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【↑ 『適菜収 それでもバカとは戦え/真相究明と責任追及を“大阪ノーサイド”なんて冗談じゃない』 (2020年11月14日、日刊ゲンダイ)】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281280) (2024年12月03日[火])
まずは、「反社会的カルト集団」N党の「どうかしている人」の敗訴の記事。つまり、「反社会的カルト集団」と呼んでも名誉棄損にはあたらないという判決。兵庫県知事選挙の前に地裁判決が出ていれば、「どうかしている人」のデマやフェイクを少しは抑えられたでしょうに、「どうかしている人」のデタラメに洗脳されることも少しは減っていたでしょうに。でっ、今度は(当初、兵庫・伊丹市長選や兵庫・南あわじ市長選への出馬を示唆していたが)、アノお維の大阪府・泉大津市長選に出馬するそうだ。まぁ、色々あるようで(【立花孝志氏「泉大津市長選」に乗り換え立候補で非難殺到も“いい勝負”の声…3選目指す現職市長の主張が物議】、https://news.yahoo.co.jp/articles/6681d786b3271a2da74bb5db839baf516b463e6d)、泉大津市の心ある皆さんは本当にお気の毒…。
『●宮古島《市が原告市民から名誉毀損を受けたとして提訴》
・撤回…既にSLAPP訴訟による委縮効果は十分に発揮?』
《議案は、言論を封じ込めることを目的にした「スラップ訴訟」
であるとの指摘が上がったほか、市民の批判が市の名誉毀損に
あたるとする根拠自体があいまいで批判が強かった。撤回は当然だ》
「アサヒコムの記事【フリー記者への提訴は違法 N国・立川市議に
賠償命令】…《判決は、久保田氏の提訴について、「N国党首の
立花孝志参議院議員がスラップ訴訟だと説明する動画を公開している」
と認定。記事は名誉毀損には当たらず、「提訴は裁判制度の趣旨に
照らして著しく相当性を欠く」として、ちだい氏が精神的な苦痛を
受けたと結論づけた。ちだい氏は会見で、「同じような訴訟が広がると、
批判ができなくなる。民主主義にとって致命的だ」と話した》」
根岸拓朗記者による、アサヒコムの記事【「N国は反社会的カルト集団」の投稿、違法と認めず 東京地裁判決】(https://www.asahi.com/articles/ASSCW2V2TSCWUTIL01DM.html)、《「NHKから国民を守る党」(立花孝志党首、N国)について、X(旧ツイッター)で「反社会的カルト集団」などと投稿したのは名誉毀損(きそん)だとして、N国が投稿者に損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁(阿部雅彦裁判長)は27日、N国の請求を棄却する判決を言い渡した》。
『●#パワハラ体質 #恫喝体質 #デマ体質 なお維に何故に投票、何故に
支持できるのか…? 大阪から遠く離れた我が街にもお維が浸食…』
『●【吉村洋文知事の3つの大言壮語/今西憲之】《予算は膨張に膨張》
《阪神・オリックスの優勝に便乗するも》《空飛ぶクルマもトーンダウン》』
『●斎藤元彦兵庫県知事、新たなお維案件…ホイッスル・ブロワー《組織の
不正をただす告発者が、守られる環境》が全く実現されていない悲劇』
『●《情報提供がもっぱら公益的な目的であり、なおかつ重大な違法行為を摘発
する目的である場合に限り、公務員は公務員法の守秘義務が免除され…》』
『●お維案件…斎藤元彦兵庫県知事《被害者ヅラまで…疑惑を隠すために元局長を
処分するという公益通報者保護法違反をはじめ、斎藤知事の責任の重さ…》』
『●斎藤元彦兵庫県知事というお維案件…《「優勝パレード」問題…信用金庫
への県補助金を増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った》』
『●2人の職員を自死させた斎藤元彦氏によく投票できますね、お維案件「優勝
パレード」問題の責任者をよく支持できますね…案の定、手のひら返し…』
『●(リテラ)《斎藤知事は2022年11月7日に開催された政府主催の全国知事会
を欠席…。ちなみに…斎藤知事は「西播磨地域づくり懇話会」に出席》』
『●なぜ、今、削除する必要があるの? 斎藤元彦知事「法に抵触することは
していない」と仰ってる訳で、「誇れ」ばいいのにね、よほど疚しいのかね?』
『●デマや《フェイクで選挙が盗まれ》た! お維案件な兵庫県知事やN党の
