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3月2日(金)のつぶやき

06:21 from Tween
おはようございます。今日は一日かけて予算の勉強会があります。質問をまとめていますが、時間不足。

by yoshikawa325 on Twitter
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▲給食食材からセシウムを検出した件で、友人から情報が届きましたので紹介!

 昨日、記者会見で発表した内容とのことです。

1.春日井市の学校給食用の脱脂粉乳から、16.6Bq/kgのセシウムが検出されました。

 春日井市内在住の方が、岩手県内陸部最北端に位置する二戸市の工場から直接に取り寄せて、Cラボに測定依頼されました。学校給食用のものと同じものを取り寄せたのだそうです。

 乳業メーカーによると、東北各地の原乳を集めて混ぜて脱脂粉乳原料としているとのことで、福島県産だけは放射能含有量を測定しているとの回答を得ているそうです。

 この測定値16.6Bq/kgは、暫定基準(200 Bq/kg)、新基準(案)(100 Bq/kg)のいずれよりも低く、Cラボ自主基準(幼児食品20 Bq/kg)をわずかに下回っているという微妙な数値です。

 この測定値が出た段階で、測定依頼された方が春日井市役所に電話された時は、このロットは2月16日から使用を開始する予定であり、予定変更するつもりはないとの回答だったそうです。しかし、その後に何人かの方が電話したところ、最終的に使用中止という回答が告げられたとのことです。

今回はたまたまCラボが測定して放射性セシウム含有量が判明しましたが、そうでなければ知らないうちに子供達が食べてしまいます。使用するかしないかも重要ですが、放射能を正しく恐れるためにはまず具体的な測定値を知る必要があります。

放射能摂取によるリスクを被曝家計簿をつけて自己管理していくためにも、全食品の測定体制構築が望まれます。なお、春日井市は食品分析用放射能測定装置3台の購入を予定していると伝えられています。東海地方の他の全ての自治体も追随してもらいたいと思います。

 

2.栃木県産腐葉土から放射性セシウム20900Bq/kg検出

 名古屋市内在住の女性からCラボに持ち込まれた腐葉土から、放射性セシウム20900Bq/kgが検出されました。

 生活クラブ生協会員同士の勉強会でロシア製空間線量計を使って身近な生活空間を測定してみたところ、ベランダにおいた腐葉土の袋の表面で1.48μSv/Hもあることが判明して、Cラボに持ち込まれました。

 名東区のホームセンター・ハイエースで6月に購入したものでした。

 実は新発見ではなく、9月に愛知県農林水産部が業者に回収を依頼(法的根拠が薄くて命令や指示にはならない)した一件で(9月3日ごろに報道された)、それを知らずに使い続けていたというわけです。このことが分かったので、Cラボが愛知県に電話して事情を確認し、その後の経過についても聞き出しました。

 三河地域でJAなどの5店舗、および、名古屋市内の1店舗(ホームセンターハイエース)で4月から8月まで販売されていて、業者は、店舗への貼り紙、ホームページへの掲載などをしたそうです。この6店舗に品物を卸していたのが豊川の太田産業、製造は栃木県の美好園芸です。

 51袋が回収されましたが、残りの500袋は未回収のままだそうです。ホームセンターハイエースに行ってみましたが、すでに貼り紙はなく、また、ホームページでも確認できませんでした。現在は、汚染地域からの商品は扱わないことにしているとのことでしたが、売り場を見ると、太田産業の製品がかなり並び、また、栃木県産「鹿沼土」が並んでいました。

 今後も、食品の測定とともに、この種の商品のモニタリングが必要であることが痛感されました。

 この事件で最も重要なことは、これほど騒がれても政府や地方自治体の測定体制、モニタリング体制が不十分であり、放射能汚染物質が全国に拡散しつつあるということであり、また、そのことが判明した場合も、通り一遍の回収依頼だけで、その後の回収状況の確認などのフォローアップがほとんどなされていないことです。広報の方法も工夫と継続が必要です。

一度新聞に載ったからと言って、きちんと回収が行われるわけではないことが、この事件からわかります。

また、セシウム137半減期は30年であり、腐葉土から畑やプランターに移行した放射能は、作物を経由して再び人体に戻ってくるのです。知らないままで多くの市民が長期間被曝を続けることになります。

 このことについて、改めて愛知県及び取扱業者に対して強く注意を喚起し、対策をおろそかにしないように求めていきたいと思います。また、この種の汚染事件ももとはと言えば東京電力福島第1原発の事故からもたらされたことであり、回収費用や測定費用に対する東京電力による賠償を検討したいと思います。

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