(2023年05月24日[水])
まずは、《内田樹「人は、自分を「見下している」人間から何か「善きもの」を教わることはできない」》、上西充子さん《人は、バカにされている、決めつけられている、と思ったら心を閉ざす。「無関心」と言われて「関心を持たなければ」とは思わない》。
『●《人は、バカにされている、決めつけられている、と思ったら心を
閉ざす。「無関心」と言われて「関心を持たなければ」とは思わない》』
その上で、《民主主義の根幹を成す選挙にはそれだけ価値がある…1票は重い。責任ある行動が求められる》…選挙に行く以外に《悪政は拒否できない》。カルトとヅボヅボな自民党やお維、宗教政党・公明は投票率が上がることは一切やらない。ひたすら低投票率を願っている。まんまと彼/彼女らの策略に乗せらている、「選挙に行ってもどうせ何も変わらない」(内心、「どうせ自公だろう?」「どうせお維だろ?」という諦観、諦め)と。でも、そうではなく、(神保哲生さん)《投票に行かないから政治が変わらないだけのことだったのです》。行けば変わる。畠山理仁さん《すべての人が選挙「運動」というスポーツイベントの参加費を払っているのに、半分近い人が権利を捨ててしまっているようなものだ》。
AERAの記事【一票の価値「174万円」でも投票率低い現実 選挙を「自分事」にする魔法の言葉/畠山理仁】(https://dot.asahi.com/aera/2023052300019.html)によると、《4月に行われた統一地方選では市町村議員選挙と町村長選挙で過去最低の投票率だった。四半世紀近く国内外の選挙の現場を取材するライターが思う、選挙を自分事化する方法とは。》
『●当該選挙民が責任を持って原発推進議員に落とし前を』
《駅前で、何人かの市民に話を聞いてみたが「ピンとこない」
「難しい」と、関心は薄い。しかし全国で一票の格差訴訟を
起こしている升永英俊弁護士は「住んでいる場所で
一票の価値が違うのは、一票の住所差別だ」と強調する》
『●争点は「壊憲」: 「投票しないということは
『現状に不満はない』という『黙認』」「都合のいい無関心」』
《例えば「自分が1票を投じただけでは何も変わらない、意味がない」
と思っている読者の疑問に、こう答えている。「現在の
小選挙区制度は、一票の価値ってとても大きいんです。…」
…その上で、投票にいかないことがどんな意味をもつか
についても、丁寧に解説していく。「投票しないということは
『現状に不満はない』という『黙認』を意味します。…」》
『●《民主主義の根幹を成す選挙にはそれだけ価値がある…1票は重い。
責任ある行動が求められる》…選挙に行く以外に《悪政は拒否できない》』
『●(Change.org)《選挙で自分の意思を示さなければ、政治家は
世論を無視して国政を運営する。低投票率は民主主義の危機だ》』
「西日本新聞の記事【低投票率、余った用紙どうなる?
「もったいない」コスト調査】」
《投票しないことで直接的に無駄になるものは、投票用紙以外には
見当たらない。ただ市町の交付金に含まれる投票所入場券の印刷
などは、選挙の啓発になり得るが、投票に行かない場合は結果的に
無駄になるとも言える。衆院選の県内の費用を県の選挙人の数で
割った。1人当たり約750円になる。「選挙にお金がかかりすぎて
いないか」という視点ももちろん必要だが、民主主義の根幹を成す
選挙にはそれだけ価値があるということか。1票は重い。
責任ある行動が求められる。(中国新聞・高本友子)》
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【https://dot.asahi.com/aera/2023052300019.html】
一票の価値「174万円」でも投票率低い現実 選挙を「自分事」にする魔法の言葉
2023/05/24 07:30
畠山理仁
(69人が立候補した杉並区議選。投票率は39.47%だった
前回から4.19ポイントアップ。新人15人が当選し、現職
12人が落選した。区議会の構成は半数以上が女性となった)
4月に行われた統一地方選では市町村議員選挙と町村長選挙で過去最低の投票率だった。四半世紀近く国内外の選挙の現場を取材するライターが思う、選挙を自分事化する方法とは。AERA 2023年5月29日号の記事を紹介する。
* * *
多くの人は意識していないかもしれないが、今、私たち日本人は所得の47.5%を税金や社会保障費として負担している。2022年に行われた参議院議員選挙の経費は604億円だが、その原資は税金だ。つまり、私たちは選挙の度に発生する経費をあらかじめ負担している。