「どうかしている人」ら《デマゴーグに騙されるな!》(デモクラシータイムス)』
デマや《フェイクで選挙が盗まれ》た! お維案件な兵庫県知事やN党の「どうかしている人」ら《デマゴーグに騙され》た…。マスコミは、(脅迫と名誉棄損)公益通報者保護問題や「優勝パレード」問題に加えて、選挙中でも、デマや《フェイクで選挙が盗まれ》た問題をしっかりと報じて下さいよ。職員を自死に追い込んだ、お維案件である「優勝パレード」問題は一切報じられないし、こちらも自死に追い込まれたホイッスル・ブロワー (元西播磨県民局長) の私物USBまで兵庫県知事周辺が強制的に〝押収〟して、しかも、氏のPCにコピーして偽装工作を行い、いかにも氏に〝私的な問題〟があったかのように捏造する。その〝私的な問題〟とやらが、公益通報と何の関係があるのか。それらのデマを、兵庫県知事周辺や「どうかしている人」周辺、彼らの洗脳者が選挙中にSNS上にばらまき、それを〝初心〟な有権者が信じる。メチャクチャだ。兵庫県知事周辺は知りえた情報を秘匿すべきなのに、私的な情報や〝私的な問題〟とやらが、どんどんと漏れ出て、お維県議が拡散する、選挙中には、「どうかしている人」らがSNS上にばら撒く。大変な異常事態、大変に異常な状況。
dot.の記事【兵庫県知事選に見た選挙の根本的な問題 「自由競争ができる選挙にはなってない」ライター・畠山理仁氏】(https://dot.asahi.com/articles/-/241437)、《また、立花孝志さんが斎藤さん応援の立場で立候補しました。選挙中に行われる候補者の活動は妨害されにくいので、真偽不明の情報を流したり、県議の家の前で脅迫的な街頭演説をしたりする。刺激的な情報を本人や配信者たちが発信することで圧倒的に他陣営の情報発信量を上まわっていく。同じ候補者という立場で他の候補者の応援をするという脱法的な手法です。応援するだけなのに立候補という形で出れば、実質的にポスターや選挙カーで2倍の情報発信ができるということになります》。〆は、《メディアやリベラルの人は、「政治に詳しくない人が雪崩を打った」と馬鹿にするのではなく、そういう人たちが政治に関心を持って投票に行ったことの意味を、まずは考えた方がいいと思います》。
デモクラシータイムスの【兵庫斉藤劇場第3幕へ フェイクで選挙が盗まれる【横田一×西谷文和 とざいトーザイ】 20241126】では、《PR会社社長の思わぬ暴露で第3幕が始まったジェットコースター状態の斎藤知事。立花孝志氏の破天荒な「選挙運動」とSNSでの膨れ上がったフェイク情報に翻弄され「狂乱とカオス」と化した兵庫県知事選の1か月半を振り返ります。洋の東西を問わず、歴史上もフェイクによる扇動は繰り返されてきました。しかも、一方の流れに一度加速がつくと止めることはとても難しい。カオスの現場を肌で感じてきた横田、西谷が、蔓延するフェイクを放逐して有権者が必要な正しい情報を得るにはどうしたらよいのか、答えのない問題も考えます》と。
上西充子さんは《人は、バカにされている、決めつけられている、と思ったら心を閉ざす。「無関心」と言われて「関心を持たなければ」とは思わない》と仰っています。でも、やはり、(神保哲生さん)《投票に行かないから政治が変わらないだけのことだったのです》が……投票率が上がっても、兵庫県知事選のようなデタラメがまかり通れば、民主主義の根幹が揺らぐと思いますし、かつ、《ミュニシパリズム(地域自治主義)》《地域主権という希望》が芽吹くこともない。
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【https://www.asahi.com/articles/ASSCW2V2TSCWUTIL01DM.html】
「N国は反社会的カルト集団」の投稿、違法と認めず 東京地裁判決
根岸拓朗 2024年11月27日 18時02分
(兵庫県知事選が告示され、集まった人たちに演説をする
立花孝志氏=2024年10月31日午前10時37分、神戸市中央区)
「NHKから国民を守る党」(立花孝志党首、N国)について、X(旧ツイッター)で「反社会的カルト集団」などと投稿したのは名誉毀損(きそん)だとして、N国が投稿者に損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁(阿部雅彦裁判長)は27日、N国の請求を棄却する判決を言い渡した。
