかるんだ
クルマ通勤を終えた今になってこうしたことが判っても大きな効用があるわけではありませんけれど、なんだか達成感
を感じている私でございます。
ということで、良い気分で「いつも赤信号な交差点」シリーズに幕を下ろします。
長い間、おつきあいありがとうございました
あ もちろん、このブログは続きますよ