nikkan-gendaiの記事【主張も“封印”し現実路線に 志位共産党「野党共闘」への本気度】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/166553)。
《だが、「違憲の安保法廃止」と「集団的自衛権行使を容認した昨年7月の閣議決定取り消し」への共産党の覚悟は、想像を超えるハンパなさだ……神保哲生氏……むしろ他の野党は、共産党と共同戦線を張れないのなら、あれだけ抵抗した安保法反対は本物だったのかが問われます》。
「本物だったのか」どうかの瀬戸際。分岐点。これまで一切支持したことは無いですが、民主党に期待するのは無理でしょうかね? 壊憲に立ち向かう気概無し!?……「「絶望は愚か者の結論」を心に、壊憲を続けるアベ様に根気強く対抗を」するしかない。
『●他人を「非戦闘地域」や戦場に行かせるのならば・・・、
平和憲法を放棄し、壊憲するのならば・・・』
『●彼・彼女らに投票した人達は何も感じないのだろうか?』
『●戦争屋による憲法違反の「集団的自衛権」閣議決定
・・・「やめろと言わないのは“許した”のと同意」』
『●壊憲:「国民を置き去りにした状態で法秩序の連続性を
破壊する行為を、法学的には「クーデター」と呼ぶ」』
『●2014年7月1日「7・1クーデター」の第二幕
・・・違憲な手法で壊憲するアベ様ら自公政権の暴走』
『●自公支持者を「嗤う」、あれで「採決」「可決」!?:
自公支持者も「听う」ことが出来なくなる日は近い』
『●ニッポンの委員会風景: 「議員や速記者が
委員長の声が聞こえていない以上、採決は存在しない」』
『●内閣法制局は最後の一線を越えていた:
アベ様達と何を協議したのか「内情」をどう検証?』
=====================================================
【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/166553】
主張も“封印”し現実路線に 志位共産党「野党共闘」への本気度
2015年10月16日
(「本気」を10回も(共産党の志位和夫委員長)/(C)日刊ゲンダイ)
共産党が呼びかけた「国民連合政府」構想は、民主党の岡田克也代表が「ハードルが高い」と難色を示したことで、世間の関心は下火になった感がある。だが、「違憲の安保法廃止」と「集団的自衛権行使を容認した昨年7月の閣議決定取り消し」への共産党の覚悟は、想像を超えるハンパなさだ。
いずれも国会で多数を取って、政権奪取しなければ実現できない。そのためなら、共産党は「日米安保条約の廃棄」や「自衛隊の解消」という従来からの主張を“封印”する、というのである。
共産党の志位和夫委員長が15日外国特派員協会で記者会見し、日米安保条約に関してこう言った。
「政策的に違いのある政党が暫定的であれ政権を
共にするのは無理とメディアは言うが、
『立憲主義の回復』は根幹の大問題で、
あれこれの政策課題とは次元が違う。
国民連合政府としては、相違は横に置いて、
現行の法律と条約の枠内で対応する。
日米安保条約については凍結する。
廃棄をめざす措置は取らない」
これに対し記者が、「国民連合政府が政権運営している時に有事が起きたら、自衛隊と在日米軍の出動を要請するのか」と突っ込むと、志位委員長はこう強調した。
「(政府としては)『凍結する』と言っているのですから、
自衛隊法がある以上、有事の時に自衛隊を
活用するのは当然のことです。現行の日米安保条約の
第5条で日本が武力攻撃を受けた際は共同で
対処すると述べられています」
会見に出席していたジャーナリストの神保哲生氏は、共産党の本気度をこう見る。
「共産党は、これ以上ないほど譲歩しています。
自分たちの政策をほぼ丸々封印してまで
野党で共同戦線を張りたいと言う。志位さんは
『必ずしも閣内協力とは限らない』とも言いました。
政権に近づくのが目的だとか、うがった見方が
出ていますが、そうではないという印象を強くしました。
一点突破で安保法を廃止したら、解散して総選挙
ですから、ついでに他の政策をやろうというのでもない。
むしろ他の野党は、共産党と共同戦線を張れないのなら、
あれだけ抵抗した安保法反対は本物だったのか
が問われます」
30分間のスピーチで志位委員長は、「本気」という言葉を10回も使った。立憲主義を踏みにじり、民主主義を亡きものにする安倍政権を倒すため、民主党も、もっと現実的になるべきだ。
=====================================================