(2023年8月7日[月])
キシダメ政権による軍事費倍増、軍事国家化し《標的の島》々…「対馬丸事件」生存者・平良啓子さん「あの戦争が頭から離れない。もう二度とごめんだ」。そして、<金口木舌>《「戦争を止めることが生き残された者の使命だ」とはっきり語っていた姿を思い出す。反戦・平和への信念を生涯貫き通した》平良啓子さん。(沖縄タイムス社説)《戦後、啓子さんを突き動かしたのは、仲の良かったいとこを亡くしたことや、同じ年頃の子どもたち784人が、一瞬にして未来を奪われてしまったことへの、深い罪責の念だった》、《体験通し戦争否定貫く》。
『●「対馬丸」生存者…「あの戦争が頭から離れない。
もう二度とごめんだ」…「九条の碑」早期建立を呼び掛け』
『●トランプ氏により《安倍政権が「戦争のできる国」への大転換を行い》、
バイデン氏により《岸田政権は「軍事国家」へ大転換》(琉球新報)』
『●米潜水艦魚雷攻撃で沈没した学童疎開船対馬丸生存者・平良啓子さん「あの
戦争が頭から離れない。もう二度とごめんだ」…体験通し戦争否定貫く』
記憶の継承を。どう戦争の記憶を残し、戦争を回避するのか。戦争の記憶の継承、《語り継ぐ》。歴史の記憶の継承、語り継ぐこと。記憶の澱をかき乱し、呼び覚ます。
琉球新報のコラム【<金口木舌>反戦平和を貫いた平良啓子さん】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1757795.html)によると、《▼那覇市の小桜の塔での慰霊祭で「戦争を止めることが生き残された者の使命だ」とはっきり語っていた姿を思い出す。反戦・平和への信念を生涯貫き通した ▼12日には「沖縄戦の記憶継承プロジェクト~戦争をしない/させないために」で娘の次子さんと親子で講話をする予定だった。訃報が残念でたまらない。平良さんの思いは次世代に受け継がれる。今は勇気と情熱の生きざまをまぶたに焼き付けたい》。
『●対馬丸事件…《戦争でどれだけ多くの命が海に消えたか。辺野古…大浦湾
…多くの戦没者が眠る海を破壊して、新たな軍事基地》を建設中』
《他の平和ミュージアムにはない対馬丸記念館の特徴は、
子どもたちの中に平和の文化を根付かせる取り組みを重視している
点だ。2012年に「つしま丸児童合唱団」を結成。20年には
幼い子どもたちが犠牲になった宮森小学校米軍ジェット機墜落事故の
写真展を対馬丸記念館で開いた。》
『●琉球新報社説《対馬丸撃沈と宮森小墜落事故は、戦争中の子どもの犠牲
と、戦後の米軍統治下の子どもの犠牲を象徴する最も痛ましい事例である》』
アノ戦争法を早く廃止にしないと…「安倍政権は(日本を)再び戦争可能な国家にしようとしているが、絶対にいけない」。
同紙のもう一つのコラム【<金口木舌>戦争へ怒り著書に込め】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1758518.html)/《作者の森村誠一さんが7月24日死去した… ▼戦争への怒りはノンフィクション「悪魔の飽食」にも込められた。日本軍の731部隊(関東軍防疫給水部)が中国でひそかに行っていた人体実験を白日の下にさらした ▼2004年に県内であった「悪魔の飽食」コンサートの際には、米軍基地が集中する沖縄を語った。村のおきてに従わない者と絶交する「村八分」に例え「“国八分”の状態が今も続いている」と断じた。作品を通じて戦争の醜さを追及し、人間性を問い続けた姿勢を忘れまい》。
『●《自民党は殺傷能力のある武器の輸出解禁を目指しています》…アノ
戦争法の強行採決以降暴走を加速、敵基地攻撃能力の保有や軍事費倍増』
『●森村誠一氏「秘密保護法…作成、強行成立の過程が杜撰…こういう法律が
できたことを国民が忘れず、廃止に向け声を上げ続けることが大切だ」』
=====================================================
【https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1757795.html】
<金口木舌>反戦平和を貫いた平良啓子さん
2023年8月2日 05:00
金口木舌 反戦 平和 沖縄戦の記憶継承プロジェクト
2017年8月、奄美大島の宇検村を訪れた。対馬丸乗船者の遺体が流れ着いた地である。この地で村人に助けられ、手厚い看護で回復した女の子がいた
▼平良啓子さん。平和教育の先駆者となり体験を子どもたちに語ってきた。命を助けてくれた村民への感謝と鎮魂を胸に宇検村に通い続けた。7月29日、88歳で亡くなった
▼村に慰霊碑が建立されたのが17年。救助にあたった大島安徳さんは戦後交流を続けた平良さんの影響もあり、多くの遺体が傷つき流れ着いた凄惨(せいさん)な光景を語り伝えてきた。平良さんは碑の建立に安堵(あんど)し、喜んでいた
▼那覇市の小桜の塔での慰霊祭で「戦争を止めることが生き残された者の使命だ」とはっきり語っていた姿を思い出す。反戦・平和への信念を生涯貫き通した
