2足のわらじでガンバ!
★無党派・市民派「愛西市議会議員」★
★市民活動「環境&子育て&高齢者&まちづくり」★
吉川みつこの〝気ままではいられない〟日記
▲犬山のまちづくり、視察に行ってきました
大学の先生などまちづくりの専門家、行政職員、市民活動の方々、そして私たち議員といろんな立場の人での視察で、最近、地域創生、まちづくりとかの言葉がよく使われますが、この目的は何だろう?と考えさせられ「る視察でした。
現在、愛西市でも「観光事業」が推進されていますが、何のために「観光」か。その結果、市民は幸せになっているのかをよく見ていかねばならない。観光やまちづくりが、生業(なりわい:生活を営むための仕事)にプラスにならなければならない。そんなことも考えた一日でした。
帰りには、前犬山市長の石田よしひろさん宅に立ち寄り、まちづくりに関する意見交換もさせて頂きました。また、犬山市議の久世さんにもバッタリお会いし、ほっとする時間を過ごさせて頂きました。
どんなルートを回ったか順次写真でご紹介(電車を乗り継ぎ、歩き・・・)
楽田城跡へ
地域の方々のワークショップを重ねに重ねてつくった市民センター
夜中まで利用できます
地域の人で手入れしているそうで、とてもきれい
「復元」であれば、耐震もそれほど気にしなくていいらしい
犬山市のまちづくりの課題は、城下町が賃貸の店舗となってきており、生業(なりわい)という意味やまつりの世代伝承においてどうなのかといった、第?ステージの課題がでてきているとのこと。
真のまちづくりとはなんぞやと、さまざまな意見を聞きながら思いました。
▲愛西市議会活性化協議会「議員定数削減&政務活動費支給」の議論がされています
■ まずは、議会活性化協議会の傍聴を!
議員さえも傍聴できない協議会で、議会改革の議論がされています。
このことは、近隣自治体の議員方々からも「あり得ない!」と苦笑されているのが現状ですが、なかなか改善が進んでいません。
■ 「議員定数削減」と「政務活動費」についての、みつこの考えは
5月8日開催の「愛西市議会活性化協議会」で「議員定数削減」と「政務活動費制度新設」について議論するので、意見があれば出すように言われたので、事前に下記の文書を提出しました。しかし、当日は、3番目の「傍聴を求める部分」は削除されて、配布されたそうです。
(読みやすいように展開します↓)
無会派代表として○○議員に出席していただいていますが、意見が異なりますので、協議会にて1議員の意見として配布いただければ幸いです。
以下、まとめさせていただきましたのでよろしくお願いいたします。
1.政務活動費に関する意見
・ 導入の是非に関する意見 : 政務活動費には賛成ですが、導入の条件として議員報酬の削減を求めます。
(理由) 厳しくなる財政のために議員も痛みを分かち合うべきとか、議会費がふくらんでいるから議員定数削減すべきとの審議がされています。そのような議論がされている中で、政務活動費制度を新設することは矛盾します。「議員定数は減らすべきだが、政務活動費を支給すべき」では説明責任が果たせないと思います。
・ 運用上の課題
広報に使う場合、個人の宣伝的要素、政党の宣伝などの問題があり、ずいぶん前にも豊橋市議会で様々な制限が設けられていると聞いています。また、裁判でも判決が出ており、一層の審議が必要と考えます。
(判決例)
東京高裁(平成22 年11 月判決)
政治家の活動の上で広報活動と宣伝活動は紙一重であって、印刷費用や配布費用のうち政務調査費を充てることができる割合については、事案ごとに合理的な算定をしていくべきである。宣伝的な側面と市政報告的な側面のいずれかが明らかに強いともいえないような広報活動については、その費用の半額については政務調査費から支出することができる。
東京高裁(平成22 年11 月からの引用)
議員の顔写真の大きさは、縦横それぞれが紙面全長の5分の1程度、氏名については通常の題字の大きさと同程度であって、宣伝活動の側面が読者に訴える力は、市政報告の側面よりも明らかに弱く、議員本人の同一性確保の目的が強いということができる。
2.議員定数に削減に関する意見
・ 削減の是非に関する意見 : 経費削減のために定数削減をするのではなく、議員の仕事内容を見直し議員報酬削減をすべき。
(理由) 議員定数削減が議員として身を切る改革とは私には思えません。議会経費削減のためであれば、統合庁舎建設時に議会関係の経費削減に努力すべきであったし、個々の議員報酬を減らすことではないでしょうか。
格差社会が加速している中、市民の暮らしも様々であり、課題も多様化しています。そうした社会だからこそ弱者の声も反映されることが重要であり、様々な立場の議員が選出されることが望ましいと考えます。
しかし、定数を減らせば大きな組織の支援を受けた議員が増え、少数派の弱者意見が市政反映されにくくなることが懸念され、議会にも格差社会の縮図ができます。
よって、定数は減らすのではなく報酬を削減すべきであり、議員としてしなければならない仕事を見直し、式典出席等の活動を削減するなど、仕事を持ちながら議員活動ができる環境を整えるべきであると考えます。
3.活性化協議会の公開について
議会は、議員のものではなく市民のものです。
現在、市民のみならず議員さえも傍聴できない場所で、今後の議会のあり方について議論されていることは、情報公開の精神においても問題ではないでしょうか。行政も議会も公開が原則であり、個人の利益等が侵害されるもの等についてのみ非公開とされるものでありますので、協議会の傍聴を認めることを要望します。
(↑展開ここまで)
5月9日(土)のつぶやき
今日は、午後から小牧や犬山にまちづくりの視察見学に行ってきます。市民活動や地方議員の仲間も一緒です。
犬山の酒蔵、お寺、古民家などなど、犬山市の職員の方が案内して頂いてます。津島市からも職員の方が参加。愛西にも津島にも歴史的なものはたくさんあります。一緒に発掘できるといいですね。 pic.twitter.com/wUk1geyYHT