問題とされたのは、N国に関する著書がある「選挙ウォッチャーちだい」(本名・石渡智大)さんの投稿。今年6月、自身のXアカウントで「反社会的カルト集団である『NHKから国民を守る党』」と投稿したほか、配信動画でN国について「サリンをまかないオウムみたいなもん」などと発言した。
判決は、過去に立花党首がNHKの業務を妨害したなどとして有罪判決を受けた▽NHK受信料の請求書を視聴者の代わりに受け取り、不払いをしやすくするサービスを始めた▽党の役員会で「法律を守らない政党であるということを売りにしたい」などと述べた▽動画投稿サイトで「アホみたいに子どもを産む民族はとりあえず虐殺しよう」と発言した――ことなどが真実だと指摘。「反社会的カルト集団」などの表現は「論評の域を逸脱していない」としてN国の訴えを退けた。
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【https://dot.asahi.com/articles/-/241437】
兵庫県知事選に見た選挙の根本的な問題 「自由競争ができる選挙にはなってない」ライター・畠山理仁氏
2024/11/30/ 06:30 太田サトル
畠山理仁さん(はたけやま・みちよし)/1973年生まれ。『黙殺 報じられない"無頼系独立候補"たちの戦い』で第15回開高健ノンフィクション賞受賞(撮影/写真映像部・上田泰世)
17日に行われた兵庫県知事選挙で、出直し選挙に臨んだ前知事の斎藤元彦氏が返り咲いた。この結果をどう見たか、フリーランスライター・畠山理仁さんに聞いた。AERA 2024年12月2日号より。
【写真】公選法違反疑惑を浮上させたPR会社・女性社長と斎藤氏
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今回の兵庫県知事選挙で、選挙戦においてネットの拡散力が実際に票として現れるということが決定的になったと思います。今まで選挙に行ったことがない、初めて投票したという“政治的初恋”のような状態にある人が、若者に限らず年配の方でも多く現れたことが一番印象的でした。このような人たちがなぜ今回は選挙に行ったのかを考えると、既存のメディアに対する不信感が根底にあると思います。
既存メディアは選挙中になると、公平性の観点から候補者に関する報道はどうしても控えめになります。そこに有権者は物足りなさを感じ、「選挙前はあんなに叩いていたのに選挙が始まったとたんにおとなしくなったのは斎藤さんが本当は悪くなかったからじゃないか?」となる。県議会から全会一致で不信任を突きつけられて失職したあと、たった一人で駅前に立ってがんばっている。既得権益者とみなしている県議会やメディアにいじめられ、そこに一人で立ち向かっている姿と、自分たちに手を差し伸べてくれなかった政治への思いが、今まで選挙や政治に関わってこなかった人たちへの共感を生んだと思います。
■脱法的な手法
また、立花孝志さんが斎藤さん応援の立場で立候補しました。選挙中に行われる候補者の活動は妨害されにくいので、真偽不明の情報を流したり、県議の家の前で脅迫的な街頭演説をしたりする。刺激的な情報を本人や配信者たちが発信することで圧倒的に他陣営の情報発信量を上まわっていく。同じ候補者という立場で他の候補者の応援をするという脱法的な手法です。応援するだけなのに立候補という形で出れば、実質的にポスターや選挙カーで2倍の情報発信ができるということになります。
公職選挙法でやっていいことと悪いことというのは、選挙に関わったことのない一般の人たちには本当にわかりにくい。初めて選挙に出る人などは、ベテランの陣営から「それは選挙違反だよ」と言われると、怖くなって何もできなくなってしまう。それで有権者に何も伝えられないまま短い選挙期間が終わり、結局選挙のやり方を熟知している人たちが勝ち続ける。これは有権者が投票に行かない理由の一つである「投票したい人がいない」ということにつながる。結局、世界一高い供託金制度も含めて、自由競争ができる選挙にはなってないところに根本的な問題があると思います。
真実か否かの判断もでき、ネットの不確かな情報を抑えられるマスメディアの力、世の中に情報を流通させる力をきちんと発揮させないと、今回のようなことが起きてしまう。
メディアやリベラルの人は、「政治に詳しくない人が雪崩を打った」と馬鹿にするのではなく、そういう人たちが政治に関心を持って投票に行ったことの意味を、まずは考えた方がいいと思います。
(構成/ライター・太田サトル)
※AERA 2024年12月2日号
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