2足のわらじでガンバ!
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吉川みつこの〝気ままではいられない〟日記
▲9月議会、一般質問で登壇しました
10日(金)、一般質問のラストバッターで登壇しました。
今日は、若者がはじめて議会傍聴に来てくれました。
若い人が、議会に目を向け始めてくれたことは、うれしいことです。
6月議会では、市が支払っている負担金、そして、子どもの虐待問題を取り上げ、この9月議会でも、更に掘り下げ取り上げました。
■子ども虐待の予防対策としても、積極的な子育て情報の発信を!
県から100%補助金の「「子育て情報・支援ネットワーク構築事業」への取り組みを求めました。
子育て情報を、携帯メールなどで発信したり、孤立した子育てをしている家庭を個別にケアするといったしくみです。
【市の答弁】県により、この事業の研修会があるので参加し、考えていく。
■総合計画達成への考え方と現状について
愛西市の総合計画は、他の自治体の総合計画とは、少し違っており、生活課題達成のために、行政・市民・企業などの役割分担がされています。
今、市が行っているのは、行政の役割の部分の見直しが主であり、市民やNPOが担う部分については、手つかずでです。「市民やNPOとの協働」という面では、取り組みが遅れているのではないか?ということで、
1,生活課題を解決するための事業を、公募してはどうか?提案しました。
【答弁】 相談して考えてみる。
2,巡回バスを走らせている目的は何か?目的を整理して、運行計画を!
総合計画から考えると、巡回バスの目的は、公共交通機関の役割が大きいと思われます。しかし、市は、巡回バスを「福祉目的」として走らせています。
総合計画策定時に、市民ニーズは、公共交通機関として走らせることにありました。しかし、策定以前に、佐屋地区・佐織地区が、福祉目的で走らせているから、右へならへ!で立田・八開に走らせた経緯があります。
今一度、総合計画との整合性を考え、巡回バスの目的をまずは明確にすべきと発言しました。
8月に、総務委員会で木曽町に巡回バスの視察に行きました。私は、事前に大口町と一宮市にも視察に行ってきましたが、ともに、目的が明確でした。
目的は、ともに、「市民の足」ですが、大口町では、朝夕は、通勤・通学の方の足に、昼間は、お年寄りの足に使うということで、福祉目的で走らせていました。
3.補助金の出し方の見直しを。
団体に出すのではなく、地域の課題を解決する事業に対して補助をすべきとの考えを述べ、補助金改革を求めました。
■慣例のように、団体に支払っている「負担金」について!
6月議会でも取り上げました。
私が「慣例で支払っている・・・」と言ったので、副市長は「慣例ではない」とまずは反論。
6月議会で取り組みをし、負担金を支払っている団体で、事務所を持っている団体について、市は聞き取り調査をしてくれました。
その結果、
「資産評価システム研究センター」
「(財)都市計画協会」
「全国市議会議長会」
「愛知県国民健康保険団体連合会」など、
かなり高い給与を支払っている可能性が高い。
こうした支払いをしていて、市民へは「国保値上げ」なんて、何得ができないことです。
こうした調査をして、市は今後どうしようと思うか?を尋ねました。
【市の答弁】こうした調査で、団体側にも緊張感が生まれたと思う。幹事会などで改善を求めていく。
最後に、ケーブルテレビについて聞きました。
6月議会で「愛西チャンネル」の話しが出てきていました。
単独のチャンネルを持つと、年間かなりと費用を要します。他の市町と共同チャンネルにするなど、工夫をすべきとの提案をしました。
地デジに変わり、地デジ対応のテレビを購入される頃になると、クローバーテレビへの接続率も不安定な時期にさしかかります。光テレビの利用が増える可能性もあります。
議会放映については、今、鳥羽市議会が、Ustream(ユーストリーム) による議会インターネット放送の実証実験を開始すると発表しています。これならば、約4万円の投資で済むと聞いています。まずは、議会放映はこうした方法ではじめてもよいかと思います。
【市の答弁】 愛西チャンネルは、財政的に困難。
みつこは、情報発信のしくみを今一度整理すべきだと思いました。
紙ベースの「あいさい広報」、ホームページ、同報無線、防災メール・・・・。様々な情報発信のための財産があります。今後は、目の不自由な方、耳の不自由な方、災害の種類などを考えた場合、何が不足し、充実すべきなのかを整理し直すべきだと思います。
▲9月議会、みつこの議案質疑
7日には、市から提出された議案への質問(議案質疑)が行われました。
今後、議案は、各委員会で更に協議され、
最終日に、ひとつひとつの議案に、議員個々が賛否を示し、
多数決で決定されていきます。
7日(火)のみつこの議案質疑について
■ 障害者就労支援施設の設置について
◎みつこのチェックポイント!
