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[※ 『国民のしつけ方』(斎藤貴男著、インターナショナル新書010)…《それは調査報道…「番犬(ウォッチ・ドッグ)」としての役割》↑] (2023年01月11日[水])
《ウォッチ・ドッグ》として、〝消費税のカラクリ〟にずっと警鐘を鳴らしてこられた斎藤貴男さん、《自民党の独裁体制が根絶されない限り、いずれ軍拡の財源も消費税増税で賄われる》。コラムの結びは、《監視社会うんぬんのレベルをはるかに超える。私たちは奴隷以下の存在になることを予定されている。騙されてはならない。騙されてはならないのだ》。
『●「君はドアホノミクスを信奉するのか」、キシダメ君? 軍事費倍増=
《赤字国債の乱発、社会保障のさらなる削減、消費税の大増税…》』
『●斎藤貴男さん《政府と自民党は何がなんでも消費税率を引き上げたい…
増税を甘受しなければ財政を破綻させるゾと国民を恐喝する目的で…》』
『●《消費税などの値上げを防衛費に転嫁する》気満々…軍事費倍増の
ために《赤字国債の乱発、社会保障のさらなる削減、消費税の大増税…》』
金子勝さん《まさに、議会政治、財政民主主義が崩壊した戦時体制に酷似した状況だ。これは、アベスガ政権の“負の遺産”であり、岸田政権はそれを継承しようとしているのだ。日本の敗戦は近い》。自公政権が続く限り、ヅボヅボ党の誰が首相になろうが地獄は続く。道は、政権交代しかない…。
《自民党の独裁体制が根絶されない》ものでしょうか。それしか道はないニッポン。自公政権が倒れ、政権交代が起き、まともな国に生まれ変わることを切に願う。素晴らしい国にならなくてもいいので、〝まともな国〟になってほしいだけ。
『●自民党総裁? 誰でも同じ ――― 野党による政権交代を! 数多の
アベ様案件の解明、公文書の開示だけでも、十分に政権交代の意義はある』
『●増税してまで軍事費倍増 ――― 金子勝さん《まさに、議会政治、財政
民主主義が崩壊した戦時体制に酷似した状況だ。…日本の敗戦は近い》』
『●《下々のカネを、富める者と巨大資本にシフトさせたい本音があからさま》
…《新しい資本主義》ならぬ、〝新しいトリクルダウン理論〟か?』
『●閣議決定って何? アベ様が編み出した、なんでも内閣の一存でやれる
システム? 自公お維コミに言わせれば、国会や選挙は不要ということか?』
『●《標的》となり、《鉄砲玉》となる愚…《ことさら攻撃能力について
興奮して議論している様について、バカではあるまいか?》(狙撃兵)』
『●自公政権が続く限り、ヅボヅボ党の誰が首相になろうが地獄は続く。道は、
政権交代しかない…《議会政治、財政民主主義が崩壊した戦時体制》』
『●《自民党タカ派…箕輪登…「戦争とは血を流す政治であります。外交とは
血を流さない政治であります。日本は永久に血を流さない政治を…」》』
日刊ゲンダイのコラム【斎藤貴男 二極化・格差社会の真相/岸田首相のハラは丸見え「防衛、少子化をダシにした大増税」に騙されてはいけない】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/317008)によると、《考えてもみられたい。深刻きわまる少子化問題に本気で取り組む政権が、金融緩和でミソに塗れた「異次元」なんてバカ用語を持ち出すか。実際、児童手当だの育休制度の拡充だののメニューに新味は皆無。適齢期の男女が結婚しないのも、子どもを産みたがらないのも、絶望的な政治に弄ばれる社会に、夢も希望も抱き得ないからではないか。とすれば「少子化対策」などしょせんは口実、カネの調達だけが目的なのは必然だ。専守防衛を維持するか否かのテーマが、いつの間にか“財源”問題にすり替えられたのも、つい先日のこと。当面は法人税や所得税で、の体裁ではあるものの、そこへの過程や経験則に照らせば、どうせ目くらましでしかない実態は自明である。自民党の独裁体制が根絶されない限り、いずれ軍拡の財源も消費税増税で賄われる》。
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/317008】
斎藤貴男 ジャーナリスト
1958年生まれ。早大卒。イギリス・バーミンガム大学で修士号(国際学MA)取得。日本工業新聞、プレジデント、週刊文春の記者などを経てフリーに。「戦争経済大国」(河出書房新社)、「日本が壊れていく」(ちくま新書)、「『明治礼賛』の正体」(岩波ブックレット)など著書多数。
二極化・格差社会の真相
岸田首相のハラは丸見え「防衛、少子化をダシにした大増税」に騙されてはいけない
公開日:2023/01/11 06:00 更新日:2023/01/11 06:00
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(本気で取り組む政権なら「異次元」なんぞ持ち出さない
(代表撮影))
新年早々、またしても茶番劇が始まった。例によって例のごとき“財源”論という名のサル芝居。
岸田文雄首相が「異次元の少子化対策」とやらを言い出した。と、自民党の甘利明前幹事長が、さらなる消費税増税を示唆。官房長官は否定するも、与野党がこぞって「決算剰余金」だ、「国債」だと騒ぎ立てるものだから、議論沸騰のテイなのだ。
何が何でも莫大なカネを費消するぞ、という岸田氏のハラはなるほど丸見えだ。春の統一地方選を前に、各人各党がそれぞれの思惑で反応しているのは事実だろう。ただし、うかつに乗ると術中にハメられるので要注意。
考えてもみられたい。深刻きわまる少子化問題に本気で取り組む政権が、金融緩和でミソに塗れた「異次元」なんてバカ用語を持ち出すか。実際、児童手当だの育休制度の拡充だののメニューに新味は皆無。適齢期の男女が結婚しないのも、子どもを産みたがらないのも、絶望的な政治に弄ばれる社会に、夢も希望も抱き得ないからではないか。
とすれば「少子化対策」などしょせんは口実、カネの調達だけが目的なのは必然だ。専守防衛を維持するか否かのテーマが、いつの間にか“財源”問題にすり替えられたのも、つい先日のこと。当面は法人税や所得税で、の体裁ではあるものの、そこへの過程や経験則に照らせば、どうせ目くらましでしかない実態は自明である。
自民党の独裁体制が根絶されない限り、いずれ軍拡の財源も消費税増税で賄われる。消費税は弱者のわずかな富をまとめて強者に移転する税制であるからだ(拙著「消費税のカラクリ」から)。弱者を「下々」、強者を「支配層」と言い換えると、もっとわかりやすい。
そもそもカネに色はついていない。社会保障の充実をうたって導入し、増税を重ねてきた消費税が、大企業の法人税減税の財源にばかり使われている実態を想起されよ。次の消費税増税は少子化対策のためだと印象付けた甘利氏は、それだけで彼らの仲間内では「殊勲甲」なのである。
来たる10月に開始される予定の「インボイス」制度は、悪魔のような消費税の特性を、よりいっそう強化していく。そのデジタル活用を進め、金のやりとりが絡む市民の営みのすべてをリアルタイムで掌握できる絶対権力を、政府は夢想する。
監視社会うんぬんのレベルをはるかに超える。私たちは奴隷以下の存在になることを予定されている。騙されてはならない。騙されてはならないのだ。
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