それなのに投票率は低い。総務省のまとめによると、今年4月に行われた統一地方選挙後半戦のうち、280の市議会議員選挙は44.26%、250の町村議会議員選挙が55.49%と、いずれも過去最低の投票率を記録した。すべての人が選挙「運動」というスポーツイベントの参加費を払っているのに、半分近い人が権利を捨ててしまっているようなものだ。
競技人口が少ないスポーツはレベルが上がらない。多くの人が参加してルールを知り、ファンの目が厳しくなれば、競技全体のレベルも上がる。ルールを知れば、自分自身が金メダリストになったり、新たな選手を育てたりすることもできる。
もちろん有権者が自分の一票を捨てるのも自由だが、その前に知っておいてほしいことが一つある。それは「一票の価値」を把握するための計算式だ。
「一票の価値」=予算×任期÷有権者数
私の住む杉並区の場合、23年度の一般会計予算は2107億円。これに区議会議員の任期4年をかけて有権者数(48万5358人)で割ると「一票の価値」が約174万円だとわかる。昨年の参議院議員選挙では約607万円。決して安くはない。
私は選挙を「自分事」にする魔法の言葉を知っている。そして、誰かに会うたび、挨拶代わりにこう言っている。
「ぜひ、あなたも選挙に立候補してくれませんか」
もちろん実際に立候補しなくてもいい。しかし、人生で一度は「もし、自分が立候補したら」と真剣に考えてみてほしい。その経験を積むことで、選挙に対する見方がガラリと変わる。
おそらく、多くの人は実際に立候補することの難しさを痛感するはずだ。その結果、実際に立候補している人への敬意が生まれる。これまでポスターや選挙公報だけでしか知らなかった人たちの輪郭が浮かび上がる。立候補している人がいるからこそ、私たち有権者は投票で選択できるということがわかる。
今回の統一地方選挙の前半戦では、41道府県議選の定数2260人のうち、565人が無投票当選だった。後半戦の町村議選では約3割が無投票で、20の町村で定員割れとなった。有権者が選択すらできなかった選挙がいくつもある。もはや「選挙に行こう」ではなく、「選挙に出よう」と呼びかけなければならない時代になっている。
自分が選挙に出ることが無理ならば、せめて一度は候補者を自分の目で見てほしい。できれば候補者と直接話して自分の意見を伝えてほしい。民主主義が始まるのは、そこからだ。(フリーランスライター・畠山理仁)
※AERA 2023年5月29日号より抜粋
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やはり、選挙に行ってほしいです。投票率を上げたいです。前述の通り、自公お維コミはひたすら低投票率を望んでいます。無党派層の皆さんに政治に興味を持ってほしくない、また、自公お維コミの非支持者に選挙に行ってほしくない、と思っています。
――――――― 矢崎泰久さん【発言2013】、《腰を抜かすほど驚いて、「君の一票の棄権は、バカの一票が倍になることだ…」…民主主義の大敵は投票に行かないことだ…。…とにかく投票に行く。このことによってしか、悪政は拒否できない…棄権は危険だ!》
――――――― (狙撃兵)《歴然としているのは、選挙に行かないこの5割の有権者こそが今日の政治状況を変えうる最大勢力であるという点だ。そのうち2~3割が動いて投票率が70~80%の選挙が展開されるだけでも局面はガラリと変わることになる》。#投票倍増委員会会員として、いつも通り、当然に、#わたしも投票します。
――――――― (金口木舌)《▼県民の諦めやため息を都合よく解釈し「これが民意だ」と断じるのは早合点ではないか。政治に失望し、それでも一票に未来を託した民に政治の方が近づくべき時である。民意を論ずるのは、その後でいい》
――――――― (神保哲生さん)《ほとんど政治に変革が期待できない日本でも、選挙の投票率が先進国の平均レベルに達した瞬間に、大きな変革が起きているのです。つまり、どうせ政治に変革なんて期待できないから投票に行っても意味がない、のではなく、投票に行かないから政治が変わらないだけのことだったのです。そして、この低い投票率が、決してメディア報道とは無関係ではないことを…》
―――――――(東京新聞社説)《政治に変化を迫り、国民のための政治を実現するには、有権者が「票の力」を突き付けるしかない。一人一人が投票所に足を運ぶことが、民主主義の危機を脱する最大にして唯一の力になる》
――――――― 岸本聡子さんの希望溢れるメッセージ。「有権者には力があるんです」「普段選挙に行かない人が選挙に行くと結果が変わる」。やはり、すごい。杉並区が羨ましい。《眠り猫》ではいけない。「投票率が上がれば結果が変わる」
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パーソナリティ: #武田砂鉄
ゲスト: #畠山理仁 さん(フリーランスライター)》