市直営の「のぞみ作業所」、指定管理者制度導入でサービスは低下しないか?
現在、就労が困難な方々の作業所は、
佐屋地区では、「のぞみ作業所」が直営、
佐織・立田・八開地区は、社会福祉協議会が指定管理者として運営をしています。
この4施設を、すべて社会福祉協議会(指定管理者)に任せるという議案が、
この9月議会ででてきました。
みつこは、以下について質問しました。
質問1.なぜ、指定管理者か?なぜ公募ではないのか?
質問2.社会福祉協議会の経営状況は?
質問3.新システムにかわることのメリットは?
■ 愛西市総合斎苑に関する条例の制定について
◎みつこのチェックポイント!
今までのの説明と矛盾しないか?
このような迷惑施設への説明は、特に地元には丁寧なくてはなりません。
市民以外の利用者の料金設定がされており、
市民以外の利用とは、どういう場合の利用をいうのかを確認しました。
副市長は、「災害時や火葬の故障で、周辺自治体が困ったとき」と答弁しました。
■ 体育館など、たくさんの指定管理者制度導入の議案がでてきました
◎みつこのチェックポイント!
なぜ指定管理者か?メリットは何か?
私は、頭から指定管理者制度に反対する考えは持っていませんが、
市側の答弁から、「市は、指定管理者制度導入ありきで進めているのでは?」と
感じています。
国は、指定管理者制度導入か?直営か?を決めなさいとは言っていますが
直営とは、今まで通りの「委託」でも可能なのです。
そのあたりを、愛西市は間違えているのはないでしょうか。
指定管理者制度導入について、市の統一した考え方が、
なかなか見えてこない・・・と、みつこは、感じています。
■ 市道路線の廃止について
◎みつこのチェックポイント!
議会で議決される前に、道路をつぶすのって「道路法違反」では?
市道認定の廃止の議案があがってきました。
総合斎苑の造成が行われ、すでに存在しない道路です。
前回、3月議会にも「廃止の議案」がでてきましたが、
そのときも、すでに存在しない道路の案件がでてきていました。
道路法の8条と10条には、以下のとおりのことが書かれていますので、
改善を求めました。
・市道路線を認定しようとする場合、
あらかじめ当該市町村の議会の議決を経なければならない。
・廃止する場合、
路線を廃止又は変更しようとする場合、路線の認定の手続に
準じて行わなければならない。
■ 平成21年度決算について
◎みつこのチェックポイント!
1.予算に比べて、残金が多い。どうしてなのか?(実質収支比率)
2.5年後から地方交付税の減額が始まる。行財政改革の面からみて、
市は、現状をどう捉えいるか?
3.職員が減り「人件費」は減っている。しかし、委託や指定管理者が
増えて、「物件費」に含まれる人件費が増えている。どう考えるか?
【愛西市の実質収支比率】
平成17年=10.7%
平成18年=12.3%
平成19年=11.9%
平成20年=9.8
平成21年=9.6
となっている。
専門書によると、3%~5%が望ましいとされているが、なぜ高い?
予算作りの段階で、甘さはないのか?と質問しました。
細部については、決算特別委員会で質問する予定です。
9月11日(土)のつぶやき
今、NHK教育テレビの子ども番組を見ていて、ふと思った。今の子どもって「やおやさんごっこ」ってできるだろうか?私たちの子どもの頃のあそびって「ごっこ遊び」だった。そうしながら、社会のことを学んでいったような・・・。
by yoshikawa325 on Twitter