▼12日には「沖縄戦の記憶継承プロジェクト~戦争をしない/させないために」で娘の次子さんと親子で講話をする予定だった。訃報が残念でたまらない。平良さんの思いは次世代に受け継がれる。今は勇気と情熱の生きざまをまぶたに焼き付けたい
=====================================================
=====================================================
【https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1758518.html】
<金口木舌>戦争へ怒り著書に込め
2023年8月3日 05:00
金口木舌 森村誠一 悪魔の飽食 国八分
小説「人間の証明」は、ある殺人事件に秘められた母と子の数奇な運命を描いた。戦争の暗い影に翻弄(ほんろう)され続ける人々の姿が胸に迫ってくる
▼1976年に発表され、翌年に映画化もされた。十代の少年には理解が及ばない物語だったが、さまざまな思いを抱かせる小説だと今にして思う。作者の森村誠一さんが7月24日死去した
▼郷里の埼玉県熊谷市が45年8月14日に空襲に遭った。翌日、近くの川で近所の知り合いが息絶え、折り重なっている無残な姿を目の当たりにした。これが創作の原点となった
▼戦争への怒りはノンフィクション「悪魔の飽食」にも込められた。日本軍の731部隊(関東軍防疫給水部)が中国でひそかに行っていた人体実験を白日の下にさらした
▼2004年に県内であった「悪魔の飽食」コンサートの際には、米軍基地が集中する沖縄を語った。村のおきてに従わない者と絶交する「村八分」に例え「“国八分”の状態が今も続いている」と断じた。作品を通じて戦争の醜さを追及し、人間性を問い続けた姿勢を忘れまい。
=====================================================
最新の画像[もっと見る]
- ●京都新聞《袴田巌さん…。判決から3カ月の検証結果はおざなり…第三者の視点を加えた本気の検証に取り組まねば、地に落ちた国民の信頼は取り戻せまい》 16時間前
- ●中村哲さんが卒業した九州大学の学生団体「哲縁会」、D4Pの安田菜津紀さんと《「良心をつなぐ仕事とは」故・中村哲さんの志を大学生と考える》 2日前
- ●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決 3日前
- ●《出席者は核廃絶に向けた具体的な行動を求めたが、首相は米国の「核の傘」の必要性など持論を展開しただけで、被爆者らの要望には直接答えなかった》 4日前
- ●兵庫県…《先頭に立って県政の混乱を収めるべき知事が動かない以上、事態は悪化するばかり。もはや、捜査機関に頼るしかない》…その捜査機関も… 5日前
- ●袴田巌さんの姉ひで子さん《戦中を生き抜き、弟の無罪を信じて幾多の苦難にもへこたれ》なかった姿、そして、「再審法の改正には、皆さんにお力を…」 6日前
- ●《袴田さん無罪 最高検の検証、不十分だ》…醜悪な畝本直美検事総長談話《改めて関係証拠を精査した結果、被告人が犯人であることの立証は可能…》 7日前
- ●杉並区《参加型予算と民主主義》「…意見を言えるのが、選挙の時だけじゃダメ…集会や投書箱を通じて機会を恒常的に無数に設ければ、区政も身近に…」 1週間前
- ●東京新聞・木原育子記者【アイヌ・琉球…先住民族の遺骨、なぜ故郷に帰れない? ウラに世界と逆行する日本政府の「植民地主義的」姿勢】 1週間前
- ●お維案件「優勝パレード」問題…《信用金庫への県補助金を増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った》《斎藤知事最大のスキャンダル》 1週間前
「Weblog」カテゴリの最新記事
- ●京都新聞《袴田巌さん…。判決から3カ月の検証結果はおざなり…第三者の視点を加え...
- ●中村哲さんが卒業した九州大学の学生団体「哲縁会」、D4Pの安田菜津紀さんと《「...
- ●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…赤木雅子...
- ●《出席者は核廃絶に向けた具体的な行動を求めたが、首相は米国の「核の傘」の必要...
- ●兵庫県…《先頭に立って県政の混乱を収めるべき知事が動かない以上、事態は悪化す...
- ●袴田巌さんの姉ひで子さん《戦中を生き抜き、弟の無罪を信じて幾多の苦難にもへこ...
- ●《袴田さん無罪 最高検の検証、不十分だ》…醜悪な畝本直美検事総長談話《改めて...
- ●杉並区《参加型予算と民主主義》「…意見を言えるのが、選挙の時だけじゃダメ…集会...
- ●東京新聞・木原育子記者【アイヌ・琉球…先住民族の遺骨、なぜ故郷に帰れない? ...
- ●お維案件「優勝パレード」問題…《信用金庫への県補助金を増額し、それを募金とし...
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます